- 英
- saliva
- 関
- 消化液
- 唾液の99.5%は水であり、残りの0.5%には重要な役割がある
組成
1. 水分:99%-99.5%
2. 電解質(Na+,K+,Cl-,HCO3-,etc)、分泌速度により濃度が異なる
[K+],[HCO3-] : 唾液 > 血漿
[Na+],[Cl-] : 血漿 < 血漿
早い分泌の時、唾液中の[HCO3-]↑、[Na+]↑、[Cl-]↑。よりアルカリ性となる
3. 有機物
ムチン:=ムコタンパク、潤滑作用
リゾチーム:溶菌作用
αアミラーゼ:プチアリン
血液型物質:糖タンパクの一種
舌リパーゼ:舌唾液腺より少量
免疫グロブリン:IgA
尿素
カリクレイ:血管拡張作用
機能
1. 消化作用
αアミラーゼにより、デンプンをマルトースに分解する
舌リパーゼにより脂肪を加水分解する
2. 保護作用
逆流した遺産、胆汁を薄める
口腔内洗浄作用(虫歯予防、口臭予防)
厚い食物を冷却する
3. 潤滑作用
4. リゾチーム, IgAによる生体防御作用
生成機構
1. 腺房細胞
一次唾液の分泌
2. 導管系(介在部、線条部)
Na+,Cl-の吸収
HCO3-,K+の分泌
分泌調整機構
- 有機物多、粘度高の唾液を少量分泌 ← 緊張すると口腔内が粘稠に感じられる
1.脳相(条件反射)
食物の視覚、嗅覚、聴覚による刺激
2.口腔相(=味覚相)(無条件反射)
食物による口腔や舌の刺激
3.胃腸相(無条件反射)
食物による胃の刺激
臨床関連
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/01 15:35:18」(JST)
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唾液(だえき、saliva)は、唾液腺から口腔内に分泌される分泌液である。水、電解質、粘液、多くの種類の酵素からなる。唾液は、唾液腺より分泌される。正常では1日に1-1.5リットル程度(安静時唾液で700-800ミリリットル程度)分泌される[1]。成分の99.5%が水分であり、無機質と有機質が残りの約半分ずつを占める[2]。
デンプンをマルトース(麦芽糖)へと分解するβ-アミラーゼ[3]を含む消化液[4]として知られる他、口腔粘膜の保護[4]や洗浄、殺菌、抗菌[5]、排泄[6]などの作用を行い、また緩衝液[4]としてpHが急激に低下しないように働くことで、う蝕の予防も行っている。
空腹時に食物を見、これを咀嚼した時、粘り気の少ない漿液性の唾液が大量分泌され、これにより食物は湿らされる。このことにより粉砕しやすくなり、食塊の形成や嚥下を容易にする。嘔吐の前兆として苦味のある唾液が大量分泌される。これは嘔吐物に水分を補給して排出しやすくするための働きと考えられる。
→唾液の細菌については「口腔細菌学(口腔微生物学)」を参照のこと。
目次
- 1 構成成分
- 1.1 無機質
- 1.2 有機物
- 1.2.1 殺菌・抗菌作用を持つもの
- 1.2.2 消化作用を持つもの
- 1.3 反射(刺激)唾液
- 2 動物の唾液
- 3 日本語の用例
- 4 脚注
- 5 参考文献
- 6 関連項目
構成成分
無機質
主要成分はNa+、K+、Ca2+、Cl-、HCO3-、無機リン酸であり、この他、Mg2+、亜硝酸イオン[7]やF-が含まれる[8]。
緩衝作用を持つもの
唾液に含まれる重炭酸塩やリン酸塩により、緩衝作用を持つ[9]。
有機物
殺菌・抗菌作用を持つもの
