ニトログリセリン
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Japanese Journal
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- ミオコールスプレー0.3mg(狭心症の発作をしずめるお薬です。 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 服用上の注意 口を大きく開けて息を止めた状態で舌の下に噴霧して下さい。血圧低下や頭痛により注意力 ...
- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 ミオコール静注1mg (後発品) Myocor inj.1mg トーアエイヨー 2171403A1064 98円/管 劇薬 , 処方箋医薬品 ミオコール静注5mg (後発品) Myocor inj.5mg トーアエイヨー
- ミオコール点滴静注50mg,ニトログリセリン注射液 医薬品情報 サイト イーファーマ(トップ) >品名索引(み) >現表示ページ >薬効名索引(循環器官用薬) 商品名 ミオコール点滴静注50mg 薬品情報 添付文書情報 成分一致薬品 ページを印刷 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ミオコールスプレー0.3mg
組成
成分・含量
- 1g中ニトログリセリン6.5mg(1噴霧中ニトログリセリン0.3mg)
添加物
禁忌
- 重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者
[血管拡張作用により更に血圧を低下させ、症状を悪化させるおそれがある。]
- 閉塞隅角緑内障の患者
[眼圧を上昇させるおそれがある。]
- 頭部外傷又は脳出血のある患者
[頭蓋内圧を上昇させるおそれがある。]
- 高度な貧血のある患者
[血圧低下により貧血症状(めまい、立ちくらみ等)を悪化させるおそれがある。]
- 硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)を投与中の患者
[本剤とこれらの薬剤との併用により降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある。「相互作用」の項参照]
効能または効果
- 通常、成人には、1回1噴霧(ニトログリセリンとして0.3mg)を舌下に投与する。
なお、効果不十分の場合は1噴霧を追加投与する。
(使用法)
- 本剤の使用に当たっては、十分な効果を得るために正しく使うことが大切である。
- オーバーキャップを押し開ける。
- 初めて使用する場合は、容器を立てた状態で6?7回空噴霧する。また、しばらく(約1ヵ月)使用していない場合、あるいは横にしたり逆さまの状態で保管・携帯した場合は、使用前に容器を立てた状態で数回空噴霧をして、十分な薬液が出ることを確認の上、使用する。
- 噴霧孔をできるだけ口へ近づける(容器を持つ指があごにつくまで)。残量が少なくなると、傾けた状態では正確に噴霧されないことがあるので、なるべく容器は垂直に立てて持つ。
なお、寝ている場合は頭を少し起こしてから使用する。
図.ミオコールスプレー0.3mgの噴霧例
- 舌を上げ、上あごにつけてから口を開け、息を止めた状態で舌下(舌の裏側)に向けて噴霧ボタンを1回押し、口を閉じる。このとき、深く吸い込まないこと。
- 使用後はオーバーキャップを閉じる。
(医師・薬剤師等へのお願い)
- 患者に添付の患者用説明書(ミオコールスプレー0.3mgを使用される方へ)の内容をご説明の上、その文書を必ずお渡し願います。また、用法・用量を厳重に守るようご指導願います。
慎重投与
- 低血圧の患者
[血管拡張作用により更に血圧を低下させるおそれがある。]
- 心筋梗塞の急性期の患者
[血圧を低下させるおそれがある。]
- 原発性肺高血圧症の患者
[心拍出量が低下しショックを起こすおそれがある。]
- 肥大型閉塞性心筋症の患者
[心室内圧較差の増強をもたらし、症状を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
血行動態に及ぼす作用
- 無麻酔犬の舌下に本剤を1、2又は3噴霧したとき、噴霧後直ちに用量依存的な収縮期血圧の低下、脈圧の減少及び心拍数の増加が認められた。6)
冠動脈拡張作用
- 虚血性心疾患患者に本剤を1又は2噴霧したとき、非投与群に比較して有意な冠動脈径の拡張が認められた。7)
運動耐容量の増加作用
- 労作狭心症患者を対象としたトレッドミル運動試験において、本剤1噴霧はプラセボに比較して、薬剤投与から運動終了までの時間を有意に延長した。8)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- Glyceryl trinitrate又は1,2,3-Propanetriol trinitrate
分子式
分子量
性状
- ニトログリセリンは、常温では無色澄明の粘稠性の液体で、味は甘く灼熱感があり、衝撃により爆発する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- vasodilator、vasodilatator
- 関
- 血管拡張薬
商品
[★]
- 英
- nitroglycerin NTG, glycerol trinitrate, GTN
- ラ
- nitroglycerinum
- 商
- ニトロダーム、バソレーター、ミオコール、ジドレン、ニトロペン、ミニトロテープ、ミリステープ、ミリスロール、メディトランステープ
- 関
- 血管拡張剤
薬理作用
- 血管平滑筋への直接作用により、特に冠血管を拡張し心筋への酸素供給を増加し、また末梢血管を拡張して前負荷および後負荷を低下させ、心仕事量を軽減する。
- 還流静脈血量が減少するので、拡張期の心室血液量は減少(decreased right and left ventricular filling)
- [低用量]特に静脈を拡張させる → 前負荷の軽減。血管抵抗は不変なので前負荷が減少した分、心拍出量が低下する。動脈の拡張は冠状動脈、顔面の血管、髄膜の細血管でおこる。後者2者は副作用(顔面の紅潮、頭痛)を来す機序と関係。(PHD.414)
- [高用量]全身の細動脈と細静脈を拡張させる。これにより低血圧となり頻脈をおこす。けど、心不全の患者の場合はこれは起こらない(後負荷↓→十分なCO→交感神経緊張↓)。(PHD.414)
適応