セフチゾキシム
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 造血器疾患に合併した感染症に対するエポセリン(CXZ)とアミノ配糖体併用療法の臨床効果.
- 口腔領域におけるCeftizoxime(CZX,エポセリン)の術後感染予防効果に関する検討 Fever Indexによる評価
- Ceftizoxime〔CZX,エポセリン`R´〕の中耳組織内移行濃度の検討 One shot静注,点滴静注の比較:One shot静注, 点滴静注の比較
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- エポセリンとは?セフチゾキシムの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
- エポセリンとは。効果、副作用、使用上の注意。各種の細菌によってひきおこされた感染症の治療に使われる薬です。 広域用ペニシリン剤と同じように、細菌の細胞壁を破壊して細菌を死滅させ、しかも人体の細胞には作用しないので ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エポセリン坐剤125
組成
成分・含量(1個中)
- 日局 セフチゾキシムナトリウム 125mg(力価)
添加物
禁忌
効能または効果
適応菌種
- セフチゾキシムに感性のレンサ球菌属,肺炎球菌,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属,プレボテラ・メラニノジェニカ
適応症
- 急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎
- 通常,小児に体重kg当りセフチゾキシムとして1日20〜70mg(力価)を,3〜4回に分けて肛門内に挿入する.
なお,年齢,症状により適宜増減する.
- 本剤の使用にあたっては,耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること.
- 高度の腎障害のある患者では,血中濃度が持続するので,腎障害の程度に応じて投与量を減量し,投与の間隔をあけて使用すること.
慎重投与
- ペニシリン系抗生物質に対し,過敏症の既往歴のある患者
- 本人又は両親,兄弟に気管支喘息,発疹,蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
- 高度の腎障害のある患者(「用法及び用量に関連する使用上の注意」の項参照)
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者,全身状態の悪い患者〔ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので,観察を十分に行うこと.〕
重大な副作用
ショック
- ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので,観察を十分に行い,不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗等があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
アナフィラキシー様症状
- アナフィラキシー様症状(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等)(0.1%未満)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
血液障害
- 汎血球減少(0.1%未満),無顆粒球症(0.1%未満,初期症状:発熱,咽頭痛,頭痛,けん怠感等),溶血性貧血(0.1%未満,初期症状:発熱,ヘモグロビン尿,貧血症状等),血小板減少(0.1%未満,初期症状:点状出血,紫斑等)があらわれることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
肝障害
- 黄疸(0.1%未満),AST(GOT),ALT(GPT),Al-Pの上昇(各0.1〜5%未満)等があらわれることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
腎障害
- 急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)があらわれることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
大腸炎
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)があらわれることがある.腹痛,頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと.
間質性肺炎,PIE症候群
- 発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎,PIE症候群(各0.1%未満)等があらわれることがあるので,このような症状があらわれた場合には投与を中止し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと.
薬効薬理
抗菌作用
- 抗菌スペクトルはグラム陽性菌,グラム陰性菌の広範囲にわたっており,特にグラム陽性球菌ではレンサ球菌属,肺炎球菌,グラム陰性桿菌では大腸菌,クレブシエラ属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌等に対して強い抗菌力を示すほか,シトロバクター属,エンテロバクター属,セラチア属,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属及びプレボテラ・メラニノジェニカを含む嫌気性菌に対しても優れた抗菌力を示す.作用形式は殺菌的である6)〜9).
- 各種細菌の産生するβ-lactamaseに安定で,β-lactamase産生菌にも優れた抗菌力を示す6)10)11).
作用機序
- 作用機序は細菌細胞壁の合成阻害であり,ペニシリン結合蛋白(PBP)の1bに最も強い親和性を有し,次いで1a,3である.また,グラム陰性菌の外膜透過性は良好である12)〜14).
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- セフチゾキシムナトリウム,Ceftizoxime Sodium(JAN)
化学名
- Monosodium(6R ,7R )-7-[(Z )-2-(2-aminothiazol-4-yl)-2-(methoxyimino)acetylamino]-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylate
分子式
分子量
性状
- 白色〜淡黄色の結晶又は結晶性の粉末である.
水に極めて溶けやすく,メタノールに溶けにくく,エタノール(95)にほとんど溶けない.
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- ceftizoxime, CZX
- ラ
- ceftizoximum
- 化
- セフチゾキシムナトリウム ceftizoxime sodium、塩酸セフチゾキシムアラピボキシル ceftizoxime alapivoxil hydrochloride
- 商
- エポセリン
- 関
- セファロスポリン系抗菌薬
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- serine, Ser, S
- 同
- 2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸 2-amino-3-hydroxypropionic acid
- 関
- アミノ酸
- 極性。無電荷。
- ヒドロキシル基(hydroxyl group)を有する。
- アラニンの側鎖にヒドロキシル基が付いた形をしている。
- 側鎖:
-CH2-OH
- Kinaseの標的となり、リン酸イオンが結合する。
-CH2-O-H2PO3