- 英
- ketoprofen
- 化
- 3-benzoyl hydratropic acid
- 商
- アネオール、エパテック、オルヂス、カピステン、ケトタックス 、ケトプロフェン、セクター、タッチロン、パッペン、パテル、フレストル、ミルタックス、メジェイド、メナミン、モーラス、モーラステープ、ライラ、リフェロン、レイナノン、ロマール
- 関
- 非ステロイド系抗炎症薬、プロピオン酸系
- 貼り薬:経皮吸収性に優れる。光過敏性皮膚炎を起こしやすいので、光が当たる部位への使用を避け、連用を避ける様にする。
WordNet
- nonsteroidal anti-inflammatory drug (trade names Orudis or Orudis KT or Oruvail) (同)Orudis, Orudis KT, Oruvail
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/02 23:40:39」(JST)
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ケトプロフェン
|
IUPAC命名法による物質名 |
(RS)-2-(3-benzoylphenyl)propanoic acid |
臨床データ |
胎児危険度分類 |
C (D in 3rd trimester) |
法的規制 |
POM |
薬物動態的データ |
血漿タンパク結合 |
99% |
半減期 |
2-2.5 hours |
識別 |
CAS登録番号 |
22071-15-4 |
ATCコード |
M01AE03 M01AE17
, M02AA10
|
PubChem |
CID 3825 |
DrugBank |
APRD01059 |
KEGG |
D00132 |
化学的データ |
化学式 |
C16H14O3 |
分子量 |
254.281 g/mol |
ケトプロフェン (ketoprofen) は鎮痛作用および解熱作用を有する非ステロイド性抗炎症薬のプロピオン酸系の一つ。ケトプロフェンは生体でのプロスタグランジンの産生を抑制する。1967年にフランスのローヌ・プーラン社(現 サノフィ・アベンティス社)で合成され[1]、内服薬の他、軟膏剤[1]、ゲル剤、クリーム剤、液剤、パップ剤、テープ剤等の様々な剤形で発売され、一般用医薬品としても販売されている。有害事象として光線過敏症の報告がある。
ウマや他の動物での使用 [編集]
ケトプロフェンはウマや他のウマ科動物で一般的に使用される非ステロイド性抗炎症薬、解熱薬、鎮痛薬。ケトプロフェンは小動物での外科手術における鎮痛薬としても使用される。
脚注 [編集]
- ^ a b 東興薬品工業「医薬品インタビューフォーム:メナミン軟膏3%」2008年1月第1版
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)(主にM01A,M02A,N02BA) |
|
サリチル酸 |
アセチルサリチル酸(アスピリン) Aloxiprin Benorylate Diflunisal エテンザミド サリチル酸マグネシウム サリチル酸メチル Salsalate サリシン サリチルアミド サリチル酸ナトリウム
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Arylalkanoic acids |
ジクロフェナク Aceclofenac Acemetacin Alclofenac Bromfenac Etodolac インドメタシン インドメタシンファルネシル Nabumetone Oxametacin Proglumetacin Sulindac Tolmetin
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2-Arylpropionic acids
(profens) |
イブプロフェン Alminoprofen Benoxaprofen カルプロフェン Dexibuprofen Dexketoprofen Fenbufen フェノプロフェン Flunoxaprofen フルルビプロフェン Ibuproxam Indoprofen† ケトプロフェン Ketorolac ロキソプロフェン Miroprofen ナプロキセン Oxaprozin Pirprofen Suprofen Tarenflurbil チアプロフェン酸
|
|
N-Arylanthranilic acids
(フェナム酸) |
メフェナム酸 フルフェナム酸 メクロフェナム酸 トルフェナム酸
|
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ピラゾリジン誘導体 |
フェニルブタゾン アンピロン アザプロパゾン Clofezone Kebuzone Metamizole Mofebutazone Oxyphenbutazone アンチピリン スルフィンピラゾン
|
|
オキシカム |
ピロキシカム Droxicam ロルノキシカム Meloxicam Tenoxicam Ampiroxicam
|
|
COX-2選択的阻害薬 |
セレコキシブ Deracoxib‡ Etoricoxib Firocoxib‡ Lumiracoxib† Parecoxib Rofecoxib† Valdecoxib†
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スルホンアニリド |
ニメスリド
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局所適用製品 |
Bendazac ジクロフェナク Etofenamate フェルビナク フルルビプロフェン イブプロフェン インドメタシン ケトプロフェン ナプロキセン ピロキシカム スプロフェン
|
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COX-inhibiting nitric oxide donators |
Naproxcinod
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Others |
フルプロクアゾン
