左室拡張末期圧 left ventricular end-diastollic pressure
UpToDate Contents
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English Journal
- Luteolin improves contractile function and attenuates apoptosis following ischemia-reperfusion in adult rat cardiomyocytes.
- Qi L, Pan H, Li D, Fang F, Chen D, Sun H.SourceInstitute of Cardiovascular Disease Research, Xuzhou Medical College Affiliated Hospital, China.
- European journal of pharmacology.Eur J Pharmacol.2011 Oct 1;668(1-2):201-7. Epub 2011 Jun 26.
- Luteolin occurs in a variety of plants and possesses antioxidant and anti-inflammatory properties. However, its role in protection against ischemia-reperfusion injury in Sprague-Dawley rats has not been elucidated. In the present study, we tested the contractile function of left ventricular cardiomy
- PMID 21723277
- Fucoidan, a sulfated polysaccharide from brown algae, against myocardial ischemia-reperfusion injury in rats via regulating the inflammation response.
- Li C, Gao Y, Xing Y, Zhu H, Shen J, Tian J.SourceSchool of Pharmacy, Yantai University, Yantai 264005, PR China.
- Food and chemical toxicology : an international journal published for the British Industrial Biological Research Association.Food Chem Toxicol.2011 Sep;49(9):2090-5. Epub 2011 May 27.
- The aim of the study was to determine the effects of fucoidan on rat myocardial ischemia-reperfusion (I/R) model and elucidate the potential mechanisms. Myocardial I/R injury was induced by the occlusion of left anterior descending coronary artery for 30min followed by reperfusion for 2h. After 2h r
- PMID 21645579
Japanese Journal
- 慢性心不全の急性増悪の予防と治療 (特集 心不全診療--予防と治療の最前線)
- 山田 徳洪
- 日本臨床麻酔学会誌 = The Journal of Japan Society for Clinical Anesthesia 31(2), 341-346, 2011-03-15
- NAID 10027912397
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- 測定できる項目としては大動脈圧(AOP)、左室圧(LVP)、左室拡張末期圧(LVEDP)、 左室駆出率(LVEF)、左室拡張末期容積係数(LVEDVI) .... そのためCVPを用いた 体液管理が良くされるのだが左心機能が低下するとCVPとLVEDPの剥離が大きくなる。
- 教科書には、心不全の時には、LVEDPとか、LAP、PCWなどをエコーで推測しなければ ならないとよく書いてありますが、これらはみんな同じようなものなのでしょうか?ちょっと 、文章としてはまとまっていないかも知れませんが、以前メールでやり取りして技師 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- coronary artery bypass grafting, CABG
- coronary artery bypass CAB, coronary artery bypass graft surgery, coronary artery bypass surgery
- 同
- A-Cバイパス術 A-C bypass grafting、ACバイパス術 AC bypass grafting
- 大動脈冠状動脈バイパス術 coronary aortic bypass graft aortocoronary bypass grafting ACBG
- 関
- 冠動脈バイパス、冠動脈バイパス手術、冠状動脈バイパス術、冠状動脈バイパス手術
[show details]
- 冠血行再建術
- 冠状動脈の閉塞、狭窄に対して行われる外科的血行再建術。
適応
- 冠状動脈に75%以上の狭窄がある場合 → この狭窄で運動すると心筋虚血に陥る
- 左冠状動脈主幹部(LMT)に50%以上の狭窄が認められる
- 責任冠状動脈に心筋虚血が認められる。
YN.C-78
- 異型狭心症はCABGの対象ではない
- DM合併例の多枝病変ではPCIよりもCABGが推奨される。
標準循環器
- 1. 左冠状動脈主幹部病変例
- 2. 心筋虚血のある3枝病変例
- 3. CCSCのclass III及びIVの狭心症で前下行枝近位部病変を伴った1枝または2枝病変例
- 4. 内科治療抵抗性の不安定狭心症例
- 5. 内科治療抵抗性の心原性ショックを伴った急性心筋梗塞例
- 6. PTCA後の急性冠閉塞により心原性ショックとなった例
ガイドライン1.より引用
- 冠動脈造影上75%以上の狭窄があり、その灌流域の心筋虚血に対し手術効果が大きく、手術の危険性が少ない場合はよい適応となる。
-
- 1. 冠動脈造影による狭窄度、形態評価
- 2. 心筋虚血の証明:方法として負荷心電図、負荷心筋シンチ、負荷心エコー図、症状などがある。
