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- 2. 非ST上昇型急性冠症候群が疑われる患者の評価のための緊急安静時放射性核種心筋血流イメージング acute rest radionuclide myocardial perfusion imaging for the evaluation of suspected non st elevation acute coronary syndrome
- 3. 振戦の概要 overview of tremor
- 4. 意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症の臨床経過およびマネージメント clinical course and management of monoclonal gammopathy of undetermined significance
- 5. Musculoskeletal injury in children and skeletally immature adolescents: Overview of rehabilitation for nonoperative injuries
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 組織呼吸賦活剤
販売名
チトレスト
組成
- 本剤は、馬心筋由来のチトクロームＣを含有する。
成分・含量
- 1カプセル中 チトクロームＣ 10mg
添加物
- ゼラチン、酢酸フタル酸セルロース
添加物（カプセル本体）
- ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、コーンスターチ、ステアリン酸マグネシウム、黄色5号、酸化チタン
効能または効果
- ・頭部外傷後遺症における頭痛及び頭重感の改善
・放射線療法における白血球減少の軽減
- 通常、成人は1日量3カプセルを3回に分服する。
なお、患者の年齢、症状及び本剤に対する反応に応じて適宜増減する。
薬効薬理
- チトクローム系は細胞呼吸における酸化還元反応をつかさどる酵素系のひとつであり、細胞に運ばれてきた酸素を活性化して細胞呼吸を円滑に進めるのに不可欠なものである。このうち、チトクロームＣはチトクロームａのCo-Enzymeとして働いていると考えられている6,7)。
- チトクロームＣは脳血管障害患者の脳血流量、脳酸素供給量、脳酸素消費量及び脳酸素摂取率を増加させ、虚血状態における脳循環及び脳代謝を改善する8)。
- 実験的に作製した脳血管障害動物（イヌ、ウサギ）にチトクロームＣを投与すると、無処置群に比べ病巣の出血傾向が弱く、病巣範囲も小さいうえ、著明な新生血管の増生が認められた2,9)。また、脳細胞の呼吸機能について検討した結果、チトクロームＣは脳ミトコンドリアの呼吸調節能（ＲＣＲ）、酸化的リン酸化能（ＡＤＰ/Ｏ比）及びＯ2摂取量をいずれも改善したことから、チトクロームＣは病巣周辺の神経細胞の虚血性障害を改善することが示唆された10〜12)。
- 金属針を刺入して作製したラットの損傷脳について組織学的に検討した結果、チトクロームＣ投与群は損傷部の出血が少なく、細胞浸潤の程度も軽度で、貪食細胞数も少なかった。また、組織化学的検討でもチトクロームＣはLactic dehydrogenase（ＬＤＨ）、Glucose-6-phosphate dehydrogenase（Ｇ-6-ＰＤＨ）、Succinic dehydrogenase（ＳＤＨ）、Cytochrome oxidase（Cy-o）及びAcid phosphatase（Ac-p）の活性をいずれも早期に改善したことから、チトクロームＣは損傷脳の急性期回復過程における治癒を組織化学的にも促進することが推察された13)。
- 骨髄培養において、チトクロームＣは骨髄細胞の増生を著明に促進するとともに、抗がん剤による骨髄細胞の抑制を減弱した14)。また、チオテパ投与により白血球減少を惹起せしめたウサギにチトクロームＣの腸溶性顆粒を連日投与すると、白血球の産生能は非投与群に比し有意に改善された15)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- チトクロームＣ（cytochrome Ｃ）
分子量
- 約12,400
性状
- チトクロームＣは赤色無定形の粉末である。本品は水に溶けやすく、有機溶媒に不溶である。水溶液は弱アルカリ性で、熱及び光に対しては比較的安定である。
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「チトクロームC」
- 英
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- 商
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