唾液の中に含まれる多くの物質により、殺菌、抗菌作用を持つ。
- リゾチーム[10]:大唾液腺・小唾液腺・歯肉溝浸出液・唾液中白血球より分泌される[11]。
- ラクトフェリン[12]:大唾液腺・小唾液腺より分泌される[11]。
- ヒスタチン[13]
- ペルオキシダーゼ[12]
- シアロペルオキシダーゼ:耳下腺・顎下腺より分泌される[14]。
- ミエロペルオキシダーゼ[12]:白血球由来[12]・歯肉溝より分泌される[14]。
- アグルチニン[15]
- ディフェンシン
- 免疫グロブリンIgA[12]
- 免疫グロブリンIgG
- 免疫グロブリンIgM
消化作用を持つもの
唾液に含まれる下記の消化酵素により、消化が行われる。ただし、唾液には蛋白質を分解する酵素は含まれていない。
- プチアリン(アミラーゼ):耳下腺(80%)・顎下腺(20%)より分泌される。[16]
- マルターゼ
- リパーゼ
反射(刺激)唾液
臭いや味覚刺激、口腔内の機械的刺激、温度刺激などによって反射性に分泌される唾液のことである。この反射唾液は脳幹部の支配を受けていると推測されているがなお不明な点が多い。また、反射唾液は加齢による影響を受けにくく、高齢者においても分泌能は良いとされている。
その他
プロリンリッチタンパク・スタセリン・シスタチン等が含まれる。
動物の唾液
- イヌなどの汗腺の少ない、もしくは他の汗腺を持たない動物(鳥や爬虫類など)では、汗腺を持つ動物が汗で体温調節を行うのと同様に唾液で体温調節を行っている[17]。(汗腺を持つ動物でもこの作用は持つ。)
- 牛は1日に約100リットルもの唾液を分泌する。
日本語の用例
唾液は、日本語の話し言葉では唾(つば、つばき)や涎(よだれ、ゆだれ)とも言う。雅語の「つ」に「吐き」で「つばき」で、つばきの口頭語的な表現が「つば」である。また涎は、口から無意識のうちに外部へと流れ出てしまった唾液を指す。また乳児の首に掛けて涎を受け止める布を特に涎掛けという[18]。
慣用句
- 涎を垂らす(涎が出る)…非常に欲しくてたまらない様子の形容である。
- 唾を付ける
- 眉唾物
- 手に唾する
- 天を仰いで唾する
脚注
- ^ 阿部, p.204
- ^ 阿部, p.206
- ^ 石橋
- ^ a b c 阿部, p.210
- ^ 阿部, pp.211-213
- ^ 阿部, pp.210-211
- ^ http://libdspace.biwako.shiga-u.ac.jp/dspace/bitstream/10441/2661/2/SJ21_0162_165Z%20okabe.pdf
- ^ 阿部, pp.206-207
- ^ Edgar, et al. p.37
- ^ 阿部, pp.211-212
- ^ a b Edgar, et al. p.93
- ^ a b c d e 阿部, p.212
- ^ 阿部, p.213
- ^ a b Edgar, et al. p.94
- ^ 阿部, pp.212-213
- ^ Edgar, et al. p.94-95
- ^ 阿部, p.211
- ^ 佐藤62頁、64頁(小学館、91頁)
参考文献
- 『唾液 歯と口腔の健康』 Michael Edgar, Colin Dawes, Denis O'Mullance、監訳:渡部茂 訳:稲葉大輔・王宝禮・香西克之・高橋信博・田隈泰信・廣瀬弥奈・光畑智恵子・本川渉・渡部茂、医歯薬出版、東京都文京区、2008年6月10日(原著2004年8月)、第2版。ISBN 978-4-263-44266-1。NCID BA86163126。
