テルブタリン
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Japanese Journal
- 野田 健児,プラコンボン C.,チャイラヌクール L.
- 雑草研究. 別号, 講演会講演要旨 (23), 83-84, 1984-04-07
- NAID 110003887611
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- コンボンとは。効果、副作用、使用上の注意。気管支筋の緊張をやわらげて気管支の内腔(ないくう)を広げ、空気の通りをよくする作用(薬によっては鼻粘膜を収縮する作用)があり、喘鳴(ぜんめい)(呼吸するたびにのどがヒュー ...
- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 コンボン錠2mg (後発品) CONVON 辰巳化学 2252003F1077 5.6円/錠 コンボン細粒1% (後発品) CONVON 辰巳化学 2252003C1054 10.5円/g
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
コンボン錠2mg
組成
有効成分の名称
含量
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、二酸化ケイ素、ステアリン酸Mg
禁忌
効能または効果
下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難などの諸症状の緩解
- 気管支喘息、慢性気管支炎、喘息性気管支炎、気管支拡張症および肺気腫
コンボン錠2mg
- 通常、1回量として成人には2錠、6歳以上の小児には1錠および5歳以下の幼児には1/2錠を、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
コンボン細粒1%
- 通常、1回量として成人には0.4g、6歳以上の小児には0.2gおよび5歳以下の幼児には0.1gを1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
慎重投与
- 甲状腺機能亢進症の患者[動悸、頻脈を助長させるおそれがある。]
- 高血圧のある患者[血圧を上昇させるおそれがある。]
- 心疾患のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 糖尿病の患者[血糖値を上昇させるおそれがある。]
重大な副作用
アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血清カリウム値の低下(頻度不明)
- β2刺激剤による重篤な血清カリウム値の低下が報告されている。また、この作用は、キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。更に、低酸素血症では血清カリウム値の低下により心リズムに及ぼす作用が増強されることがある。このような場合には血清カリウム値をモニターすることが望ましい。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- テルブタリン硫酸塩(Terbutaline Sulfate)
化学名
- 5-[(1RS )-2-(1,1-Dimethylethylamino)-1-hydroxyethyl]benzene-1,3-diol hemisulfate
分子式
分子量
融点
性状
- 白色〜帯褐白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又はわずかに酢酸臭がある。
水に溶けやすく、アセトニトリル、エタノール(95)、酢酸(100)、クロロホルム又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
光又は空気によって徐々に着色する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- bronchodilator
- 関
- 気管支拡張薬
商品
[★]
- 英
- terbutaline
- 化
- 硫酸テルブタリン, terbutaline sulfate
- 商
- ブリカニール、コンボン、Brethine
- 関
- アドレナリン受容体、アセチルコリン受容体
適応
副作用
- β1受容体も刺激するので心拍数↑
- 日本での報告例はない
- 強心配糖体や利尿薬を服用の患者で問題となる
- 肝臓に発現しているβ2受容体に作用→グリコーゲン分解→血糖値↑