- 英
- intravenous injection、i.v.
- 関
- 静脈内、静脈内注射、静脈内投与、静脈投与、静脈注射
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Japanese Journal
- 片眼視と両眼視が解離して障害された急性外眼筋麻痺の一例
- 神里 尚美,上田 江里子,津曲 綾子 [他]
- 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター雑誌 7(1), 18-21, 2014-03
- NAID 40020037272
- 両手指の麻痺性拘縮を呈した抗NMDA型グルタミン酸受容体抗体陽性脳炎の一例
- 神里 尚美,奈佐 悠太郎,山崎 大輔 [他]
- 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター雑誌 7(1), 13-17, 2014-03
- NAID 40020037217
- 厚生労働省関係情報通知等 アイソボリン点滴静注用25mg及び同100mg、コンサータ錠18mg及び同27mg、メロペン点滴用パイアル0.25g及び同0.5g、レボホリナート点滴静注用25mg「ヤクルト」及び同100mg「ヤクルト」並びにイナビル吸入粉末剤20mgの薬事法上の効能・効果等の変更に伴う留意事項の一部改正等について
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- 点滴静脈注射(てんてきじょうみゃくちゅうしゃ、intravenous drip, DIV, IVD)とは、ボトル やバッグに入れて吊した薬剤を、静脈内に留置した注射針から少量ずつ(一滴ずつ) 投与する方法で、経静脈投与(静脈注射、静注と略すことがある)の一種である。単に 点滴 ...
- 静脈内注射 (静注、intravenous injection): 薬液を直接静脈内に投与する。容量の制限 がなく、効果の発現も早い。100ml以上で水分、栄養素の投与などを目的とするものは 一般に『輸液』と呼ばれている。少量を一度に投与する場合には注射器を用いる ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
イリノテカン塩酸塩点滴静注液40mg「サンド」
組成
有効成分
含量(1バイアル中)
添加物
禁忌
- 骨髄機能抑制のある患者[骨髄機能抑制が増悪して重症感染症等を併発し、致命的となることがある。]
- 感染症を合併している患者[感染症が増悪し、致命的となることがある。]
- 下痢(水様便)のある患者[下痢が増悪して脱水、電解質異常、循環不全を起こし、致命的となることがある。]
- 腸管麻痺、腸閉塞のある患者[腸管からの排泄が遅れ、重篤な副作用が発現し、致命的となることがある。]
- 間質性肺炎又は肺線維症の患者[症状が増悪し、致命的となることがある。]
- 多量の腹水、胸水のある患者[重篤な副作用が発現し、致命的となることがある。]
- 黄疸のある患者[重篤な副作用が発現し、致命的となることがある。]
- アタザナビル硫酸塩を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 小細胞肺癌、非小細胞肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、胃癌(手術不能又は再発)、結腸・直腸癌(手術不能又は再発)、乳癌(手術不能又は再発)、有棘細胞癌、悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)、小児悪性固形腫瘍、治癒切除不能な膵癌
- 治癒切除不能な膵癌の場合、患者の病期、全身状態、UGT1A1注)遺伝子多型等について、「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
注)本剤の活性代謝物(SN-38)の主な代謝酵素の一分子種である。
- 本剤の術後補助化学療法における有効性及び安全性は確立していない。
- 小細胞肺癌、非小細胞肺癌、乳癌(手術不能又は再発)及び有棘細胞癌はA法を、子宮頸癌、卵巣癌、胃癌(手術不能又は再発)及び結腸・直腸癌(手術不能又は再発)はA法又はB法を使用する。また、悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)はC法を、小児悪性固形腫瘍はD法を、治癒切除不能な膵癌はE法を使用する。
A法:
- イリノテカン塩酸塩水和物として、通常、成人に1日1回、100mg/m2を1週間間隔で3〜4回点滴静注し、少なくとも2週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す。
