セフォチアム
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- セファピコール静注用1g,セフォチアム塩酸塩静注用 医薬品情報 サイト イーファーマ(トップ) >品名索引(せ) >現表示ページ >薬効名索引(抗生物質製剤) 商品名 セファピコール静注用1g 薬品情報 添付文書情報 成分一致薬品 ページ ...
- 商品名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 セファピコール静注用0.25g (後発品) CEFAPICOL テバ製薬 6132400F1076 211円/瓶 処方せん医薬品 セファピコール静注用0.5g (後発品) CEFAPICOL テバ製薬
- 医薬品情報 サイト イーファーマ(トップ) >品名索引(せ) >現表示ページ >薬効名索引(抗生物質製剤) 商品名 セファピコール静注用1g (ジェネリック薬品) (成分:塩酸セフォチアム,セフォチアム)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
セファピコール静注用 0.25g
組成
剤形
有効成分(1バイアル中)
添加物(1バイアル中)
禁忌
効能または効果
適応菌種
- セフォチアムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌
適応症
- 敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎
- 通常、成人にはセフォチアム塩酸塩として1日0.5〜2g(力価)を2〜4回に分け、また、小児にはセフォチアム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減するが、成人の敗血症には1日4g(力価)まで、小児の敗血症、化膿性髄膜炎等の重症・難治性感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量することができる。
静脈内注射に際しては、日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液」に溶解して用いる。
また、成人の場合は本剤の1回用量0.25〜2g(力価)を糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液に加えて、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。
なお、小児の場合は上記投与量を考慮し、補液に加えて、30分〜1時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。
また、キット品はコネクターを介して添付の生理食塩液に溶解し、点滴静脈内注射を行う。
〈注射液の調製法と調製時の注意〉 ◇本剤は緩衝剤として無水炭酸ナトリウムを含有し、溶解時に炭酸ガスを発生するため減圧バイアルにしてある。 溶解にあたっては静注用0.25g、0.5gには約3mL、静注用1gには約5mLの溶解液をバイアル内に注入して溶解すること。 なお、静脈内注射に際しては静注用0.25gは通常10mLに、静注用0.5g、1gは通常20mLに希釈して投与する。点滴静脈内注射を行う場合、注射用水を用いると溶液が等張とならないため用いないこと。 溶解にあたっては、溶解方法説明書きをよく読むこと。 ◇本剤の注射液調製時にショックを伴う接触蕁麻疹があらわれることがあるので調製時に手の腫脹・そう痒・発赤、全身の発疹・そう痒、腹痛、悪心、嘔吐等の症状があらわれた場合には以後本剤との接触を避けること。 |
- 高度の腎障害のある患者には、投与量・投与間隔の適切な調節をするなど慎重に投与すること。(「慎重投与」の項参照)
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
- 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
- 高度の腎障害のある患者[高い血中濃度が持続することがある]
- 高齢者 (「高齢者への投与」の項参照)
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと]
- 次の患者へのキット品の投与
- 心臓、循環器系機能障害のある患者[ナトリウムの負荷により障害が悪化することがある]
- 腎障害のある患者[ナトリウムの貯留を助長することがある]
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管浮腫、全身の潮紅・蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 汎血球減少、無顆粒球症、顆粒球減少、溶血性貧血、血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 痙攣等の中枢神経症状があらわれることがある。特に、腎不全患者にあらわれやすい。(〈用法・用量に関連する使用上の注意〉の項参照)
- AST(GOT)、ALT(GPT)の著しい上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
作用機序2)
- セフォチアムは、細菌の細胞壁生合成の最終段階における細胞壁合成酵素群を阻害することにより、殺菌的抗菌作用を示す。
抗菌作用2)
- セフォチアムは、グラム陽性菌及び陰性菌に対して広範な抗菌活性を示し、その抗菌力はグラム陽性菌ではセファゾリンとほぼ同等、グラム陰性菌に対してはセファゾリン及びセフメタゾールより明らかに強かった。
また、臨床分離のインフルエンザ菌においては、セファゾリンと比較して本剤に高い感受性が認められた。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- cefotiam CTM
- ラ
- cefotiamum
- 化
- 塩酸セフォチアム cefotiam hydrochloride、塩酸セフォチアムヘキセチル cefotiam hexetil hydrochloride CTM-HE
- 商
- ケミスポリン、セピドナリン、セファピコール、セフォチアロン、ハロスポア、パセトクール、パンスポリン
- 関
- 抗菌薬
- 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの