- 英
- Rinne test
- 同
- (国試)Rinne試験、リンネ検査
- 関
- ウェーバー試験、音叉検査
手技見え1.54
- 聴力に異常を認めた際に高度の感音性難聴、感音性難聴、伝音性難聴を鑑別できる試験。
- 気導の異常(伝音難聴)の存在を知ることができる。
- 通常は骨導よりも気導の方が小さい音を聴取できるのが正常。
- 従って、乳様突起に音叉をあて、聞こえなくなった後に音叉を外耳孔近傍に移動させたとき、音叉の音が聴取されるはずであり、これがリンネ試験陽性となる。これは健常者や感音難聴でみられる。
- 一方、気導が障害されているときには、乳様突起で聴取できなくなった後に外耳孔で音叉の音を聴取できない。これをリンネ試験陰性という。
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難聴
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異常の場合
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リンネ試験
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伝音性難聴
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陰性:乳様突起で聞こえなくなった後、外耳孔で音叉の音を聴取できない
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ウェーバー試験
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伝音性難聴
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病側で大きく聴取:前額部に当てた音叉の音を感度の上昇した病側の内耳神経が聴取
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感音性難聴
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健側で大きく聴取:病側では音叉の音を聴取できないため。
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★リンクテーブル★
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- 英
- Weber test
- 同
- ウェーバー検査、Weber試験
- 伝音性難聴、もしくは感音性難聴の存在を知る検査
- 振動させた音叉を額にあてる
- 伝音性難聴:患側で大きく聞こえる → 患側の内耳神経が代償的に感度が上昇している。
- 感音性難聴:健側で大きく聞こえる → 患側での感音性聴力低下による
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難聴
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異常の場合
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リンネ試験
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伝音性難聴
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陰性:乳様突起で聞こえなくなった後、外耳孔で音叉の音を聴取できない
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ウェーバー試験
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伝音性難聴
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病側で大きく聴取:前額部に当てた音叉の音を感度の上昇した病側の内耳神経が聴取
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感音性難聴
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健側で大きく聴取:病側では音叉の音を聴取できないため。
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- 英
- examination、test、testing、assessment、trial、exam、examine
- 関
- アセスメント、計測、検査、検定、試み、査定、試行、調べる、診断、治験、調査、テスト、判定、評価、検討、影響評価、実験デザイン、研究デザイン、データ品質、対応群、スコアリング法
循環器
肝臓異物排泄能
カルシウム
ビタミン
血液
- ショ糖溶血試験:(方法)等張ショ糖液に血液を加える。(検査)溶血の存在。低イオン強度では補体の赤血球に対する結合性が増し、発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては溶血をきたす。スクリーニング検査として用いられ、確定診断のためにはハム試験を行う。
- ハム試験 Ham試験:(方法)洗浄赤血球に塩酸を加え、弱酸性(pH6.5-7.0)条件にする。(検査)溶血の存在。発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては弱酸性条件で補体に対する感受性が亢進するため
産婦人科
内分泌
視床下部-下垂体-糖質コルチコイド
高血圧
- 立位フロセミド負荷試験:(投与)フロセミド、(検査)血漿レニン濃度:フロセミドでhypovolemicとし歩行負荷で交感神経を興奮させレニンの分泌を促す。原発性アルドステロン症の場合、レニン高値のまま無反応。
膵臓
膵外分泌機能
腎臓
ガストリノーマ
感染症
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- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3