B法:
- イリノテカン塩酸塩水和物として、通常、成人に1日1回、150mg/m2を2週間間隔で2〜3回点滴静注し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す。
C法:
- イリノテカン塩酸塩水和物として、通常、成人に1日1回、40mg/m2を3日間連日点滴静注する。これを1週毎に2〜3回繰り返し、少なくとも2週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す。
- なお、A〜C法の投与量は、年齢、症状により適宜増減する。
D法:
- イリノテカン塩酸塩水和物として、通常、1日1回、20mg/m2を5日間連日点滴静注する。これを1週毎に2回繰り返し、少なくとも1週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す。
E法:
- イリノテカン塩酸塩水和物として、通常、成人に1日1回、180mg/m2を点滴静注し、少なくとも2週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す。
- なお、D法及びE法の投与量は、患者の状態により適宜減量する。
- A法、B法及びE法では、本剤投与時、投与量に応じて500mL以上の生理食塩液、ブドウ糖液又は電解質維持液に混和し、90分以上かけて点滴静注する。C法では、本剤投与時、投与量に応じて250mL以上の生理食塩液、ブドウ糖液又は電解質維持液に混和し、60分以上かけて点滴静注する。D法では、本剤投与時、投与量に応じて100mL以上の生理食塩液、ブドウ糖液又は電解質維持液に混和し、60分以上かけて点滴静注する。
- オキサリプラチン、レボホリナート、フルオロウラシルとの併用療法(FOLFIRINOX法)を行う場合には、次の投与可能条件、減量基準及び減量時の投与量を参考にすること。
- 2クール目以降の投与可能条件(投与予定日に確認し、当該条件を満たす状態へ回復するまで投与を延期するとともに、「減量基準」及び「減量時の投与量」を参考に、投与再開時に減量すること。)
種類:好中球数
程度
種類:血小板数
程度
- 減量基準
前回の投与後にいずれかの程度に該当する副作用が発現した場合は、該当する毎に、以下の減量方法に従って、投与レベルを1レベル減量する(「減量時の投与量」を参考にすること)。また、いずれかの程度に該当する好中球減少又は血小板減少が発現した場合は、以降のフルオロウラシル急速静脈内投与を中止する。
副作用注1):好中球減少
程度
- 1)2クール目以降の投与可能条件を満たさず投与を延期
- 2)500/mm3未満が7日以上持続
- 3)感染症又は下痢を併発し、かつ1,000/mm3未満
- 4)発熱性好中球減少症
減量方法
- 本剤を優先的に減量する。
ただし、本剤の投与レベルがオキサリプラチンより低い場合は、本剤と同じレベルになるまでオキサリプラチンを減量する。
副作用注1):下痢
程度
減量方法
- 本剤を優先的に減量する。
ただし、本剤の投与レベルがオキサリプラチンより低い場合は、本剤と同じレベルになるまでオキサリプラチンを減量する。
副作用注1):下痢
程度
減量方法
副作用注1):血小板減少
程度
- 1)2クール目以降の投与可能条件を満たさず投与を延期
- 2)50,000/mm3未満
減量方法
- オキサリプラチンを優先的に減量する。
ただし、オキサリプラチンの投与レベルが本剤より低い場合は、オキサリプラチンと同じレベルになるまで本剤を減量する。
副作用注1):総ビリルビン上昇
程度
減量方法
副作用注1):総ビリルビン上昇
程度
減量方法
副作用注1):粘膜炎
程度
減量方法
副作用注1):手足症候群
程度
減量方法
- 注1)複数の副作用が発現した場合は、薬剤毎に減量が最大となる基準を適用すること。
- 注2)CTCAE version 4.0。
- 減量時の投与量(オキサリプラチン85mg/m2、本剤180mg/m2、フルオロウラシル持続静注2,400mg/m2で投与を開始した場合)
投与レベル:−1
オキサリプラチン
本剤
フルオロウラシル持続静注
投与レベル:−2
オキサリプラチン
本剤
フルオロウラシル持続静注
投与レベル:−3
オキサリプラチン
本剤
フルオロウラシル持続静注
慎重投与
- 肝障害のある患者[肝障害が悪化及び副作用が強く発現するおそれがある。]
- 腎障害のある患者[腎障害が悪化及び副作用が強く発現するおそれがある。]
- 糖尿病の患者(十分な管理を行いながら投与すること。)[高度な下痢の持続により脱水、電解質異常を起こして糖尿病が増悪し、致命的となるおそれがある。]
