ホスホマイシン
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※※ホスマイカプセル250mg
組成
1カプセル中の有効成分:
- ホスホマイシンカルシウム水和物(日局)・・・・・250mg(力価)
添加物:
- トウモロコシデンプン、マクロゴール、タルク、ステアリン酸Mg
カプセル本体:ゼラチン、酸化チタン、ラウリル硫酸Na
効能または効果
適応菌種
- ホスホマイシンに感性のブドウ球菌属、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、緑膿菌、カンピロバクター属
適応症
- 深在性皮膚感染症、膀胱炎、腎盂腎炎、感染性腸炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、中耳炎、副鼻腔炎
通常、成人はホスホマイシンとして1日量2〜3g(力価) を3〜4回に分け、小児はホスホマイシンとして1日量40〜120mg(力価)/kgを3〜4回に分け、それぞれ経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
肝障害のある患者
重大な副作用
(頻度不明)
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
※※グラム陽性球菌からグラム陰性菌に至るまで広い抗菌スペクトルを有しており、菌体内に高濃度に取り込まれ、殺菌的に作用する。その作用は細胞壁合成過程の初期の段階の阻害である。メチシリン耐性ブドウ球菌に対して、in vitro及びin vivoで効果が認められている。
有効成分に関する理化学的知見
- 白色の結晶性の粉末である。水に溶けにくく、メタノール又はエタノール(99.5)にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- fosfomycin, FOM
- 化
- ホスホマイシンカルシウム水和物 ホスホマイシンナトリウム
- ラ
- fosfomycinum
- 商
- ハロスミン、フラゼミシン、、ホスホマイシンカルシウム、ホスホミン、ホスマイ、ホスミシン、ホスミシンS、ホロサイル、ホロサイルS
- (Na)ホスカリーゼ、ホスホマイシンNa、ホスホマイシンナトリウム
- 関
- 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
- 耳鼻科用剤
禁忌
- ホスミシンS静注用0.5g/ホスミシンS静注用1g/ホスミシンS静注用2g
効能又は効果
- ホスミシンS静注用0.5g/ホスミシンS静注用1g/ホスミシンS静注用2g
適応菌種
- ホスホマイシンに感性のブドウ球菌属、大腸菌、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、緑膿菌
適応症
- 敗血症、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎
薬効薬理
- ホスミシンS静注用0.5g/ホスミシンS静注用1g/ホスミシンS静注用2g
- 1. in vitro抗菌作用12)
- ホスホマイシンは、グラム陽性菌、陰性菌に対し殺菌的に作用する。特に緑膿菌、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、セラチア・マルセッセンス及び多剤耐性の黄色ブドウ球菌、大腸菌に優れた抗菌作用を示した。
- ホスホマイシンの作用機序は、極めてユニークである。すなわち、細胞質膜の能動輸送系によってホスホマイシンが効率的に菌体内に取込まれ、細胞壁peptidoglycanの生合成を初期段階で阻害することにより抗菌作用を示す。
(β-lactam系抗生物質は最終段階で阻害する。)
添付文書
- ホスミシンS静注用0.5g/ホスミシンS静注用1g/ホスミシンS静注用2g
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6135400F1051_1_04/6135400F1051_1_04?view=body