- 『スタンダード生化学・口腔生化学』 安孫子宜光・阿部公生・池尾隆・大塚吉兵衛・藤田厚、学建書院、2003年3月30日、第1版第1刷。ISBN 4-7624-0633-3。
- 石橋一成 「chapter4 代謝とその調節 A 糖質代謝-1 解糖系」『スタンダード生化学・口腔生化学』、50-51頁。
- 阿部公生 「chapter10 唾液腺と唾液」『スタンダード生化学・口腔生化学』、202-213頁。
- 佐藤亮一 『方言の地図』。
関連項目
- 歯学/歯科/生理学(口腔生理学)/生化学(口腔生化学)/解剖学(口腔解剖学)/細菌学(口腔細菌学)
- 口腔/歯/舌/唾液腺(顎下腺/耳下腺/舌下腺)
- 歯科医師/歯科衛生士/歯科技工士
- 日本口腔感染症学会/歯科衛生士
- 口腔乾燥症・シェーグレン症候群・人工唾液
- 唾落とし
- パブロフの犬・イワン・パブロフ
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 山口 友隆,竹原 順次,阿部 貴惠,柏崎 晴彦,森田 学,兼平 孝
- 北海道歯学雑誌 32(1), 2-11, 2011-09-15
- … 口腔乾燥症は,加齢,薬剤の副作用,更年期障害,全身の水分代謝障害などを原因とし,主に安静時唾液の分泌量低下を主症状とする疾患である。 … 我々は,ペーパークロマトグラフィーの原理とヨードデンプン反応による発色を利用した,3つの発色可能スポットをもつ安静時唾液検査シートを製作した。 …
- NAID 120003370697
- P4-1 唾液ホルモンによる睡眠様態の理解(日本生理人類学会第64回大会発表要旨,学会記事)
- 飛彈 浩一,鈴木 舞,橋本 未来実,鈴木 ももこ,中野 優木,中畑 千夏子,坂田 憲昭,宮越 幸代,太田 克矢,那須 裕
- 信州公衆衛生雑誌 6(1), 30-29, 2011-08
- … 本研究では、水中運動による精神的ストレスに対する効果を、水中運動の前後における唾液中に含まれる各種ストレス指原物質{コルチゾール、クロモグラニンA(CgA)、唾液アミラーゼ}の測定及び、心理的覚醒度・快適度を測定する二次元気分尺度を用いて検討した。 …
- NAID 120003534493
Related Links
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- 私たちの口の中は、常に唾液が分泌されていて、潤った状態に あります。この唾液の 役目で一番良く知られているのは、ご飯 やパンなどのでんぷん質を、唾液中に含まれる 酵素であるアミ ラーゼが分解して麦芽糖に変え、吸収しやすい形にすることで す。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
パロチン錠10mg
組成
成分・含量
- 1錠中 唾液腺ホルモン(哺乳動物の唾液腺及び同分泌物質より抽出)10mg
添加物
- アラビアゴム末,カルナウバロウ,カルメロースカルシウム,サラシミツロウ,ステアリン酸マグネシウム,精製白糖,セタノール,ゼラチン,タルク,沈降炭酸カルシウム,乳糖水和物,白色セラック,ヒマシ油,メチルセルロース
効能または効果
- 通常,1日唾液腺ホルモンとして20〜60mg(2〜6錠)を2〜3回に分割経口投与する.なお,症状により適宜増減する.