- 全身衰弱が著しい患者[副作用が強く発現するおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
骨髄機能抑制(頻度不明)
- 汎血球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、発熱性好中球減少症等があらわれるので、末梢血液の観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。
<chr color="red">また、高度な骨髄機能抑制の持続により、次のような疾患を併発し、死亡した例も報告されているので、頻回に血液検査を実施し、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
<chr color="red">重症感染症(敗血症、肺炎等)
- <chr color="red">重篤な白血球・好中球減少に伴い、敗血症、肺炎等の重症感染症があらわれることがある。
<chr color="red">播種性血管内凝固症候群(DIC)
- <chr color="red">重篤な感染症、血小板減少に伴い、播種性血管内凝固症候群があらわれることがある。
高度な下痢、腸炎(頻度不明)
- 下痢、大腸炎、小腸炎、腸炎(部位不明)があらわれるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。
<chr color="red">なお、高度な下痢の持続により、脱水、電解質異常、ショック(循環不全)を併発し、死亡した例も報告されているので、十分に注意すること。
腸管穿孔、消化管出血、腸閉塞(頻度不明)
- 腸管穿孔、消化管出血(下血、血便を含む)、腸管麻痺、腸閉塞があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
<chr color="red">なお、腸管麻痺・腸閉塞に引き続き腸管穿孔を併発し、死亡した例が報告されている。これらの症例の中には、腸管蠕動を抑制する薬剤(ロペラミド塩酸塩、モルヒネ硫酸塩水和物等)の併用例があるので、腸管蠕動を抑制する薬剤を併用する場合には、特に注意すること。
間質性肺炎(頻度不明)
- 間質性肺炎があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸(頻度不明)
- 肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。
急性腎不全(頻度不明)
- 急性腎不全があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。
血栓塞栓症(頻度不明)
- 肺塞栓症、静脈血栓症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
脳梗塞(頻度不明)
- 脳梗塞があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
心筋梗塞、狭心症発作(頻度不明)
- 心筋梗塞、狭心症発作があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
心室性期外収縮(頻度不明)
- 心室性期外収縮があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- イリノテカン塩酸塩水和物は、抗腫瘍性アルカロイドであるカンプトテシンから合成された抗悪性腫瘍剤であり、I型DNAトポイソメラーゼ阻害剤として作用する薬剤である。体内では肝臓に含まれるカルボキシルエステラーゼにより活性体のSN-38に変換され、DNA合成を阻害して抗腫瘍効果を発現するプロドラッグである。2)
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
- 22歳の女性。気分不良のため救護所に運びこまれた。ある会社の社員運動会が4月に行われた。朝の社長訓示の際、体育館で社員は全員起立して訓示を聞いていた。患者は社長の訓示中に崩れるようにしゃがみ込んだため運ばれて来た。以下は患者、この患者に付き添ってきた同僚社員および救護所医師の会話である。救護所医師「どうされました」患者「気分が悪くなってしまい・・・」同僚社員「先生、貧血です」救護所医師「どんな様子だったかもっと詳しく教えて下さい」同僚社員「社長の訓示中、気分が悪いと言ってしゃがみ込んだんです」救護所医師「意識はありましたか」患者「はい。意識はありました」同僚社員「ええ。どうしたのと聞いたら、気分が悪いと本人が話していました。顔色も悪く、貧血だったので、そのままこの救護所に連れて来ました」救護所でのバイタルサインは以下のようであった。体温36.0℃。脈拍112/分、整。血圧120/70mmHg。呼吸数16/分。
