- 英
- papilledema、papilloedema
- 関
- うっ血乳頭、鬱血乳頭、乳頭浮腫
WordNet
- swelling of the optic disc (where the optic nerve enters the eyeball); usually associated with an increase in intraocular pressure
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 視神経乳頭浮腫をきたした視神経乳頭ドルーゼンに対しトリアムシノロンテノン嚢下注射が奏効した1例 (特集 第60回日本臨床眼科学会講演集(1))
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- 乳頭浮腫とは、脳内や脳周辺の圧力上昇が原因で、視神経が眼球に入る部分(視神経乳頭)が腫れた状態です。 ... これらの状態は通常、両眼に乳頭浮腫を引き起こします。 症状 乳頭浮腫の初期段階では視力に影響がないことも ...
- 【乳頭浮腫はどんな病気?】 乳頭浮腫とは、脳内や脳の周辺の圧力上昇が原因で視神経が眼球に入る部分である視神経乳頭が腫れた状態のことです。症状として視界がぼやけたり、複視、ちらつき、眼が見えなくなるなどの一時的な ...
- 物が見えるまでの視覚情報の流れ 左右両眼から出た視神経は頭蓋骨の中に入ってすぐに視交叉〈しこうさ〉という所で一緒になり、再び左右に別れます。このとき、右眼の右半分の視野(左半分の網膜が担当)と左眼の右半分の視野の ...
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- 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
- 23歳の女性。発熱を主訴に紹介されて来院した。
- 現病歴:3日前の朝、38.2℃の発熱を認めた。市販の解熱鎮痛薬を内服すると、一時的に体温は37℃台前半まで解熱したが、数時間して再び38.5~40℃に上昇した。今朝からは、悪寒、戦慄を伴う40℃台の発熱が続いたため自宅近くの診療所を受診した。腰部が重苦しいが、頭痛、咽頭痛、鼻汁、咳嗽、胸痛、腹痛および下痢の症状はない。インフルエンザウイルス迅速抗原検査と胸部エックス線撮影で異常を認めなかった。発熱の原因精査のため同時に施行した尿検査と血液検査の結果を持参し、紹介されて受診した。
- 既往歴:小児期にアトピー性皮膚炎。8歳時に中耳炎。
- 生活歴:営業担当事務職員。両親と弟の4人暮らし。
- 家族歴:10日前に弟が胃腸炎で3日間療養した。
- 検査所見(持参したもの):尿所見:蛋白1+、糖(-)、潜血1+、白血球2+。赤沈 65mm/1時間。血液所見:赤血球 430万、Hb 13.5g/dL、Ht 40%、白血球 12,000(桿状核好中球 15%、分葉核好中球 60%、好酸球 1%、単球 6%、リンパ球 18%)、血小板 38万。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dL、アルブミン 4.2g/dL、AST 28IU/L、ALT 35IU/L、LD 210IU/L(基準 176~353)、クレアチニン 0.7mg/dL、尿素窒素 14mg/dL、Na 138mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 105mEq/L。CRP 6.5mg/dL。
- 現症:意識は清明。身長 165cm、体重 46kg。体温 39.1℃。脈拍 96/分、整。血圧 106/60mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。甲状腺腫と頸部リンパ節とを触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。
- この患者でみられる可能性が高い身体所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110C029]←[国試_110]→[110C031]
[★]
- 55歳の男性。両足の浮腫を主訴に来院した。10日前に両足の浮腫が出現し増悪したため受診した。身長 170cm、体重 75kg(10日前は65kg)。脈拍100/分、整。血圧 92/56mmHg。両下肢に浮腫を認める。尿所見:蛋白3+、潜血(-)。随時尿の尿蛋白/Cr比は8.7g/gCr(基準 0.15未満)。血液所見:赤血球 485万、Hb 18.1g/dL、Ht 48%、白血球 7,800、血小板 23万。フィブリノゲン 677mg/dL(基準 186~355)、Dダイマー 3.1μg/mL(基準 1.0以下)。血液生化学所見:総蛋白 4.0g/dL、アルブミン 1.5g/dL、尿素窒素 56mg/dL、クレアチニン 1.3mg/dL、血糖 84mg/dL、HbA1c 6.0%(基準 4.6~6.2)、総コレステロール 310mg/dL、トリグリセリド 120mg/dL。腎生検にて微小変化型ネフローゼ症候群と診断された。
