- 英
- common bile duct (Z), CBD
- ラ
- ductus choledochus, ductus biliaris
- 関
- 胆管系、胆嚢、肝臓、オッディ括約筋
解剖
胆管
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/12/08 20:55:34」(JST)
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胆管周辺の模式図
en:Liver:肝臓、RHD(Right hepatic duct): 右肝管、LHD(Left hepatic duct):左肝管、CHD(en:Common hepatic duct):総肝管、en:Cystic duct:胆嚢管、en:Common bile duct:
総胆管、en:Gall Bladder:胆嚢、en:Sphincter of Oddi:オッディ括約筋、en:Ampulla of Vater:ファーター膨大部、en:Pancreatic duct:膵管、en:Pancreas:膵臓、en:Duodenum:十二指腸
総胆管(そうたんかん、英: common bile duct)は、総肝管と胆嚢管との合流部から十二指腸までを結ぶ導管である。胆道の最も下流にあたる部分で、肝管および胆嚢からの胆汁を十二指腸へ流す役割を担う。総胆管は胆嚢管との合流部から十二指腸の背側を下行し、膵頭部を貫いて十二指腸に入る。総胆管の先は乳頭部胆管となり、主膵管と合流して十二指腸乳頭部に開口する。乳頭部にはOddi括約筋と呼ばれる筋組織が存在し、胆汁の排出を制御するとともに腸液の逆流を防いでいる。
関連項目[編集]
追加の画像[編集]
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腹腔神経節およびそこから腹部臓器へ放射状に伸びる交感神経叢
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 寺内 厳織,鈴木 一義,須田 季晋,片山 裕視,草野 祐実,北濱 彰博,関山 達彦,豊田 紘二,玉野 正也,山岸 秀嗣
- Dokkyo journal of medical sciences 40(1), 73-78, 2013-03-25
- … 80 歳,女性.急性膵炎の診断で入院した際の腹部CT と超音波検査で,胆嚢に3.6 cm 大の腫瘍を認めた.MRCP で膵・胆管合流異常症の合併は否定された.膵炎軽快後に胆嚢腫瘍の診断で腹腔鏡下胆嚢摘出術が施行された.病理診断は胆嚢癌であり,腫瘍表面は脆弱性で一部に脱落と考えられる所見を認めた.本症例は,腫瘍片が総胆管へと脱落することによって惹起された急性膵炎によって診断された稀な胆嚢癌と思われた. …
- NAID 110009561255
- 22. 絞扼性イレウスによりY脚消失,および短腸症候群となった総胆管拡張症術後の1例の治療戦略(一般演題,第47回日本小児外科学会関東甲信越地方会)
- 当院における超高齢者の総胆管結石症に対する治療方針の検討
- 真田 香澄,島本 真里,影山 真理,平田 祐一,白川 敦史,岡田 雄介,中瀬 浩二朗,萬代 晃一朗,鈴木 安曇,森川 宗一郎,河村 卓二,河端 秀明,盛田 篤広,宮田 正年,田中 聖人,宇野 耕治,安田 健治朗
- 京都第二赤十字病院医学雑誌 = Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital 33, 39-45, 2012-12-00
- … 総胆管結石のため当院に入院し内視鏡的結石除去術あるいは内視鏡的胆管ステント留置術を試みた85 歳以上の182 例について検討した.内視鏡的に完全切石した症例(66 例)を完全切石群とし,完全切石を行わず,胆管ステントを留置して経過観察している症例(116 例)をステント留置群とした.両群の平均入院期間は19 日および16 日であった.経過観察が可能であった症例での検討では,両群ともに約半数に再発を認 …
- NAID 120005156038
Related Links
- 総胆管結石症と内視鏡による結石治療について。治療を受けるにあたって知りたいこと・知っておいていただきたいこと。監修:京都第二赤十字病院 副院長 安田 健治朗 先生
- 胆道結石は、症状が全くない場合もありますが、結石が胆嚢の出口や胆管の十二指腸への出口に嵌(はま)ってしまうと、痛みが生じます(図2)。また、脂っこいものを食べた後に心靴窩部(みぞおち)や右季肋部(みぞおちの右)が ...
