プロブコール
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Japanese Journal
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- PTCA 後の再狭窄に対するプロブコール (ロレルコ^<( !R)>) の予防効果の検討 HMG-CoA 還元酵素阻害剤との比較
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ロレルコ錠250mg
組成
有効成分
添加物
- 結晶セルロース、乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒプロメロース、ポリソルベート80、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、タルク、酸化チタン、クロスカルメロースナトリウム
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 重篤な心室性不整脈(多源性心室性期外収縮の多発)のある患者[より重篤な心室性不整脈(torsades de pointes)を起こすおそれがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- 高脂血症(家族性高コレステロール血症、黄色腫を含む。)
- 通常、成人にはプロブコールとして1日量500mgを2回に分けて食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、家族性高コレステロール血症の場合は、プロブコールとして1日量1,000mgまで増量することができる。
慎重投与
- 心筋梗塞の新鮮例及びうっ血性心不全のある患者[心室性不整脈を起こすおそれがある。]
- 心室性不整脈のある患者(〔禁忌〕の項参照)
- QT延長を起こしやすい患者(先天性QT延長症候群、低カリウム血症等)[心室性不整脈を起こすおそれがある。]
重大な副作用
心室性不整脈(torsades de pointes)、失神(頻度不明※)
- 著明なQT延長に伴う心室性不整脈(torsades de pointes)、失神があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
消化管出血、末梢神経炎(頻度不明※)
- 消化管出血、末梢神経炎があらわれたとの報告がある。
横紋筋融解症(頻度不明※)
- 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
血清脂質低下作用9,10)
- ヒト血清総コレステロールを有意に低下させる。その低下率は16〜19%で、長期投与に際しても安定した効果を維持する。トリグリセライドについても低下傾向を示すが、個人差が大きく、また、リン脂質は血清総コレステロールと並行して低下する。
家族性高コレステロール血症に対する脂質低下作用7,8)
- WHHL-ウサギ(ヒト家族性高コレステロール血症のモデル動物)並びにヒトの家族性高コレステロール血症においても血清総コレステロールを15〜18%低下させる。
黄色腫退縮効果
- 高脂血症にしばしば随伴する腱、眼瞼、皮膚などの黄色腫に対し、軟化、縮小、消失などの退縮効果を示す。
動脈硬化に対する退縮(リグレッション)効果11〜13)
- 高コレステロール食にて飼育したウサギの大動脈弓及び胸部大動脈の粥腫病変を有意に抑制し、また、赤毛ザルに高コレステロール食を投与して発生させた動脈硬化病変の退縮作用を示した。また、本剤を投与した高コレステロール血症のヒトを56カ月追跡調査した結果、冠動脈性心疾患の新規の発症を抑制することが認められている。
作用機序14〜17)
- 血清総コレステロール低下の作用機序としては、LDL(低比重リポ蛋白)の異化率亢進作用、コレステロールの胆汁中への異化排泄促進作用及びコレステロール合成の初期段階の阻害作用が想定されている。(食事性コレステロールの吸収阻害作用はほとんどないか、極めて弱いものと考えられる。)
黄色腫退縮及び動脈硬化退縮の作用機序としては、血清総コレステロール低下作用、HDLを介する末梢組織より肝臓へのコレステロール逆転送の促進作用及びLDLの酸化を抑制することによるマクロファージの泡沫化抑制作用(in vitro)が考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の結晶性の粉末である。テトラヒドロフランに極めて溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。光によって徐々に淡黄色となる。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- probucol
- 商
- クラフェデン、サクベルコート、シンレスタール、ダウンオイール、ピヨコール、フッコラート、プロスエード、ライドラース、ロレルコ、ワニール
- 高脂血症治療薬
- 家族性高コレステロール血症(FHホモ)にも適応可能
- 黄色腫・動脈硬化巣の退縮作用がある
- 強い抗酸化作用→酸化LDL産生を抑制
- 産生LDLの産生抑制により、マクロファージの貪食を抑制する→CETP活性亢進→コレステロールの逆転送活性化
薬理作用
- 血症TG↓、血症TC↓
- LDL受容体非依存的にLDL異化→胆汁への排泄作用↑
- →家族性高コレステロール血症の適応となる
作用機序
副作用
- CETP活性亢進による