- 英
- duodenal papilla
- ラ
- papilla duodeni
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/07/27 15:47:28」(JST)
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ファーター乳頭 |
|
ラテン語 |
papilla duodeni major |
英語 |
Major duodenal papilla |
ファーター乳頭(ファーターにゅうとう、papilla Vater)とは、主膵管と総胆管が合流した共通管が十二指腸下行部に開口している部分のこと。十二指腸乳頭部 (Major duodenal papilla)、大十二指腸乳頭とも呼ばれる。副膵管はファーター乳頭の2~3cm口側に開口する。
関連項目
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Japanese Journal
- 症例報告 内視鏡的十二指腸乳頭拡張術が有効であった乳頭括約筋機能不全の一例
- 北里大学東病院CPC 第66回 十二指腸乳頭部癌の一例
Related Links
- 十二指腸(じゅうにしちょう、Duodenum)は、胃と小腸をつなぐ消化管である。全体の形 はC字状で長さは約25cm。十二指腸の名は、ターヘル・アナトミアを解体新書として和訳 刊行された際に、新たに作られた医学用語のひとつである。ラテン語では本来 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 胆道疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E036]←[国試_106]→[106E038]
[★]
- 英
- parapapillary diverticulum, juxtapapillary duodenal diverticulum JPD
- 関
- 十二指腸、憩室、十二指腸乳頭、十二指腸憩室、Lemmel症候群
- 十二指腸憩室のうち、特に十二指腸乳頭近傍でみられる物をいう。胆道結石との関連で注目されている。
傍乳頭憩室
- 傍乳頭憩室は肝胆膵疾患を高率に合併することが臨床的特徴とされている。逆に,総胆管結石症には憩室を合併する頻度が高く,胆管結石生成との関連より注目され,外科治療上の問題点となっている。そのメカ
ニズムには憩室の拡張による胆道への影響,乳頭炎などが考えられているが,その詳細は明らかにされておらず,乳頭機能についても機能不全を有する,あるいは有きないという相反する報告が見られ一定の見解が
得られていないのが現状である。(参考1より抜粋)
参考
- 1. [free PDF]術中胆道内圧測定からみた傍乳頭憩室合併総胆管結石症の病態と治療
- 永野 靖彦,関戸 仁,吉本 昇,藤井 義郎,長堀 薫,渡会 伸治,嶋田 紘
- 日本消化器外科学会雑誌 34(6), 539-543, 2001-06-01
- … 対象 : 傍乳頭憩室合併総胆管結石症に対する胆道負荷手術の適応を十二指腸負荷胆道内圧測定法より検討した. … 傍乳頭憩室合併例は17例で, これらには十二指腸内圧負荷(20cmH_2O)による胆道内圧測定を施行した. … 結果 : (1)傍乳頭憩室合併例ではP値が8.40±2.91cmH_2Oであり, 非合併例の15.67±6.74cmH_2Oに比較して有意に低下していた. …
- NAID 110001341087
- 2. [free PDF]0ddi括約筋内圧からみた傍乳頭憩室症の病態生理学的検討
- 富田 涼一,越永 従道,阿部 義蔵,丹正 勝久,黒須 康彦
- 日本消化器外科学会雑誌 29(1), 32-37, 1996-01-01
- 胆・膵疾患を有するjuxtapapillary duodenal diverticulum(JPD)12例(胆嚢結石症3例,急性膵炎併発2例を含む胆嚢総胆管結石症7例,レンメル症候群2例)について,low compliance infused open tip法によるOddi括約筋内圧測定検査を,内視鏡操作により行った.なお,胆道・膵管系に形態学的異常を認めない胆嚢疾患22例(胆嚢結石症14例,胆 …
- NAID 110001320836
[★]
- 英
- major duodenal papilla (M,Z)
- ラ
- papilla duodeni major
- 同
- ファーター乳頭 Vater乳頭 Vater's papilla papilla of Vater、ファーテル乳頭
- 関
- 主膵管、総胆管、胆膵管膨大部括約筋、小十二指腸乳頭、十二指腸乳頭
[★]
- 英
- minor duodenal papilla (Z)
- ラ
- papilla duodeni minor
- 関
- 大十二指腸乳頭、十二指腸、サントリーニ管
[★]
- 英
- peripapillary duodenal diverticulum
- 関
- 憩室
[★]
- 英
- duodenum (Z)
- 関
- 消化器系、小腸
解剖
first portion
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上部、球部
|
second portion
|
下行部
|
third portion
|
水平部
|
fourth portion
|
上行部
|
上部
-superior part
KA. 291,311,312
KH. 170
- 5cm, 5cm (KL.350)
- 最初の2cmは可動性があり、十二指腸球部と呼ばれる
血管
下行部 descending part
KA. 297
horizontal part
KA. 297
KH. 170
- 6-8cm, 8cm (KL.351)
- 輪状ヒダがある
ascending part
KH. 170
- 5cm, 5cm (KL.352)
- 輪状ヒダがある
組織
[★]
- 英
- nipple, papilla
- ラ
- papilla mammae
- 関
- 乳房
位置
- 鎖骨中線のあたりであって、T4-T5肋骨の間、すなわち第4肋間隙にある(♂)、と思われる。
- 上記の位置は、性差・個体差あり(KL.265)
臨床関連
- 胸骨圧迫(心臓マッサージ):圧迫部位は両乳頭のを結ぶ線と胸骨が交わる部位である。胸骨のやや下部となる。
[★]
- 英
-
- 関
- 頭部