アメジニウム
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アメジール錠10
組成
- アメジール錠10は、1錠中にアメジニウムメチル硫酸塩10mgを含有する。
添加物として、ケイ酸Al、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、ステアリン酸Mg、乳糖、ヒドロキシプロピルスターチを含有する。
禁忌
- 高血圧症の患者〔高血圧症を悪化させる。〕
- 甲状腺機能亢進症の患者〔甲状腺機能亢進症を悪化させる。〕
- 褐色細胞腫のある患者〔急激な昇圧発作を起こすおそれがある。〕
- 狭隅角緑内障の患者〔急激な眼圧上昇をきたすおそれがある。〕
- 残尿を伴う前立腺肥大のある患者〔尿閉をきたすおそれがある。〕
効能または効果
- 通常、成人にはアメジニウムメチル硫酸塩として、1日20mg(本剤2錠)を1日2回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 透析施行時の血圧低下の改善
- 通常、成人にはアメジニウムメチル硫酸塩として、透析開始時に1回10mg(本剤1錠)を経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 重篤な心臓障害のある患者〔本剤の交感神経機能亢進作用を介する心臓刺激作用により、心臓障害が悪化するおそれがある。〕
薬効薬理
- 交感神経終末から放出されたノルアドレナリンの再取り込みを抑制してシナプス間隙のノルアドレナリンの量を増加させる。また、神経終末においてモノアミン酸化酵素を阻害することによってノルアドレナリンの不活化を抑制する。
これらの作用により、間接的に交感神経能を亢進させ心拍出量および末梢血管抵抗を増加させて血圧を上昇させる。2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- アメジニウムメチル硫酸塩(Amezinium Metilsulfate)
化学名
- 4-Amino-6-methoxy-1-phenylpyridazinium methylsulfate
分子式
分子量
融点
性状
- アメジニウムメチル硫酸塩は白色〜帯黄白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。水又はメタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)又は酢酸(100)に溶けにくく、アセトン又はクロロホルムに極めて溶けにくく、酢酸エチル、ジエチルエーテル又はヘキサンにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- amezinium
- 関
- メチル硫酸アメジニウム amezinium metilsulfate
- 化
- アコミック、アメジール、アメジニン、イピノテック、オフビット、ダイアリード、パルセキオン、メトロック、リズマイル、リズミック、リズミラート、リズメリック