プラバスタチン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
メバリリン錠5
組成
有効成分
- 1錠中に次の成分を含有する。
プラバスタチンナトリウム(日局)5mg
※※添加物
乳糖水和物、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、クロスカルメロースナトリウム
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
効能または効果
- 通常、成人にはプラバスタチンナトリウムとして、1日10mgを1回または2回に分け経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減するが、重症の場合は1日20mgまで増量できる。
慎重投与
- (1) 重篤な肝障害又はその既往歴のある患者、アルコール中毒の患者[本剤は主に肝臓において代謝され、作用するので肝障害を悪化させるおそれがある。また、アルコール中毒の患者は、横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。]
- (2) 腎障害又はその既往歴のある患者[横紋筋融解症の報告例の多くが腎機能障害を有する患者であり、また、横紋筋融解症に伴って急激な腎機能の悪化が認められている。]
- (3) フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等)、免疫抑制剤(シクロスポリン等)、ニコチン酸を投与中の患者[横紋筋融解症があらわれやすい。](「相互作用」の項参照)
- (4) 甲状腺機能低下症の患者、遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィー等)又はその家族歴のある患者、薬剤性の筋障害の既往歴のある患者[横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。]
- (5) 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
重大な副作用
- ====1) 横紋筋融解症====
- 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止すること。
2) 肝障害
- 黄疸、著しいAST(GOT)・ALT(GPT)の上昇等を伴う肝障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような場合は投与を中止し適切な処置を行うこと。
3) 血小板減少
- 血小板減少があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。[紫斑、皮下出血等を伴う重篤な症例も報告されている。]
4) 間質性肺炎
- 間質性肺炎があらわれることがあるので、長期投与であって発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
5) ミオパシー
6) 末梢神経障害
7) 過敏症状
- ループス様症候群、血管炎等の過敏症状があらわれたとの報告がある。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- プラバスタチンナトリウム(Pravastatin Sodium)
化学名
- Monosodium-(3R,5R)-3,5-dihydroxy-7-〔(1S,2S,6S,8S,8aR)-6-hydroxy-2-methyl-8-〔(2S)-2-methylbutanoyloxy〕-1,2,6,7,8,8a-hexahydronaphthalen-1-yl〕heptanoate
分子式
分子量
性状
白色〜帯黄白色の粉末又は結晶性の粉末である。水又はメタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすい。吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- pravastatin
- 化
- プラバスタチンナトリウム pravastatin sodium
- 商
- アルセチン、コレリット、タツプラミン、プラバスタン、プラバチン、プラバピーク、プラバメイト、プラメバン、プロバチン、マイバスタン、メバトルテ、メバリッチ、メバリリン、メバレクト、メバロチン、メバン、リダックM
- 関
- HMG-CoA還元酵素阻害薬
- 高脂血症用剤
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3