- 35歳の男性。人間ドックの腹部超音波検査で異常を指摘され来院した。身長172cm、体重80kg。腹部に異常を認めない。血液所見:赤血球450万、Hb14.8g/dl、白血球6,800。血清生化学所見:AST24IU/l、ALT53IU/l、γ-GTP84IU/dl(基準8~50)。腹部超音波写真を以下に示す。検査中、体位による病変の移動はみられなかった。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101G029]←[国試_101]→[101G031]
★リンクテーブル★
[★]
- 8か月の乳児。不機嫌と哺乳不良とを主訴に来院した。数日前から鼻汁があったが機嫌は良好であった。10時間前から急に不機嫌になりミルクを嘔吐するようになった。心音と呼吸音とに異常を認めない。右上腹部に腫瘤を触知する。
- 腹部超音波写真を以下に示す。次に行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101G030]←[国試_101]→[101G032]
[★]
- 20歳の男性。上腹部痛があり、近医での腹部超音波検査で異常を指摘され来院した。腹部に腫瘤を触知しない。ERCP写真と腹部造影CTとを以下に示す。
- みられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [101G028]←[国試_101]→[101G030]
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- 英
- gallbladder polyp
概念
- 胆嚢内腔に突出した限局性隆起性病変に対する臨床的、肉眼的名称
- 大部分がコレステロールポリープであり、無症状の事が多い。
分類
形状
良性病変
悪性病変
ガイドライン
- 胆嚢ポリープが10mm以上で、かつ画像上増大傾向を認める場合、または大きさにかかわらず広基性の場合,胆嚢癌の頻度が高く,胆嚢摘出術が推奨される。(推奨度B) (参考1)
参考
- 1. 胆道癌診療ガイドライン 07年 CQ-4 胆嚢ポリープに対する胆嚢摘出術は必要か?
- http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0058/1/0058_G0000159_0013.html
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