- 腹部に4ヶ所〈1cm ~ 0.5cm〉の穴を開け炭酸ガスでお腹を膨らませます。 胆嚢の石が総胆管に落ちたと考えられる場合 胆嚢管(胆嚢と総胆管をつなぐ管)から胆道鏡を挿入し,総胆管内の結石を除去する(経胆嚢管的切石)。
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★リンクテーブル★
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- 20歳の男性。上腹部痛があり、近医での超音波検査で胆道系の異常を指摘されて来院した。腹部身体所見で腫瘤を触知しない。ERCPと腹部造影CTとを以下に示す。
- 認められる所見はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [095D027]←[国試_095]→[095D029]
[★]
- 20歳の男性。上腹部痛があり、近医での腹部超音波検査で異常を指摘され来院した。腹部に腫瘤を触知しない。ERCP写真と腹部造影CTとを以下に示す。
- みられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [101G028]←[国試_101]→[101G030]
[★]
- 胆道疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E036]←[国試_106]→[106E038]
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[正答]
※国試ナビ4※ [109E012]←[国試_109]→[109E014]
[★]
[正答]
E
コレステロール結石
|
ビリルビン結石
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放射状割面
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層状割面
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胆嚢結石
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肝内結石・胆管結石
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- 45歳の男性。眼球結膜の黄染に気付き来院した。画像診断で総胆管の完全閉塞を認める。この病態でみられないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095F002]←[国試_095]→[095F004]
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- 英
- gallbladder (Z)
- ラ
- vesica fellea
解剖
- 胆嚢径:長径8cm x 短径4cm以下
- 胆嚢壁:3mm以下
胆管
血管
動脈
- 後上膵十二指腸動脈と胃十二指腸動脈が十二指腸後部の胆管に血液を送る
- 胆嚢動脈が胆管の近位部に血液を送る
- 右肝動脈が胆管の中部に血液を送る
静脈
壁構造
胆嚢の収縮
臨床関連
胆嚢の徴候
胆嚢壁の肥厚
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- major duodenal papilla (M,Z)
- ラ
- papilla duodeni major
- 同
- ファーター乳頭 Vater乳頭 Vater's papilla papilla of Vater、ファーテル乳頭
- 関
- 主膵管、総胆管、胆膵管膨大部括約筋、小十二指腸乳頭、十二指腸乳頭
[★]
- 英
- cystic duct (KH,Z)
- ラ
- ductus cysticus
- 関
- 胆管系、総胆管、胆道
- 胆嚢頚部~総肝管・総胆管の合流部(三管合流部)をつなぐ管
[★]
[★]
総胆管
- 関
- choledochal、common bile duct
[★]
- 英
- choledocholithiasis、common bile duct calculi、choledocholith
- 関
- 胆石、総胆管結石症、胆汁結石
[show details]
国試
[★]
- 英
- choledocholithotomy
- 関
- 総胆管截石術、総胆管結石摘出術
[★]
- 英
- choledochojejunostomy
- 関
- 総胆管空腸吻合術
[★]
- 英
- choledochojejunostomy
- 関
- 総胆管空腸吻合
[★]
- 英
- choledocholithiasis
- 関
- 総胆管結石
[★]
- 英
- bile duct (Z), biliary tract
- 同
- 胆汁路
- 関
- 肝内胆管、肝外胆管
胆管径
- 腹部超音波テキスト 第1版 p.169
- 胆摘後では肝外胆管が10mm以上になりうる
- 加齢によって太くなる
- 胆嚢炎:8.7±1.7
- 胆石:11±3.3
- 胆嚢切除後:9.5±2.6
- 膵炎:9.8±2.2
- 膵癌:14.0±2.8
- リンパ腫:9.5±2.6
- 十二指腸疾患(十二指腸炎、十二指腸潰瘍、十二指腸瘢痕):8.4±1.0
[★]
- 英
- duct、tube、canal、pipe
- ラ
- ductus、vas、meatus
- 関
- 水路、チューブ、導管、道管、卵管、道