ホスホマイシン
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- ハロスミンとは。効果、副作用、使用上の注意。細菌の細胞壁を破壊して細菌を死滅させる作用があり、グラム陽性菌・グラム陰性菌など、広い抗菌作用をもつ抗生物質です。とくにサルモネラ菌などの腸内細菌に効力を示します。
- File No. 2012070803aI4 2012年8月 1/2 変更後 (写真は原寸大ではありません。) 販売名等変更のお知らせ ホスホマイシン系抗生物質製剤 日本薬局方 注射用ホスホマイシンナトリウム ハロスミン静注用0.5g ハロスミン静注用1g
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分
含量
添加物
- トウモロコシデンプン、マクロゴール6000、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、酸化チタン、ラウリル硫酸ナトリウム
効能または効果
<適応菌種
- ホスホマイシンに感性のブドウ球菌属、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、緑膿菌、カンピロバクター属
<適応症
- 深在性皮膚感染症、膀胱炎、腎盂腎炎、感染性腸炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、中耳炎、副鼻腔炎
<カプセル
- 通常、成人はホスホマイシンとして1日量2〜3g(力価)を3〜4回に分け、小児はホスホマイシンとして1日量40〜120mg(力価)/kgを3〜4回に分け、それぞれ経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
<ドライシロップ
- 通常、小児はホスホマイシンとして1日量40〜120mg(力価)/kgを3〜4回に分け経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- 肝障害のある患者[肝障害が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
試験管内抗菌作用
- ・ホスホマイシンカルシウム水和物は細胞壁合成を初期段階において阻害し、殺菌的に作用する。
- ・ホスホマイシンカルシウム水和物はブドウ球菌等のグラム陽性菌および大腸菌、緑膿菌等のグラム陰性菌に抗菌力を示す。4)
有効成分に関する理化学的知見
- ホスホマイシンカルシウム水和物は白色の結晶性の粉末である。
水に溶けにくく、メタノールまたはエタノール(99.5)にほとんど溶けない。
一般名:
- ホスホマイシンカルシウム水和物 Fosfomycin Calcium Hydrate
化学名:
- Monocalcium(2R,3S)-3-methyloxiran-2-ylphosphonate monohydrate
分子式:
分子量:
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- fosfomycin, FOM
- 化
- ホスホマイシンカルシウム水和物 ホスホマイシンナトリウム
- ラ
- fosfomycinum
- 商
- ハロスミン、フラゼミシン、、ホスホマイシンカルシウム、ホスホミン、ホスマイ、ホスミシン、ホスミシンS、ホロサイル、ホロサイルS
- (Na)ホスカリーゼ、ホスホマイシンNa、ホスホマイシンナトリウム
- 関
- 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
- 耳鼻科用剤
禁忌
- ホスミシンS静注用0.5g/ホスミシンS静注用1g/ホスミシンS静注用2g
効能又は効果
- ホスミシンS静注用0.5g/ホスミシンS静注用1g/ホスミシンS静注用2g
適応菌種
- ホスホマイシンに感性のブドウ球菌属、大腸菌、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、緑膿菌
適応症
- 敗血症、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎
薬効薬理
- ホスミシンS静注用0.5g/ホスミシンS静注用1g/ホスミシンS静注用2g
- 1. in vitro抗菌作用12)
- ホスホマイシンは、グラム陽性菌、陰性菌に対し殺菌的に作用する。特に緑膿菌、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、セラチア・マルセッセンス及び多剤耐性の黄色ブドウ球菌、大腸菌に優れた抗菌作用を示した。
- ホスホマイシンの作用機序は、極めてユニークである。すなわち、細胞質膜の能動輸送系によってホスホマイシンが効率的に菌体内に取込まれ、細胞壁peptidoglycanの生合成を初期段階で阻害することにより抗菌作用を示す。
(β-lactam系抗生物質は最終段階で阻害する。)
添付文書
- ホスミシンS静注用0.5g/ホスミシンS静注用1g/ホスミシンS静注用2g
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6135400F1051_1_04/6135400F1051_1_04?view=body
[★]
- 英
- halo
- 関
- ハロゲン、ハロー、光ぼけ