メクロフェノキサート
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ルシドリール錠100mg
組成
有効成分
- 1錠中、日局メクロフェノキサート塩酸塩(塩酸メクロフェノキサート)100mg
添加物
- 結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、タルク、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、硬化油、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、エチルセルロース、酸化チタン、マクロゴール6000、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール、ヒマシ油
効能または効果
- 頭部外傷後遺症におけるめまい
- 通常、成人にはメクロフェノキサート塩酸塩(塩酸メクロフェノキサート)として1回100〜300mgを1日3回経口投与する。
症状により適宜増減してよい。
- 本剤を4週間投与しても効果が認められない場合は、本剤の投与を中止すること。
慎重投与
- 過度の興奮性のある患者
〔副作用として興奮が報告されている。〕
- 痙れんのある患者
〔副作用として痙れん発作の増強が報告されている。〕
薬効薬理
中枢神経賦活作用6,7)
- 無麻酔家兎を用いた実験で、脳幹網様体の単位放電の増加、脳幹網様体刺激による覚醒反応閾値の下降及び知覚求心路・錐体路系の促進が、また麻酔家兎を用いた実験で、脳波の覚醒波への移行が認められている。
抗低酸素作用8,9)
- ラットを用いた実験で、脳の低酸素状態に対する抵抗性を増加させることが脳波上認められており、またマウスを用いた実験で、低酸素ガス負荷による酸素欠乏及びシアン化カリウムによる組織低酸素状態における抗低酸素作用が認められている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- メクロフェノキサート塩酸塩(塩酸メクロフェノキサート)
(Meclofenoxate Hydrochloride)
化学式
化学名
- 2-(Dimethylaminoethyl)ethyl(4-chlorophenoxy)acetate monohydrochloride
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味は苦い。
水又はエタノール(95)に溶けやすく、無水酢酸にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
1.0gを水20mLに溶かした液のpHは3.5〜4.5である。
融点
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- meclofenoxate
- 同
- メクロフェノキセート
- 化
- メクロフェノキサート塩酸塩、塩酸メクロフェノキサート meclofenoxate hydrochloride
- 商
- メクロサート、ルシドリール