- 英
- submandinular gland submaxillary gland (Z)
- ラ
- glandula submandibularis
- 関
- 大唾液腺、耳下腺、舌下腺
支配
臨床関連
- 顎下腺切除の際、顔面神経の下顎枝を避けるために皮膚切開を下方にずらす
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/03/03 10:30:43」(JST)
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顎下腺 |
唾液腺:①耳下腺、②顎下腺、③舌下腺
|
ラテン語 |
glandula submandibularis |
動脈
|
en:glandular branches of facial artery
|
神経
|
en:submandibular ganglion
|
MeSH |
Submandibular+Gland |
顎下腺(がっかせん、Glandula submandibularis)は、大唾液腺の一つ。ヒト以外の脊椎動物では下顎腺と呼ばれる。
顎下腺は耳下腺に続く大きさの唾液腺であり、やや平らな楕円体を成し、長さ2.5~3.5cm、厚さ約1.5cm。
位置は顎舌骨筋の下で、下顎骨と顎二腹筋の前後両腹との間の三角形の窩にあり、外面からは浅頸筋膜に覆われている。顎下腺管は腺の後端から出て、顎舌骨筋の後縁を廻り、その上に出、舌下腺の内側を前進して舌下小丘に開く。その長さは、5~6cmである。
顕微鏡解剖学的には、大部分が漿液性であり、少部分のみ混合性である。腺小葉内には脂肪細胞が少なく、終末(分泌)部間の結合組織も少なくて緻密である。漿液性の部分には介在および線条導管がよく発達している。漿液細胞および粘液細胞よりなる混合性の部分では漿液細胞が群をなして終末部の一隅に押されて、いわゆる半月(Lunula)を成す。粘液細胞は分泌物が多く含む時、その原形質は扁平な核と共に細胞の底部に圧せられる。
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Japanese Journal
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- ①耳下腺、②顎下腺、③舌下腺. 唾液腺(だえきせん、Salivary gland)は、動物の唾液 を分泌する腺であり、導管は口腔に開口している。大唾液腺と小唾液腺とに分類している 。脊椎動物の大唾液腺は、顎下腺、舌下腺が有り、哺乳類には更に耳下腺が有る。 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 頭部診察の写真を以下に示す。
- 触診しているのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097E020]←[国試_097]→[097E022]
[★]
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[正答]
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[★]
- 英
- facial nerve
- ラ
- nervus facialis
- 同
- 第VII脳神経, 第七脳神経, 第7脳神経, CN VII, cranial nerve VII, seventh cranial nerve
- 関
- 中間神経、脳神経
- 図:N.117(全体) N.108,111,112(脳幹から出るところ)
- 特殊感覚性と臓性運動性の線維は中間神経として顔面神経から分かれて脳幹から出ている (KL.648)
由来
支配
走行
枝 (KL.649, N.117)
頭蓋からの出口
臨床関連
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- epidemic parotiditis
- 同
- ムンプス mumps、おたふくかぜ
- 関
- ムンプスウイルス
特徴
病原体
疫学
- 幼稚園、保育所、小学校で流行
- 晩秋-春
- 5-10歳
潜伏期間
感染経路
症状
[show details]
合併症
- YN.H-79改変 uptodate.1
経過
検査
- 確定診断:急性期と回復期のペア血清でHIが4倍以上
治療
予防
免疫
妊娠との関連
- 胎児の流産、死産、催奇形性、心疾患が示唆されている
法令
- 第二種学校感染症:耳下腺腫脹が消失するまで出席停止
参考
uptodate
- 1. [charged] ムンプスの疫学、臨床症状、診断および管理 - uptodate [1]
- 2. [charged] ムンプスウイルスワクチン - uptodate [2]
国試
[★]
- 英
- salivary gland (PT), salivary glands
- ラ
- glandulae salivariae
- 関
- 口蓋腺。唾液
- 唾液を分泌する腺 (KL.595)
- 分泌量は 800-1000 ml/day (KL.595)
- 1. 小唾液腺 (KL.595)~
- 口腔粘膜下にある米粒ないし小豆大の小腺
- 口唇腺、頬腺、口蓋腺、舌腺
- 口腔粘膜から離れており、分泌物は太い導管によって口腔に送られる~
- 耳下腺、顎下腺、舌下腺
神経支配
分泌される唾液
分泌速度
- low flow rate:低張
- high flow rate:等張
支配神経
- 交感神経 :高粘稠、蛋白質に富む
- 副交感神経:低粘稠、蛋白質に乏しい
臨床
唾液腺の腫脹
-
[★]
- 英
- major salivary gland, major salivary glands (Z)
- ラ
- glandulae salivariae majores
- 同
- 三大唾液腺、大口腔腺 major glands of mouth
- 関
- 唾液腺、唾液腺炎
形状
腺の構成 (2007年度後期生理学授業プリント)
神経支配
[★]
- 英
- parasympathetic nervous system (KL)
- ラ
- pars parasympathica
- 関
- 自律神経系、交感神経系。副交感神経
- 脳幹:CN III, CN VII, CN IX, CN X
- S2-S4
[★]
- 英
- submandibular duct (Z)
- 同
- ワルトン管 Wharton duct Wharton's duct
- 関
- 大唾液腺、小唾液腺
[★]
- 英
- acute inflammation of submandibular gland, acute inflammation of submaxillary gland
- 関
- 顎下腺炎
[★]
- 英
- submandibular gland neoplasm
- 関
- 顎下腺新生物
[★]
- 英
- submandibular fossa
- ラ
- fovea submandibularis
[★]
- 英
- submandibular gland disease
[★]
- 英
- gland
- ラ
- glandula
- 関
- 腺細胞、分泌
[★]
- 英
- submandibular、submaxillary