- 英
- Torr
- 関
- 圧力
1 torr ≒ 1 mmHg
(1) 760 mmHg = 101325.0144354 Pa
(2)
1 torr = 1 atm(1気圧(標準大気圧)) / 760
1 atm = 101325 Pa = 760 torr
∴ (1)と(2)はわずかに異なる。
WordNet
- a unit of pressure equal to 0.001316 atmosphere; named after Torricelli (同)millimeter of mercury, mm Hg
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/06/02 20:12:47」(JST)
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|
この項目では、単位について説明しています。その他の用法については「トル (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
トル
torr(Torrとしない) |
記号 |
Torr(torrとしない) |
系 |
メートル法 |
量 |
圧力 |
SI |
~133.322 368 Pa |
定義 |
101 325 / 760 Pa[1] |
由来 |
標準大気圧の760分の1の圧力 |
語源 |
エヴァンジェリスタ・トリチェリ |
テンプレートを表示 |
トル(torr、記号: Torr)は、圧力の単位である。トールとも言う。メートル法に基づくが、SI単位ではない。
トルは日本の計量法において正確に101325/760 Paと定義されている[2]。これは標準大気圧の1⁄760という意味である。約7002133322000000000♠133.322 Paである。
現在では、日本においては、1トルは水銀柱ミリメートルと完全に同一の定義である[3]。
この単位の名は、1644年に気圧計の原理を発見したイタリアの科学者、エヴァンジェリスタ・トリチェリに因む[4]。
目次
- 1 分量単位
- 2 単位記号
- 3 歴史
- 4 水銀柱ミリメートルとの関係
- 5 関連項目
- 6 出典
分量単位
トルは国際単位系(SI)の単位ではないが、SI接頭辞をつけた以下の分量単位が使われる。
- ミリトル(mTorr) = 10−3 Torr
- マイクロトル(μTorr) = 10−6 Torr
単位記号
トルの単位記号は、「Torr」である[5]。これは接頭辞や他の単位を伴う場合も同じである(例 mTorr、Torr·L/s)[6]。先頭の文字が大文字であることに注意。これはトルが人名(エヴァンジェリスタ・トリチェリ Evangelista Torricelli)に由来するからである。したがって、ミリトルとマイクロトルの単位記号は、mTorr、μTorr である。
トルは時々、誤って記号"T"で表されることがあるが、これは本来はSI単位テスラの記号であり、混乱を招くので使用すべきではない。"Tor"と書かれることもあるが、これも誤りである。
なお、単位の名称は英語で"torr"と書かれる。この場合は、「Torr」とはしない。
歴史
トリチェリが初の水銀気圧計を公表したとき、かなりの注目を集めた。彼は、気圧について初の現代的な説明をした。科学者は、気圧計の液面の高さの小さな変動をよく知っていた。これらの変動は気圧の変化の徴候として説明され、気象学が生まれた。
時間とともに、0℃における高さ760ミリメートルの水銀柱が与える圧力は、標準的大気圧と等しい考えられるようになった。0℃における高さ1ミリメートルの水銀柱が与える圧力を圧力の単位とし、トリチェリを記念して「トル」と命名された。しかし、重力加速度が高度と緯度によって変わるため、水銀柱の重さが変わり、トルの値が場所によって異なることになる。
1954年の第10回国際度量衡総会で、気圧の定義が改められ、1気圧は正確に7005101325000000000♠101325 Paに等しいと定められた[7]。また、トルは1気圧の1⁄760として再定義された。これは、水銀の密度や重力加速度の測定値から独立した、明確で正確な定義である。
水銀柱ミリメートルとの関係
現今では、日本の計量法は、トルも水銀柱ミリメートルも、定義は全く同じ「101 325/760 パスカル」としている[8]。したがってその数値に違いはない。
関連項目
- 水銀柱ミリメートル
- 単位の換算一覧#圧力・応力
- パスカル
- 気圧
- 水柱メートル
- バール (単位)
圧力の単位
|
パスカル(SI単位) |
バール |
工学気圧 |
気圧 |
トル |
psi |
1 Pa |
≡ 1 N/m2 |
= 10−5 bar |
≈ 10.2×10−6 at |
≈ 9.87×10−6 atm |
≈ 7.5×10−3 Torr |
≈ 145×10−6 psi |
1 bar |
= 100 000 Pa |
≡ 106 dyn/cm2 |
≈ 1.02 at |
≈ 0.987 atm |
≈ 750 Torr |
≈ 14.504 psi |
1 at |
= 98 066.5 Pa |
= 0.980665 bar |
≡ 1 kgf/cm2 |
≈ 0.968 atm |
≈ 736 Torr |
≈ 14.223 psi |
1 atm |
= 101325 Pa |
= 1.01325 bar |
≈ 1.033 at |
≡ p0 |
= 760 Torr |
≈ 14.696 psi |
1 Torr |
≈ 133.322 Pa |
≈ 1.333×10−3 bar |
≈ 1.360×10−3 at |
≈ 1.316×10−3 atm |
≡ 1 mmHg |
≈ 19.337×10−3 psi |
1 psi |
≈ 6894.757 Pa |
≈ 68.948×10−3 bar |
≈ 70.307×10−3 at |
