- 36歳の3回経産婦。子宮がん検診で異常を指摘されて来院した。内診で子宮は正常大、付属器と子宮傍結合織とに異常はない。子宮頭部の擦過塗抹Papanicolaou染色標本と子宮頚部の生検組織H-E染色標本とを以下に示す。
[正答]
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[★]
- 70歳の男性。1か月前から血尿が続いているため受診した。腹部に腫瘤は触れず、外陰部に異常はない。直腸指診では前立腺は軽度肥大し弾性硬である。血液所見には異常なく、PSA(前立腺特異抗原)が3.4ng/ml(基準4.0以下)であった。尿所見:肉眼的血尿があり、小さな凝血塊が数個認められる。尿蛋白1+、糖(-)、沈渣に白血球2~3/1視野、赤血球無数/1視野、異型細胞多数/1視野、細菌(-)。尿細胞診Class V。膀胱鏡検査で膀胱頂部に母指頭大の広基性非乳頭状腫瘍が認められ、生検で腺癌であった。
[正答]
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[★]
- 34歳の1回経産婦。顔のほてりと無月経とを主訴に来院した。30歳ころから月経が不整となり、1年前から無月経となった。子宮は正常大で、両側付属器は触知しない。基礎体温は低温1相性で、エストロゲン・プロゲステロン試験で消退出血を認めた。この患者で最も有用な検査はどれか。
[正答]
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