- 英
- tropicamide
- ラ
- tropicamidum
- 商
- オフミック、サンドール、サンドールMY、サンドールP、ミドリンM、ミドリンP, Mydriacyl
- 関
- ムスカリン受容体
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/10/03 22:44:55」(JST)
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トロピカミド
|
IUPAC命名法による物質名 |
N-ethyl-3-hydroxy-2-phenyl-N- (pyridin-4-ylmethyl) propanamide |
臨床データ |
胎児危険度分類 |
C |
法的規制 |
? |
投与方法 |
点眼 |
薬物動態的データ |
生物学的利用能 |
? |
血漿タンパク結合 |
45% |
代謝 |
? |
半減期 |
? |
識別 |
CAS登録番号 |
1508-75-4 |
ATCコード |
S01FA06 |
PubChem |
CID 5593 |
DrugBank |
DB00809 |
ChemSpider |
5391 |
UNII |
N0A3Z5XTC6 |
KEGG |
D00397 |
ChEMBL |
CHEMBL1200604 |
化学的データ |
化学式 |
C17H20N2O2 |
分子量 |
284.353 g/mol |
トロピカミド(英: tropicamide)とはムスカリン性アセチルコリン受容体阻害薬。Mydriacylなどの商品名で市販されている。
トロピカミドは瞳孔を拡張させる作用があり、水晶体、硝子体液、網膜の検査を容易にするために使用される。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 近視学童における0.5%トロピカマイド点眼による屈折値の変化 (特集 第59回日本臨床眼科学会講演集(2))
- 若年者におけるフェニレフリン・トロピカミド点眼前後の近方視力・瞳孔反応・輻湊
- 浅川 賢,石川 均,堀部 円,陶山 秀夫,魚里 博,清水 公也,袴田 直俊
- 神経眼科 = Neuro-ophthalmology Japan 22(2), 238-245, 2005-06-25
- NAID 10020467858
Related Links
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- ミドリンMとは?トロピカミドの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:病気別版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ミドリンM点眼液0.4%
組成
有効成分
含量(1mL中)
添加物
- エデト酸ナトリウム水和物、塩化ナトリウム、ベンザルコニウム塩化物、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、pH調節剤
禁忌
- 緑内障及び狭隅角や前房が浅いなどの眼圧上昇の素因のある患者[急性閉塞隅角緑内障の発作を起こすおそれがある]
効能または効果
- 診断または治療を目的とする散瞳には1日1回、1回1〜2滴宛、調節麻痺には3〜5分おきに2〜3回、1回1滴宛点眼する。
慎重投与
薬効薬理
散瞳作用2)
- トロピカミドは副交感神経支配の瞳孔括約筋を弛緩させ、散瞳を起こす。0.5%トロピカミド点眼液50μLを白色ウサギに点眼すると約15分後に瞳孔径は最大となり約2時間持続する。
調節麻痺作用3)
- トロピカミドを点眼すると副交感神経支配の毛様体筋(特にMuller筋)を弛緩し、調節麻痺を引き起こす。眼疾患のない7名に0.5%トロピカミド点眼液を1滴ずつ3分毎に3回点眼すると、20〜30分で著明な調節麻痺が起こり以後急速に回復し、2.5時間で90%、24時間では完全に回復する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (2RS)-N-Ethyl-3-hydroxy-2-phenyl-N-(pyridin-4-ylmethyl)propanamide
分子式
分子量
性状
- 本品は白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。
本品はエタノール(95)又はクロロホルムに溶けやすく、水又はジエチルエーテルに溶けにくく、石油エーテルにほとんど溶けない。
本品は希塩酸に溶ける。
本品1.0gを水500mLに溶かした液のpHは6.5〜8.0である。
★リンクテーブル★
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- 53歳の女性。事務職。眼の圧迫感を主訴に来院した。5年前から気管支喘息があり、副腎皮質ステロイド吸入薬を使用している。3年前から夕方になると、眼がかすむことがあった。最近は、書類が見づらくなり眼の痛みを感じることが多い。眼位と眼球運動とに異常を認めない。視力は右1.0(1.2× -0.25D)、左1.2(矯正不能)。眼圧は右22mmHg、左22mmHg。細隙灯顕微鏡検査では前眼部、中間透光体および眼底に異常を認めない。静的量的視野検査で異常は検出されない。涙液分泌検査SchirmerテストI法で右10mm、左10mm。調節幅は両眼ともに2.0Dである。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A055]←[国試_104]→[104A057]
[★]
- 英
- muscarinic receptor antagonist
- 同
- ムスカリン受容体遮断薬、抗ムスカリン様作用薬、antimuscarinic drug
- 関
- ムスカリン受容体、アセチルコリン受容体
- 臭化ブチルスコポラミン scopolamine butylbromide
- 製品名:ブスコパン Buscopan
- チキジウム tiquizium
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トロピカミド、フェニレフリン
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トロピカミド、フェニレフリン
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トロピカミド、フェニレフリン