薬効薬理
血清カルシウム量を減少させる.(家兎2),イヌ3),ヒト3))
窒素平衡を是正し,体重を増加させる.(ラット4),5))
弾力線維及び結合組織の発育を促進する.(ラット6),モルモット7))
細網内皮系を賦活する.(マウス8),家兎9))
有効成分に関する理化学的知見
性 状
★リンクテーブル★
[★]
- 66歳の男性。咽頭違和感と嚥下痛とを主訴に来院した。扁桃に表面不整の腫瘍を認め、扁平上皮癌(T2N1M0)の診断で、上咽頭から鎖骨上部の範囲に放射線治療を行った。口腔内写真(別冊No.6A、 B)を別に示す。
- 治療直後からみられる合併症はどれか。 3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [105B048]←[国試_105]→[105B050]
[★]
- a. うがいをした後に採取する。
- b. 採取できない場合には唾液で代用する。
- c. 検出率を上げるために凍結して検査室へ運ぶ。
- d. 常在菌の混入を避けるため培地に抗菌薬を混ぜる。
- e. 培養は30℃で行う。
[正答]
※国試ナビ4※ [098E023]←[国試_098]→[098E025]
[★]
- 発熱で受診した患者に行うインフルエンザウイルス迅速抗原検査の検体はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105C004]←[国試_105]→[105C006]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106H016]←[国試_106]→[106H018]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100G099]←[国試_100]→[100G101]
[★]
- 英
- tumor marker
- 同
- 生物学的腫瘍マーカー biological tumor marker、癌マーカー cancer marker、悪性腫瘍特異物質 tumor-specific antigen
肺癌の腫瘍マーカー
|
陽性率(疾患があるときに陽性となる確率, 感度)
|
|
肺癌
|
|
|
|
|
備考
|
扁平上皮癌
|
腺癌
|
小細胞癌
|
その他の疾患
|
|
CYFRA21-1
|
57.5%*
|
70-80%/73.1%*
|
30-40%
|
30-40%
|
良性疾患:10-15%
|
|
SCC
|
|
○
|
|
|
子宮頸癌、食道癌、皮膚癌
|
|
CEA
|
40-50%
|
|
50-60%
|
|
|
|
SLX
|
70%*
|
|
0.4
|
|
肝硬変
|
|
NSE
|
10-30%
|
|
|
70-90%
|
|
|
proGRP
|
|
|
|
70-90%/65.1%*
|
|
NSEより上昇率が高く、特異性に優れる
|
KL-6
|
|
○
|
|
|
肺腺癌、膵癌、乳癌で40-50%。間質性肺炎の補助診断
|
|
|
|
|
|
|
|
|
無印:標準呼吸器病学 第1版 p.327。* 臨床検査学第32版 p.634
|
臨床応用されている腫瘍マーカー (LAB.630)
肝癌関連 AFP, AFP-L3%, PIVKA-II
膵癌ならびにその他の消化器癌 CEA, CA19-9, Dupan-2, CA50, Span-1
肺癌 CEA, sialyl Lex-i (SLX), SCC, SYFRA21-1, NSE, ProGRP
婦人科悪性腫痩
子宮癌:SCC, CA125
卵巣癌:CA125, AFP, CEA, CA19-9, GAT
乳癌 :CA15-3, BCA225, CEA, NCC-ST-439
尿器科悪性腫壕
前立腺痛:PSA(γ-Sm), PAP
膀胱癌 :BTA, NMP22
神経内分泌腫療 NSE
広範な腫瘍に反応するマーカー
TPA, BFP, IAP
消化管悪性腫瘍マーカー
- CEA:胎児癌性蛋白。陽性率:(50-70%)大腸癌、胆道癌、膵癌。(40-60%)肺癌。(30-40%)胃癌。良性疾患でも上昇する(胆嚢炎、胆管炎、膵炎)。
- DU-PAN-2:2→3シアリルLec抗原を認識する抗体。陽性率:(70-80%)膵癌、(60-70%)胆道癌。Lea-b-の個体でも陽性になる。良性疾患でも上昇する(慢性肝炎、肝硬変、胆道炎症を伴う胆石症)。
