シチコリン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
**レコグナンS注射液500mg/2mL
組成
成分・含量(1アンプル:2mL中)
添加物
禁忌
効能または効果
- 頭部外傷に伴う意識障害、脳手術に伴う意識障害
- 脳卒中片麻痺患者の上肢機能回復促進
ただし、発作後1年以内で、リハビリテーション及び通常の内服薬物療法(脳代謝賦活剤、脳循環改善剤などの投与)を行っている症例のうち、下肢の麻痺が比較的軽度なもの。
- 下記疾患に対する蛋白分解酵素阻害剤との併用療法
- 急性膵炎
- 慢性再発性膵炎の急性増悪期
- 術後の急性膵炎
- 脳梗塞急性期意識障害
頭部外傷に伴う意識障害、脳手術に伴う意識障害の場合
- シチコリンとして、通常成人1回100〜500mgを1日1〜2回点滴静脈内注射、静脈内注射又は筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
脳卒中後の片麻痺の場合
- 通常、シチコリンとして1日1回1,000mgを4週間連日静注する。又は、シチコリンとして1日1回250mgを4週間連日静注し、改善傾向が認められる場合には更に4週間継続投与する。
膵炎の場合
- 通常、蛋白分解酵素阻害剤と併用して、1日1回シチコリンとして1,000mgを2週間連日静脈内投与する。
脳梗塞急性期意識障害の場合
- 通常、1日1回シチコリンとして1,000mgを2週間連日静脈内投与する。
慎重投与
重大な副作用
- ショック(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 慢性自発脳波において、新皮質脳波を低振幅速波化させ、海馬θ波を持続させるなど脳波覚醒化作用を示す(ウサギ)1)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- Cytidine diphosphate choline(CDP-choline)
分子式
分子量
性状
- 本品は白色の結晶性の粉末で、においはない。
本品は水に極めて溶けやすく、エタノール、アセトン又はクロロホルムにほとんど溶けない。
本品は極めて吸湿性である。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- citicoline
- 同
- シチジン二リン酸コリン cytidine diphosphate choline CDP-choline
- 商
- シスコリン、シチコリンH、シチコリン、ニコリンH、ニコリン、レコグナンS、レコグナン
- エンサイン、オーデス、ニコリン、ノイコリス、プルベ、レコグナン
- 関
- その他の循環器官用薬