- その後15分救護所で安静にしていたところ、気分の悪さは改善したという。患者はこの4月に入社し、入社時の健康診断で異常はなかった。入社以来仕事に慣れず、昨日も深夜まで勤務し、睡眠時間も十分でなかったという。既往歴、月経歴および家族歴に特記すべきことはない。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107F030]←[国試_107]→[107G001]
[★]
- 次の文を読み、35、36の問いに答えよ。
- 32歳の女性。持続する咳嗽を主訴に来院した。
- 現病歴:2か月前から鼻汁と鼻閉とを感じていた。1か月前から咳を自覚するようになり、3週前から咳が増強し、続いている。特に夜間に咳嗽が強い。
- 既往歴:5歳時にアトピー性皮膚炎を発症。
- 生活歴:両親と3人暮らし。事務職。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。5か月前からハムスターを飼っている。
- 家族歴:父親が高血圧症で治療中。
- 現症:意識は清明。身長160cm、体重50kg。体温36.4℃。脈拍88/分、整。血圧126/72mmHg。呼吸数20/分。SpO2 98%(room air)。咽頭粘膜に発赤を認めない。両側の胸部に強制呼出でwheezesを認める。胸部エックス線写真(別冊No.9)を別に示す。
- 外来で通院治療していたが、自宅で歯痛があり市販の鎮痛薬を服用したところ、約30分後喘鳴と呼吸困難とを生じたため受診した。意識は清明。両側の胸部にwheezesを聴取する。
[正答]
※国試ナビ4※ [107H035]←[国試_107]→[107H037]
[★]
- 52歳の男性。労作時の息切れを主訴に来院した。1か月前に歯科治療を受け、数日後に全身倦怠感と発熱とが出現した。その後、労作時の息切れが出現し、徐々に増悪したため来院した。既往歴に特記すべきことはない。意識は清明。体温38.5℃。脈拍104/分、整。血圧140/82mmHg。心尖部で3/6度の全収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。神経学的に異常を認めない。血液培養検査にてグラム陽性球菌が検出された。抗菌薬の静注を開始したが、炎症所見の改善はみられなかった。心エコー図(別冊No.14)を別に示す。
- この病態で出現すると考えにくいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105D039]←[国試_105]→[105D041]
[★]
- 英
- intravenous administration、intravenous injection
- 関
- 静注、静脈内注射、静脈内投与、静脈注射、点滴静脈投与、点滴静脈内投与
[★]
- 英
- intravenous administration, intravenous injection
- 関
- 静注、静脈内注射、静脈投与、静脈注射、点滴静脈投与、点滴静脈内投与
[★]
- 英
- intravenous、intravascular、(aj,abrv)IV、(aj,abrv)i.v.、intravenously
- 関
- 血管内、静注
[★]
- 関
- intravascular、intravenous、intravenous injection、intravenously、IV
[★]
- 英
- intravenous injection
- 関
- 静注、静脈内注射、静脈内投与、静脈投与
[★]
- 英
- intravenous immune globulin IVIG
- 同
- IGIV
- 商
- Gamimune, Sandoglobulin
- 関
- 免疫グロブリン静注
製剤情報
- http://www.csl.com.au/docs/154/324/T377V1200Ca.pdf
- http://www.drugs.com/gamimune.html
[★]
- 英
- intravenous infusion
- 関
- 点滴、点滴注入、静脈点滴、経静脈内投与、点滴静脈内注射、点滴静脈内投与、点滴注射、点滴静脈内注入
[★]
- 英
- continuous intravenous infusion
- 関
- 持続点滴静注、持続点滴、持続静脈内投与
[★]
- 英
- continuous intravenous infusion
- 関
- 持続静注、持続点滴、持続静脈内投与
[★]
- 英
- high dose intravenous corticosteroids
- 関
- 副腎皮質ステロイド