- CA19-9:Leaの基本骨格にシアル酸が結合したもの。陽性率:(80-90%)膵癌。(70-80%)胆道癌。良性疾患でも上昇する((10-40%)閉塞性黄疸、慢性肝炎、肝硬変)。日本人の約7-10%に存在するフコース転移酵素が欠如したLea-b-の個体ではCA19-9は産生されない。
- SLX:Lexの基本骨格にシアル酸が結合したもの。陽性率:(高い)肺癌、卵巣癌。(50-60%)胆道癌、膵癌。
主な腫瘍マーカー CBT QB vol2 p.297
組織型別に有用な腫瘍マーカー(NEWエッセンシャル産科学・婦人科学 第3版 p.236)
上皮性腫瘍
漿液性腺癌: CA125 *1
粘液性腺癌: CA19-9 *2, CA72-4, CEA
胚細胞腫瘍
卵黄嚢腫瘍: AFP *3
絨毛癌: hCG
未分化胚細胞腫: LDH *4
悪性転化を伴う成熟嚢胞性奇形腫(扁平上皮癌) : SCC
性索間質性腫瘍(ホルモン)
顆粒膜細胞腫,莢膜細胞腫:工ストロゲン
Sertoli-間質性腫瘍, Leydig細胞腫(門細胞腫) :テストステロン
*1 上皮性腫瘍中で最も有用.類内膜腺癌,明細胞腺癌でも陽性を示す.子宮内膜症,炎症,妊娠初期も軽度-中等度上昇
*2 成熟嚢胞性奇形腫で陽性を示すことがある
*3 胎芽性癌,混合性腔細胞腫療でも陽性を示す
*4 非特異的
- also see →「生殖系チュートリアル症例2_プレゼン.ppt」
産婦人科において重要視される腫瘍マーカー
-
-
-
-
- 子宮頚部扁平上皮癌から精製された蛋白質
- 早期癌でも比較的高い陽性率を示し、経過観察にも有用である。
- 一般に扁平上皮の存在する部位に広範な重症疾患存在すれば血中のSCCは上昇しうる
- 皮膚表面、唾液中に大量に存在し、採血時に複数回穿刺する事などによるコンタミネーションの可能性があります。
腫瘍マーカー 臓器別
- OLM.372改変
(略)
[★]
- 英
- salivary gland (PT), salivary glands
- ラ
- glandulae salivariae
- 関
- 口蓋腺。唾液
- 唾液を分泌する腺 (KL.595)
- 分泌量は 800-1000 ml/day (KL.595)
- 1. 小唾液腺 (KL.595)~
- 口腔粘膜下にある米粒ないし小豆大の小腺
- 口唇腺、頬腺、口蓋腺、舌腺
- 口腔粘膜から離れており、分泌物は太い導管によって口腔に送られる~
- 耳下腺、顎下腺、舌下腺
神経支配
分泌される唾液
分泌速度
- low flow rate:低張
- high flow rate:等張
支配神経
- 交感神経 :高粘稠、蛋白質に富む
- 副交感神経:低粘稠、蛋白質に乏しい
臨床
唾液腺の腫脹
-
[★]
- 英
- salivatory nucleus
- ラ
- nucleus salivatorius
- 関
- 唾液、顔面神経、舌咽神経
- 延髄網様体吻側部に散在する境界不鮮明な細胞集団。唾液や涙腺を支配する副交感神経の節前線維を出す。
唾液核
[★]
- 英
- parotid gland (KH,Z)
- ラ
- glandula parotis
- 関
- 顎下腺、舌下腺。唾液腺。唾液。大唾液腺
解剖
神経
関係する臓器、組織
[★]
- 英
- omen of death
- 関
- 死
- 水分摂取不能、注視力低下・意識低下・傾眠傾向:死亡前1週間以内
- 唾液・気道分泌物喀出不能で死前喘鳴:死亡前48時間以内
- 下顎呼吸などの努力呼吸:死亡が近い。下顎呼吸 → 不規則な呼吸 → 呼吸数減少 → 呼吸停止
国試
[★]
- 英
- salivary gland scintigraphy, radionuclide sialography
- 同
- RI唾液腺撮影
- 関
- 唾液腺シンチグラム
[★]
- 英
- hypersalivation、increased salivation
- 関
- 流涎、唾液分泌過多、流涎過多
[★]
- 英
- chronic sclerosing sialadenitis
- 関
- キュットナー腫瘍
[★]
- 英
- artificial saliva preparation
- 商
- サリベート
[★]
- 英
- salivary duct calculi
- 関
- 唾石症、唾石