≈ 68.046×10−3 atm |
≈ 51.7149 Torr |
≡ 1 lbf/in2 |
出典
- ^ 計量単位令別表第6 項番11、生体内の圧力の計量、トルの欄
- ^ 計量単位令別表第6 項番11、生体内の圧力の計量、トルの欄
- ^ 計量単位令別表第6 項番11、生体内の圧力の計量、トルの欄及び項番12、血圧の計量の欄、水銀柱ミリメートル
- ^ 水銀ではなく水を使った、最新の気圧計に類似した装置は、1640年代前半に何人かの科学者によって研究されていた(History of the Barometerを参照)。トリチェリによる気圧計の原理の説明は、1644年6月11日の日付のあるミケランジェロ・リッチあての手紙で初めて示されている。
- ^ 計量単位規則 別表第4、生体内の圧力の計量、トルの欄
- ^ “Rules and style conventions”. NIST. 2012年9月29日閲覧。
- ^ BIPM – Resolution 4 of the 10th CGPM
- ^ 計量単位令 別表第6(第5条関係)項番11及び項番12
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- トルコ中等教育における社会学の制度化とデュルケーミアン・ズィヤ-ギョカルプ
- 追手門学院大学社会学部紀要;Bulletin of the Faculty of Sociology, Otemon Gakuin University 11, 81-103, 20170330-00-00
- NAID 120006010680
- ネットワーク上での特徴量分布を考慮したアノテーション付与法
- プライバシを考慮したスマートフォン向け回遊場所推薦システム
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アトルバスタチン錠5mg「サンド」
組成
有効成分
含量(1錠中)
添加物
- 乾燥炭酸ナトリウム、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、クロスカルメロースナトリウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ヒプロメロース、マクロゴール400、酸化チタン、三二酸化鉄
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 肝代謝能が低下していると考えられる以下のような患者
急性肝炎、慢性肝炎の急性増悪、肝硬変、肝癌、黄疸[他社が実施した臨床試験において、肝硬変患者では、アトルバスタチンの血漿中HMG-CoA還元酵素阻害活性体濃度が健康成人に比べて上昇した(AUCで4.4〜9.8倍)成績がある。したがって、これらの患者では本剤の血漿中濃度が上昇し、副作用の発現頻度が増加するおそれがある。また、本剤は主に肝臓において作用し代謝されるので、肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- テラプレビルを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 適用の前に十分な検査を実施し、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症であることを確認した上で本剤の適用を考慮すること。
- 家族性高コレステロール血症ホモ接合体については、LDL-アフェレーシス等の非薬物療法の補助として、あるいはそれらの治療法が実施不能な場合に本剤の適用を考慮すること。
・高コレステロール血症
- 通常、成人にはアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日20mgまで増量できる。
・家族性高コレステロール血症
- 通常、成人にはアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日40mgまで増量できる。
慎重投与
- 肝障害又はその既往歴のある患者、アルコール中毒の患者[本剤は主に肝臓において作用し代謝されるので、肝障害を悪化させるおそれがある。また、アルコール中毒の患者は、横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。]
- 腎障害又はその既往歴のある患者[横紋筋融解症の報告例の多くが腎機能障害を有する患者であり、また、横紋筋融解症に伴って急激な腎機能の悪化が認められている。]
- フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等)、免疫抑制剤(シクロスポリン等)、ニコチン酸製剤(ニセリトロール等)、アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール等)、エリスロマイシンを投与中の患者[一般にHMG-CoA還元酵素阻害剤との相互作用により横紋筋融解症があらわれやすい。(「相互作用」の項参照)]
- 糖尿病の患者[糖尿病を悪化させることがある。]
- 甲状腺機能低下症の患者、遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィー等)又はその家族歴のある患者、薬剤性の筋障害の既往歴のある患者[横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
横紋筋融解症、ミオパチー(頻度不明)
- 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止すること。また、ミオパチーがあらわれることがあるので、広範な筋肉痛、筋肉圧痛や著明なCK(CPK)の上昇があらわれた場合には投与を中止すること。
劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸(頻度不明)
