フルボキサミン
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ルボックス
- ルボックス(Luvox®) - 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる抗うつ薬の一種、フルボキサミンの商品名。→ フルボキサミン
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 構造モデルに基づく塩基配列からのboxC/D型snoRNA遺伝子検出法
- 山森 一人,薛 晨,岩切 淳一,剣持 直哉,吉原 郁夫
- 情報処理学会論文誌. 数理モデル化と応用 6(1), 79-89, 2013-03-12
- 本論文では,boxC/D型snoRNAの一次構造,および二次構造を考慮した構造モデルに基づき,同遺伝子を高精度に検出する手法を提案する.機能性RNAの1つであるboxC/D型snoRNAは真核生物の核小体内に存在し,リボソームRNAなどのメチル化などに関与すると考えられている.RNA修飾の意義はよく分かっておらず,機能性RNAの役割を明らかにするためにも,より多くの機能性RNA遺伝子を発見すること …
- NAID 110009552321
- 青少年女子のメールボックス利用の実態 : 9名の女子中高生の半構造化面接結果と考察
- 加藤 千枝
- 社会情報学 1(2), 109-121, 2012-12-31
- … 本研究では青少年女子のメールボックス利用実態を明らかにすることを目的として,女予中高生9名に対し,半構造化面接を実施した。 … その結果,青少年女子は主に「同集団他者」や「他集団他者」との関係形成の為にメールボックスを利用していることが明らかとなった。 …
- NAID 110009562040
- 精子と卵の起源にせまる : 群体性ボルボックス目藻類の有性生殖 (特集 緑色藻類の性)
Related Links
- 成分(一般名) : フルボキサミン マレイン酸塩 製品例 : ルボックス錠25~50~75、デプロメール錠25~50~75 ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 神経系用剤(含む別用途)/抗うつ剤(SSRI)/選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)
- ルボックスはアッヴィが製造販売するフルボキサミンマレイン酸塩です。効果効能はうつ病・うつ状態[フルボキサミンマレイン酸塩,パロキセチン塩酸塩水和物(パキシルCRを除く)のみの適応症]強迫性障害,社会不安障害 ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ルボックス錠25
組成
有効成分(1錠中)
添加物
- 部分アルファー化デンプン,無水リン酸水素カルシウム,トウモロコシデンプン,酸化チタン,バレイショデンプン,ヒプロメロース,マクロゴール6000,黄色三二酸化鉄,カルナウバロウ,その他1成分
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- モノアミン酸化酵素阻害剤〔選択的B型モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩)を含む〕を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- チオリダジン,ピモジド,チザニジン塩酸塩,ラメルテオンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 抗うつ剤の投与により,24歳以下の患者で,自殺念慮,自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため,本剤の投与にあたっては,リスクとベネフィットを考慮すること.(「その他の注意」の項参照)
- 社会不安障害の診断は,DSM-IV※に基づき慎重に実施し,診断基準を満たす場合にのみ投与すること.
※DSM-IV:American Psychiatric Association(米国精神医学会)のDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders,4th edition(DSM-IV精神疾患の診断・統計マニュアル)
- 通常,成人にはフルボキサミンマレイン酸塩として,1日50mgを初期用量とし,1日150mgまで増量し,1日2回に分割して経口投与する.なお,年齢・症状に応じて適宜増減する.
- 本剤の投与量は必要最小限となるよう,患者ごとに慎重に観察しながら調節すること.
慎重投与
- 肝障害のある患者[本剤のAUCが増大又は半減期が延長する.]
- 重篤な腎障害のある患者[排泄が遅延するおそれがある.]
- てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を起こすことがある.]
- 自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者,自殺念慮のある患者[自殺念慮,自殺企図があらわれることがある.]
- 躁うつ病患者[躁転,自殺企図があらわれることがある.]
- 脳の器質的障害又は統合失調症の素因のある患者[精神症状を増悪させることがある.]
- 衝動性が高い併存障害を有する患者[精神症状を増悪させることがある.]
- 心疾患のある患者[房室ブロック,心室頻拍等があらわれたとの報告がある.(「高齢者への投与」の項参照)]
- 出血性疾患の既往歴又は出血性素因のある患者[出血傾向が増強するおそれがある.]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
痙攣,せん妄,錯乱,幻覚,妄想
- 痙攣(頻度不明),せん妄,錯乱,幻覚,妄想(各0.1〜5%未満)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には,投与を中止し,適切な処置を行うこと.
