ポリスチレンスルホン酸カルシウム
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- カリエードとは。効果、副作用、使用上の注意。血液中のカリウムの量を低下させる作用があり、急性・慢性腎不全(じんふぜん)といった病気に伴う高カリウム血症を改善する薬です。 - goo薬検索では、約7000の薬剤の成分や効能(効果 ...
- 作成又は改訂年月 ** 2014年10月改訂 (第11版) * 2012年9月改訂 日本標準商品分類番号 87219 薬効分類名 高カリウム血症改善剤 承認等 販売名 カリエード散 販売名コード 2190016X1113 承認・許可番号 承認番号 22000AMX01447 商標名
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
カリエードプラス散(分包)96.7%
組成
販売名
組成
- 1包(5.17g)中
日局 ポリスチレンスルホン酸カルシウム 5gを含有。
添加物
- アスパルテーム(L−フェニルアラニン化合物)、クエン酸水和物を含有。
禁忌
効能または効果
- 急性及び慢性腎不全に伴う高カリウム血症
- 通常成人1日15.51〜31.02g(本剤3〜6包:ポリスチレンスルホン酸カルシウムとして15〜30g)を2〜3回にわけ、その1回量を水30〜50mLを用いて経口投与する。
- なお、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 便秘を起こしやすい患者〔腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある。〕
- 腸管狭窄のある患者〔腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある。〕
- 消化管潰瘍のある患者〔症状を増悪させるおそれがある。〕
- 副甲状腺機能亢進症の患者〔イオン交換で血中カルシウム濃度が上昇するおそれがある。〕
- 多発性骨髄腫の患者〔イオン交換で血中カルシウム濃度が上昇するおそれがある。〕
重大な副作用
腸管穿孔、腸閉塞
- 腸管穿孔、腸閉塞(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行うこと。これらの病態を疑わせる高度の便秘、持続する腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には、投与を中止し、聴診、触診、画像診断等を実施し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
カリウム交換容量
- ポリスチレンスルホン酸カルシウムは7.0〜9.0%のカルシウムを含む。その1gはin vitro試験において、53〜71mg(1.36〜1.82mEq/g)のカリウムと交換する。1)
作用機序
- 本剤は消化・吸収されることなく、腸管内、ことに下部結腸付近で、自らカルシウムイオンを放出し、カリウムイオンを吸着してふん便中に排泄され、腸管内のカリウムイオンを体外へ除去する。1)
生物学的同等性試験
カリウム交換容量比較試験
- 本剤と標準製剤(散剤)のカリウム交換容量を測定した結果、両剤のカリウム交換容量に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。2)
両腎臓摘出ラットを用いた薬力学的試験
- 本剤と標準製剤(散剤)を両腎臓摘出ラットに1.5、3、6g/kg/day(ポリスチレンスルホン酸カルシウム量換算)を経口投与した結果、両剤は両腎臓摘出ラットにおける延命作用及び血清K+濃度の増加抑制作用を有し、その作用強度は同程度であり、両剤の生物学的同等性が確認された。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ポリスチレンスルホン酸カルシウム
(Calcium Polystyrene Sulfonate)
性状
- 微黄白色〜淡黄色の粉末で、におい及び味はない。
水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- polystyrene sulfonate
- 化
- ポリスチレンスルホン酸ナトリウム sodium polystyrene sulfonate、 ポリスチレンスルホン酸カルシウム calcium polystyrene sulfonate
- 商
- アーガメイト、エクスメート、カリエード、カリエードプラス、カリセラム、カリメート、(ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)ケイキサレート、ポスカール、ミタピラリン
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- 英
- calcium polystyrene sulfonate
- 商
- アーガメイト、エクスメート、カリエードプラス、カリエード、カリセラム、カリメート、ポスカール、ミタピラリン
- 関
- ポリスチレンスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ケイキサレート
- 関
- その他の循環器官用薬
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ポリスチレンスルホン酸カルシウム