塩化ナトリウム、フルクトース、グリセリン
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- グリセリンF注,濃グリセリン・果糖注射液. ... 先天性グリセリン代謝異常症、先天性果糖 代謝異常症、成人発症2型シトルリン血症、FBPase欠損症又はその恐れ・疑い、糖 新生系の異常又はその恐れ・疑い、成人発症2型シトルリン血症又はその恐れ・疑い, 記載 ...
- 商品名, グリセリンF注, 薬品情報 添付文書情報成分一致薬品. (ジェネリック薬品). ( 成分:グリセリン,フルクトース). 経路:注射薬|規格:200mL1袋 |一般名:濃 グリセリン・果糖注射液|薬価:214.00 |メーカー:光製薬 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
グリセリンF注(200mLソフトバッグ)
組成
- 本剤は1袋(200mL)中に下記の成分を含有する。
有効成分
添加物
禁忌
先天性のグリセリン、果糖代謝異常症の患者1,2)
- [重篤な低血糖症が発現することがある。](重要な基本的注意の項参照)
成人発症II型シトルリン血症の患者
効能または効果
・頭蓋内圧亢進、頭蓋内浮腫の治療
・頭蓋内圧亢進、頭蓋内浮腫の改善による下記疾患に伴う意識障害、神経障害、自覚症状の改善
- 脳梗塞(脳血栓、脳塞栓)
脳内出血
くも膜下出血
頭部外傷
脳腫瘍
脳髄膜炎
・脳外科手術後の後療法
・脳外科手術時の脳容積縮小
・眼内圧下降を必要とする場合
・眼科手術時の眼容積縮小
- 通常、成人1回200〜500mLを1日1〜2回、500mLあたり2〜3時間かけて点滴静注する。
投与期間は通常1〜2週とする。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
脳外科手術時の脳容積縮小の目的には、1回500mLを30分かけて点滴静注する。
眼内圧下降及び眼科手術時の眼容積縮小の目的には、1回300〜500mLを45〜90分かけて点滴静注する。
慎重投与
心臓、循環器系機能障害のある患者
- [循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
腎障害のある患者
- [水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。]
尿崩症の患者
- [本症には適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。]
糖尿病の患者
- [非ケトン性高浸透圧性昏睡があらわれることがある。]
重大な副作用
アシドーシス
(頻度不明)
- 乳酸アシドーシスがあらわれることがあるので、症状があらわれた場合には炭酸水素ナトリウム注射液等を投与するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ヒト(急性脳梗塞患者)に、10%グリセリン加生理食塩液を静脈内投与したところ、頭蓋内圧下降と脳浮腫の改善、脳血流の増加及び脳代謝改善等の作用が認められた4,5,6)。
- ウサギにグリセリンを静脈内投与したところ、眼圧降下作用が認められた7)。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- fructose, Fru
- 同
- 果糖, fruit sugar、レブロース levulose
- 商
- 果糖注、フルクトン。(果糖、グリセリン)グリセレブ、グリセオール、グリセノン、グリセリンF、ヒシセオール、グリポーゼ、グリマッケン。(アミノ酸輸液製剤)アミノトリパ1号輸液、トリパレン1号、トリフリード輸液、フルクトラクト
- 関
- 単糖、糖
薬効
5%, 20%フルクトースとして
- 20%フルクトン注
- 1. エネルギー補給:果糖はブドウ糖に比べてグリコーゲン生成能が大で、容易に乳酸に分解されるため、速やかにエネルギー源となり、糖尿病状態時や肝障害時でも利用される。
- 2. インスリン非依存性:果糖は主として肝に存在するfructokinase(ketohexokinase)により代謝され、インスリンの影響を受けず、糖尿病状態時にも使用できる。
- 3. 蛋白節約作用:果糖は体内窒素平衡に関与し、ブドウ糖に比べて強い蛋白節約作用があり、糖尿病状態時でもその作用を示す。
- 4. 解毒作用:果糖はアルコール及び種々有毒物質の解毒を促進する
グリセリン、フルクトースの混合輸液として
- グリポーゼ
- 脳圧降下作用のあるグリセリン(グリセロール)に,溶血防止作用のある果糖(フルクトース)が配合されており、脳圧降下作用及び眼圧降下作用がある。
アミノ酸輸液との配合輸液として
- アミノトリパ
- 1. 糖質とアミノ酸の配合比率:本剤を構成する糖質・電解質液とアミノ酸液との配合比率を検討するため、一定の非蛋白熱量下にアミノ酸配合量を変えた液を用いて、絶食ラットに7日間の高カロリー輸液を施行した。その結果、蛋白栄養指標(窒素出納や血漿アルブミン濃度等)を良好に維持するための非蛋白熱量/窒素(NPC/N)は約150前後であることが確認された。
- 2. 栄養学的効果:本剤の栄養学的効果を市販製剤の混合液と比較するため、開腹術施行ラットに7日間の高カロリー輸液を施行した。その結果、本剤は窒素出納や肝グリコーゲン量等において、良好な栄養効果が認められた。
[★]
フルクトース
- 商
- フルクトン、アミノトリパ1号、グリセオール、グリセノン、グリセリンF、グリセレブ、グリポーゼ、グリマッケン、テルモ果糖、トリパレン、トリフリード、ヒシセオール、フルクトラクト、果糖
[★]
ヨウ素、グリセリン、液状フェノール
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- serine, Ser, S
- 同
- 2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸 2-amino-3-hydroxypropionic acid
- 関
- アミノ酸
- 極性。無電荷。
- ヒドロキシル基(hydroxyl group)を有する。
- アラニンの側鎖にヒドロキシル基が付いた形をしている。
- 側鎖:
-CH2-OH
- Kinaseの標的となり、リン酸イオンが結合する。
-CH2-O-H2PO3
[★]
- 同
- グリセロール
- 関
- 下剤,浣腸剤
[★]
フェニルアラニン phenylalanine