- 定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
過敏症(頻度不明)
- 血管神経性浮腫、アナフィラキシー反応、蕁麻疹を含む過敏症状があらわれたとの報告があるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症(頻度不明)
- 無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど十分な観察を行い、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、多形紅斑(頻度不明)
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、多形紅斑等の水疱性発疹があらわれたとの報告があるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
高血糖、糖尿病(頻度不明)
- 高血糖、糖尿病があらわれることがあるので、口渇、頻尿、全身倦怠感等の症状の発現に注意するとともに、定期的に検査を行うなど十分な観察を行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
間質性肺炎(頻度不明)
- 間質性肺炎があらわれることがあるので、長期投与であっても、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- アトルバスタチンカルシウム水和物は、コレステロール生合成の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素を選択的に阻害することによってコレステロールの生合成を抑制する。5)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- アトルバスタチンカルシウム水和物
(Atorvastatin Calcium Hydrate)
化学名
- Monocalcium bis{(3R,5R)-7-[2-(4-fluorophenyl)-5-(1-methylethyl)-3-phenyl-4-(phenylcarbamoyl)-1H-pyrrol-1-yl]-3,5-dihydroxyheptanoate}trihydrate
分子式
分子量
性 状
- 白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。
メタノールに極めて溶けやすく、ジメチルスルホキシドに溶けやすく、水又はエタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
光によって徐々に黄白色となる。
★リンクテーブル★
[★]
- 生理学での圧力の単位には以下のようなものが使われている。
- 例えば、気体の分圧、血圧、浸透圧の大きさを表現するために使われている。
mmHgとtorr
- 厳密には異なる → トル
mmHgとmmH2O
Wikiによれば
1 [mH2O] = 9.80665 [m/s2] × 1000 [kg/m3] × 1 [m] = 9806.65 [Pa]
ゆえに
1 [cmH2O] = 9.80665 [m/s2] × 1000 [kg/m3] × 1 [mm] = 98.0665 [Pa]
1 [mmH2O] = 9.80665 [m/s2] × 1000 [kg/m3] × 1 [mm] = 9.80665 [Pa]
また
133.322 [Pa]=1 [torr] ≒ 1 [mmHg]~
よって
1 [mmHg] = 1.35951 [cmH2O] = 13.5951 [mmH2O]};
これはHgの密度を反映している
生体内の圧力
- http://www8.ocn.ne.jp/~halfboil/note/not-03.html
正常血圧
|
120/80mmHg
|
SpO2=98%
|
CVP 中心静脈圧
|
4-8 mmHg
|
50-100mmH2O
|
SpO2=70-75%
|
RA右房圧
|
6mmHg
|
SpO2=75%
|
LA左房圧
|
10/0mmHg
|
SpO2=95%
|
RV右室圧
|
20/0mmHg
|
SpO2=75%
|
LV左室圧
|
110/10mmHg
|
SpO2=95%
|
PA肺動脈圧
|
20/10mmHg
|
SpO2=75%
|
Ao 大動脈圧
|
110/70mmHg
|
SpO2=95%
|
PAWP肺動脈楔入圧
|
10-12mmHg
|
SpO2=100%
|
PaO2動脈酸素分圧
|
100-80mmHg
|
|
PaCO2動脈炭酸ガス分圧
|
45+-5mmHg
|
|
頭蓋内圧ICP intracranial pressure
|
6-12mmHg
|
120-180mmH2O
|
髄液圧
|
|
20-40mmH2O
|
門脈圧PVP
|
|
80-180mmH2O
|
胸腔内圧
|
|
正常眼圧
|
15±5mmHg
|
|
- 肺毛細管圧:8-10 mmHg (SAN.192)
- 肺静脈圧:4-5 mmHg (SAN.192)
[★]
商品名
会社名
成分
薬効分類
- -抗悪性腫瘍剤- ヒト化抗ヒトPD-1モノクローナル抗体
薬効
- 根治切除不能な悪性黒色腫 を効能・効果とする新有効成分含有医薬品
【希少疾病用医薬品】
[★]
- 英
- o-toluidine poisoning
- 同
- 2-メチルベンゼンアミン中毒 2-methylbenzenamine poisoning、2-アミノトルエン中毒 2-aminotoluene poisoning、2-メチルアニリン中毒 2-methylaniline poisoning
- 関
- オルトトルイジン
[★]
- 英
- (aj
- (aj,abrv)extended-spectrum
- 関
- 広域スペクトル、広域