-
- 大きな左前下行枝の近位部病変、PTCAの困難な病変形態の場合。PTCA不成功例
- 左前下行枝近位部病変を含む場合。左前下行枝近位部病変がPTCA困難な病変形態の場合。(特に慢性閉塞性病変)危険にさらされた側副血行路の場合。
ガイドライン
- 1. 冠動脈疾患におけるインターベンション治療の適応ガイドライン(冠動脈バイパス術の適応を含む)―待機的インターベンション―
- http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2000_fujiwara_h.pdf
- 2. 虚血性心疾患に対するバイパスグラフトと手術術式の選択ガイドライン
- http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2006_kitamura_h.pdf
[★]
- 英
- restrictive cardiomyopathy, RCM
- 同
- 拘束性心筋症
- 関
- 心筋症、難病
定義
- (1)硬い左心室、(2)左室拡大や肥大の欠如、(3)正常または正常に近い左室収縮機能、(4)原因不明を満たす疾患
- 難病
病因
-
疫学
- 拡張型心筋症:14.0/10万人対
- 肥大型心筋症:17.3/10万人対
- 拘束型心筋症:0.2人/10万人対
病態
- 左心室拡張障害によるうっ血性心不全
- 左室内腔の拡大(×DCM)や壁肥厚はない(×HCM)。
- 収縮能は正常。
- 左房径は増大 ← 左心房は拡張(LAもrigitになる気がするけど、それでもやっぱり心房の方がコンプライアンスが高いから?そもそも、心室に血液を送り込めないから拡張せざるを得ないのだろう?)
身体所見
症状
検査
- 左室圧におけるa波が増大し、LVEDPが上昇。
- 左室圧波形:dip and plateau (square root sign)
診断
治療
鑑別疾患
収縮性心膜炎との鑑別
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収縮性心膜炎
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拘束型心筋症
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contrictive endocarditis
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restricted cardiomyopathy
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心カテーテル検査
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両親室の拡張末期圧同じ
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左室拡張末期圧 - 右室拡張末期圧 > 5mmHg
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右室拡張末期圧 > 右室収縮末期圧/3
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右室収縮期圧 > 50mmHg
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右室経静脈的心内膜心筋生検
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線維化や浸潤(アミロイド、鉄、転移性腫瘍などの浸潤)がみられる。
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CT
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肥厚した心内膜が観察される。石灰化があれば白く見える
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MRI
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肥厚した心内膜が観察される
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- LVとRVの壁厚を考慮すると、ある病因によるコンプライアンスの低下がLVでより顕著になると考えればよい?なんでだろう?
参考
- http://www.nanbyou.or.jp/upload_files/036_s.pdf
- http://www.nanbyou.or.jp/entry/259
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- 英
- left ventricular end-diastolic pressure LVEDP, left ventricular end-diastollic pressure
- 同
- 左室拡張末期圧
- 関
- 左室拡張期圧、血圧
[show details]
概念
- 左室が完全に弛緩した拡張終期での左室圧。
- 左室前負荷の指標となる → 左室拡張終期圧が高いと肺水腫を来す。
- 左心機能低下があると左室拡張期圧は上昇する。
- 拡張終期では左心房、肺静脈圧、肺動脈楔入圧と関連がみられる、らしい。
- CABGの適応を考える際、左室機能の一つとして考慮される(20mmHg以下である場合。これに加え、駆出率が)
正常範囲
病態生理
- 平均心房圧や肺静脈圧と相関する。
- 1. 容量負荷で上昇:ARなど
- 2. 左室の拡張不全で上昇:心筋肥大(高血圧)や心筋の瘢痕組織化(心筋梗塞後)による
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- 英
- a wave
- 関
- 頚静脈圧
- 頚静脈圧図などでみられる。
- 心房収縮による波。
- 心房収縮期でみられる。
心カテーテル検査
- 拘束型心筋症:左室圧におけるa波が増大し、LVEDPが上昇。
臨床関連
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- 英
- coronary perfusion pressure CPP
- 同
- 冠状動脈灌流圧
- 関
- 冠血流量 coronary blood flow CBF
[★]
左室拡張終期、左室拡張末期 left ventricular end-diastolic
- 関
- left ventricular dimension at end-diastole, left ventricular end-diastolic pressure