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太字はグループで初期に発見された薬物。†承認取消あるいは市場撤退した薬、‡動物用医薬品。
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 外科医のためのトランスレーショナルリサーチ(第15回)自治医科大学先端医療技術開発センターにおける医療用機器および医薬品開発の成果--ブタを用いた研究に日本再生の夢をのせて
- ケトプロフェン外用剤による光線過敏症に係る安全対策について (医薬品・医療機器等安全性情報(No.276))
Related Links
- ケトプロフェン (ketoprofen) は鎮痛作用および解熱作用を有する非ステロイド性抗炎症 薬のプロピオン酸系の一つ。ケトプロフェンは生体でのプロスタグランジンの産生を抑制 する。1967年にフランスのローヌ・プーラン社(現 サノフィ・アベンティス社)で合成され、 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ミルタックスパップ30mg
組成
有効成分
添加物
- N-メチル-2-ピロリドン、l -メントール、ポリアクリル酸部分中和物、ポリアクリル酸ナトリウム、カルメロースナトリウム、ゼラチン、乾燥水酸化アルミニウムゲル、硫酸アルミニウム、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、濃グリセリン、エデト酸ナトリウム水和物、チモール、オキシベンゾン、軽質無水ケイ酸、pH調節剤
禁忌
- 本剤又は本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者(「重要な基本的注意」の項参照)
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛薬等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発するおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
- チアプロフェン酸、スプロフェン、フェノフィブラートならびにオキシベンゾン及びオクトクリレンを含有する製品(サンスクリーン、香水等)に対して過敏症の既往歴のある患者[これらの成分に対して過敏症の既往歴のある患者では、本剤に対しても過敏症を示すおそれがある。]
- 光線過敏症の既往歴のある患者[光線過敏症を誘発するおそれがある。]
効能または効果
- 下記疾患ならびに症状の鎮痛・消炎
- 変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛
- 本剤の使用により重篤な接触皮膚炎、光線過敏症が発現することがあり、中には重度の全身性発疹に進展する例が報告されているので、疾病の治療上の必要性を十分に検討の上、治療上の有益性が危険性を上まわる場合にのみ使用すること。
- 損傷皮膚には本剤を使用しないこと。
慎重投与
- 気管支喘息のある患者[アスピリン喘息患者が潜在しているおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
頻度不明注1)
- ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、顔面浮腫等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。
喘息発作の誘発(アスピリン喘息)
頻度不明注1)
- 喘息発作を誘発することがあるので、乾性ラ音、喘鳴、呼吸困難感等の初期症状が発現した場合は使用を中止すること。なお、本剤による喘息発作の誘発は、貼付後数時間で発現している。
接触皮膚炎
頻度不明注1)
- 本剤貼付部に発現したそう痒感、刺激感、紅斑、発疹・発赤等が悪化し、腫脹、浮腫、水疱・びらん等の重度の皮膚炎症状や色素沈着、色素脱失が発現し、さらに全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化することがあるので、異常が認められた場合には直ちに使用を中止し、患部を遮光し、適切な処置を行うこと。なお、使用後数日を経過してから発現することもある。
光線過敏症
頻度不明注1)
- 本剤の貼付部を紫外線に曝露することにより、強いそう痒を伴う紅斑、発疹、刺激感、腫脹、浮腫、水疱・びらん等の重度の皮膚炎症状や色素沈着、色素脱失が発現し、さらに全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化することがあるので、異常が認められた場合には直ちに使用を中止し、患部を遮光し、適切な処置を行うこと。なお、使用後数日から数ヵ月を経過してから発現することもある。
薬効薬理
- ミルタックスパップ30mgは、至適濃度の薬物を目的とする部位に確実に輸送するドラッグデリバリーシステム(DDS)に基づいて経皮鎮痛消炎効果を発現する0.3%ケトプロフェンパップ剤である。
抗炎症作用3)
- ラットのカラゲニン背部皮膚浮腫及び足浮腫、打撲足浮腫の急性炎症モデルにおいて有意な浮腫抑制作用を示した。またラットの綿球肉芽増殖及びアジュバント関節炎の慢性炎症モデル、モルモットの紫外線紅斑モデルにおいても有意な抗炎症作用を示した。
鎮痛作用3)
- ラットのカオリン・カラゲニン炎症足疼痛及び硝酸銀関節炎の炎症性疼痛モデルにおいて有意な鎮痛作用を示した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (2RS )-2-(3-Benzoylphenyl)propanoic acid
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末である。メタノールに極めて溶けやすく、エタノール(95)又はアセトンに溶けやすく、水にほとんど溶けない。エタノール(99.5)溶液(1→100)は旋光性を示さない。光によって微黄色になる。
融点
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商品
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