- 英
- myxobacterium、myxobacteria、Sorangium cellulosum
- 関
- ミキソコッカス属、ミクソコックス目
WordNet
- bacteria that form colonies in self-produced slime; inhabit moist soils or decaying plant matter or animal waste (同)myxobacterium, myxobacter, gliding_bacteria, slime bacteria
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/04/01 15:01:56」(JST)
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ミクソコッカス目 |
Myxococcus xanthus
|
分類 |
ドメイン |
: |
細菌 Bacteria |
門 |
: |
プロテオバクテリア門
Proteobacteria |
綱 |
: |
δプロテオバクテリア綱
Deltaproteobacteria |
目 |
: |
ミクソコッカス目 Myxococcales |
|
学名 |
Myxococcales Tchan et al. 1948 |
下位分類(亜目) |
- シストバクター亜目
- ソランギウム亜目
- ナンノシスティス亜目
|
粘液細菌(ねんえきさいきん、slime bacteria、Myxobacteria、Myxococcales、ミクソコックス目、ミクソコッカス目)は、土壌細菌のひとつで、多細胞的な行動を起こすグラム陰性の真正細菌である。
グラム陰性、好気従属栄養性。鞭毛は無く、滑走による移動能力がある。高度に社会的な性質を持ち、多数の細胞が協調して細菌、植物遺体を捕食する[1]。増殖は栄養状態が良い時は単純に二分裂で増えるが、飢餓・個体密度増加・光照射などの刺激があると1~100万もの菌が集合し、0.1~0.5mm程の子実体と粘液胞子を形成する[1]。この子実体は種により色、形などの特徴がある。一旦子実体を形成すると数十年の保存が可能である[1]。栄養状態が良くなると再び栄養細胞を放出して元に戻る。生育環境や生活環は細胞性粘菌に似たところがある[1]。
代表的な種Myxococcus xanthusは比較的詳しく調べられている。いくつかの生理活性物質が発見されている。ゲノムサイズは軒並み900万bpを上回り、解析済みの原核生物の中では最大である。2013年に報告されたSorangium cellulosum So0157-2のゲノムサイズは1478万2125kbp[2]と真核生物である出芽酵母(1200万bp)を上回っている。ORFは10,400箇所で出芽酵母の2倍近い。
分類[編集]
- シストバクター亜目 Cystobacterineae
- シストバクター科 Cystobacteraceae
- ミクソコッカス科 Myxococcaceae
- ソランギウム亜目 Sorangiineae
- ポリアンギウム科 Polyangiaceae
- パセリキュスティス科 Phaselicystidaceae
- サンダラキナキヌス科 Sandaracinaceae
- ナンノシスティス亜目 Nannocystineae
- ナンノシスティス科 Nannocystaceae
- ハリアンギウム科 "Haliangiaceae"
- コフレリア科 Kofleriaceae
参考文献[編集]
- 不藤亮介「粘液細菌 : この可憐で賢き狩人たち」、『生物工学会誌』第91巻第9号、公益社団法人 日本生物工学会、2013年9月25日、 532-535頁。
- Schneiker S et al. (2007). “Complete genome sequence of the myxobacterium Sorangium cellulosum”. Nature Biotechnology 25 (11): 1281–1289. doi:10.1038/nbt1354.
- Reichenbach H (2001). “Myxobacteria, producers of novel bioactive substances”. J Ind Microbiol Biotechnol 27 (3): 149–56. doi:10.1038/sj.jim.7000025. PMID 11780785.
- ^ a b c d (不藤2013)
- ^ Han K, et al. (2013) Extraordinary expansion of a Sorangium cellulosum genome from an alkaline milieu. Sci Rep 3:2101
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Japanese Journal
- 粘液細菌 : この可憐で賢き狩人たち(生物材料インデックス)
- cANP結合ドメインを2つ有する粘液細菌Myxococcus xanthus CbpCとCbpDは生育における温度耐性に関与する
- 石橋 向治,木村 義雄
- 香川大学農学部学術報告 61 (114), 47-53, 2009-02
- Myxococcus xanthus CbpCとCbpDは2つのcAMP結合ドメインを有し、cAMP依存性プロテインキナーゼ(PKA)調節サブユニットと部分的に類似した構造を有する。遺伝子破壊により作製されたcbpCとcbpD変異株は正常な生育、分化(子実体及び胞子の形成)、胞子の発芽が見られた。しかしながら、cbpCとcbpD変異株が高温条件下で培養されると生育の低下が見られた。M. xanth …
- NAID 40016545356
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★リンクテーブル★
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粘液細菌
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- 英
- bacterium,(pl.) bacteria
- 同
- バクテリア
- 関
- 特殊な細菌 、細菌の鑑別、細菌の同定?、細菌の分類?
細菌の命名
- ラテン語であり、イタリックで表す。
- 「属名 + 種名」で表現される。
グラム染色性と形状による分類と疾患
[★]
- 英
- fungus、fungi、microbial
- 関
- 菌類、真菌、真菌類、微生物