意識障害
- 意識レベルの低下・意識消失等の意識障害(頻度不明)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
ショック,アナフィラキシー様症状
- ショック,アナフィラキシー様症状(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与を中止し,適切な処置を行うこと.
セロトニン症候群
- セロトニン症候群(頻度不明)があらわれることがあるので,錯乱,発熱,ミオクロヌス,振戦,協調異常,発汗等の副作用が発現した場合は投与を中止し,水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと.なお,セロトニン作用薬との併用において,昏睡状態となり,急性腎不全へと移行し,死亡した例が報告されている.
悪性症候群
- 向精神薬(抗精神病薬,抗うつ薬等)との併用により,悪性症候群(頻度不明)があらわれることがあるので,無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合は,投与を中止し,体冷却,水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと.本症発症時には,白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある.なお,高熱が持続し,意識障害,呼吸困難,循環虚脱,脱水症状,急性腎不全へと移行し,死亡した例が報告されている.
白血球減少,血小板減少
- 白血球減少,血小板減少(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので,血液検査等の観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
肝機能障害,黄疸
- AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP,総ビリルビン等の著しい上昇を伴う肝機能障害,黄疸(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので,肝機能検査等の観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
- 低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム増加,高張尿,意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(頻度不明)があらわれることがあるので,食欲不振,頭痛,嘔気,嘔吐,全身けん怠感等があらわれた場合には電解質の測定を行い,異常が認められた場合には,投与を中止し,水分摂取の制限等の適切な処置を行うこと.
薬効薬理
抗うつ作用13)14)
- 強制水泳法及び尾懸垂法において,デシプラミンと同様の効果を示した(60mg/kg,p.o.,マウス).
抗強迫性障害作用15)
- 不安障害動物モデルのうち,抗強迫性障害作用も検出できるとされているガラス玉覆い隠し試験において,ガラス玉覆い隠し行動(強迫行動)を強く抑制した(60mg/kg,p.o.,マウス).
5-HT2C受容体作動薬による自発運動量減少に対する作用16)
- セロトニン5-HT2C受容体作動薬のm-chlorophenylpiperazineが誘発するラットの自発運動量の減少に対して,単回投与(90mg/kg,p.o.)では影響しなかったが反復投与(30mg/kg,p.o.,21日間)で抑制効果を示した.
作用機序17)18)
- 本薬はセロトニンの再取り込みを選択的に阻害する.ノルアドレナリン及びドパミン取り込み阻害に対する選択性をIC50の比で表すとそれぞれ130及び160と,他の抗うつ薬とは明確に異なっている(ラット脳シナプトソーム,図2).なお,各種神経伝達物質受容体にはほとんど親和性を示さず,モノアミン酸化酵素阻害作用も示さなかった.
図2 セロトニンとノルアドレナリン及びドパミンの相対的取り込み阻害活性
- (注)デシプラミンは販売中止品,フルオキセチンは国内未発売品
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- フルボキサミンマレイン酸塩
(Fluvoxamine Maleate)[JAN]
化学名
- 5-Methoxy-1-[4-(trifluoromethyl)phenyl]pentan-1-one(E)-O-(2-aminoethyl)oxime monomaleate
分子式
分子量
融点
分配係数
- (1−オクタノール/水系,25℃)(有効成分に関する理化学的知見の表参照)
性状
- フルボキサミンマレイン酸塩は白色の結晶性の粉末である.
エタノール(99.5)に溶けやすく,水にやや溶けにくい.
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 抗精神病薬
商品
[★]
- 英
- fluvoxamine FLVX
- 化
- マレイン酸フルボキサミン fluvoxamine maleate
- 商
- ルボックス、デプロメール
- 関
- セロトニン、セロトニン受容体
- 精神神経用剤
-
禁忌
副作用
- 安全性評価対象例712例中306例(43.0%)、690件の副作用が認められた。内訳は副作用症状256例(36.0%)、522件、臨床検査値異常86例(12.1%)、168件であった。
- 主なものは嘔気・悪心84件(11.8%)、口渇51件(7.2%)、便秘36件(5.1%)等の消化管障害、眠気69件(9.7%)、めまい21件(2.9%)等の精神神経系障害、怠感23件(3.2%)等の一般的全身障害、ALT(GPT)上昇31件(4.4%)、AST(GOT)上昇20件(2.8%)等の臨床検査値異常であった。(承認時:1999年4月)
添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179039F1036_1_30/
[★]
- ラ
- Volvox
- 関
- Volvox属、ボルボックス目
[★]
- ラ
- Volvocida
- 関
- ボルボックス属