- この患者において注意すべき合併症はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114B030]←[国試_114]→[114B032]
[★]
- 39歳の男性。右眼の視力低下を主訴に来院した。3か月前から右眼の見にくさを自覚していた。2週前、更に視力低下をきたしたため心配になって受診した。28歳のとき、高血糖を指摘されたが、現在まで医療機関を受診していなかった。視力は右0.1(0.3×-3D)、左0.2(1.2×-2D)。血圧 130/90mmHg。血液所見:赤血球 460万、Hb 12.9g/dL、Ht 42%、白血球 7,300、血小板 21万。HbA1c 8.5%(基準 4.6~6.2)。眼底検査で両眼の網膜出血と白斑とを認めたため行った検査の様子(別冊No. 9)を別に示す。
- 認められる可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110G051]←[国試_110]→[110G053]
[★]
- 英
- papilledema
- 関
- うっ血乳頭、視神経乳頭浮腫、乳頭浮腫
[★]
- 英
- edema
- 関
- 水腫、angioedema、全身性浮腫
分類
- 低アルブミン血症はfast edema と覚えておく
浮腫の原因
- IMD.518
-
- 内分泌性浮腫
- 栄養失調性浮腫・栄養障害性浮腫
- 薬剤性浮腫
- 起立性浮腫
- 特発性浮腫
- 内科診断リファレンス p.4
浮腫を来す疾患
- IMD.519改変
-
- 内科外科マニュアルp.212
- 蜂窩織炎
- 深部静脈血栓症
- 表在静脈瘤(慢性静脈還流不全)
- うっ血性心不全
- ネフローゼ症候群
- 肝硬変
- 甲状腺機能亢進症
- 甲状腺機能低下症
- 薬剤:CCB,ピオグリタゾン,NSAIDs,女性ホルモン,甘草
- 特発性浮腫:女性,夕方増悪する下腿の浮腫:NaCl,炭水化物制限
- 月経前症候群:黄体期に出現し,月経発来と共に消退:当帰芍薬散,加味逍遥散
肝性浮腫と腎性浮腫
- 肝性浮腫は下肢に、腎性浮腫では眼瞼に浮腫が初発する?(出典不明)
-
- 越婢加朮湯
- 五苓散
-
-
- 当帰芍薬散
- 真武湯
-
- 防已黄耆湯
- 八味地黄丸
参考
[★]
- 英
- papilledema, disk edema, optic disc edema(SOP)
- ラ
- papilla oedematosa
- 関
- うっ血乳頭 choked disc ← 同義語ではない
乳頭浮腫の眼底所見(SOP.163)
- 乳頭の発赤
- 乳頭縁の境界不明瞭化
- 静脈の拡張とうっ血
- 乳頭面の隆起
- 乳頭の表在性出血
- 軟性白斑
- 網膜血管走行の不明瞭化
- 視力:原則視力の低下は起こらない。例外:(1)黄斑部に浮腫が伸展した場合、(2)乳頭浮腫が高度かつ長期にわたり続発性視神経萎縮の起こった場合、(3)うっ血乳頭の原因となった頭蓋内病変に基づく視力障害。
- 視野:視野の狭窄は起こらない。
索引
CNUR. 35
YN. C165 J15 {乳頭浮腫}
BET. 110,271
SCN. 40
M. 600
IMD 71
SOP. 133,163
-~の眼底像. 163
-papilledema
DIF. 342
SCN. 40
SOP. 133
BET. 110,271
APT.
PHD. 326
NEL. 2106,2107f,2435,2435f,2606-2607
-due to pseudotumor cerebri. 2525
PON.
-acute. 237
-chronic. 237f,237-238
-in coma. 355
-differential diagnosis in. 236
-in intracranial pressure increase. 13,236-238,355,594
-in intracranial tumors. 617
-lumbar puncture risk in. 13
-mild. 236,236f
-optic disc swelling in. 232,233t,236-238
-in pseudotumor cerebri. 237,601,602,603,604,605
-optic disc edema
SOP. 163
</rad>
[★]
- 英
- nipple, papilla
- ラ
- papilla mammae
- 関
- 乳房
位置
- 鎖骨中線のあたりであって、T4-T5肋骨の間、すなわち第4肋間隙にある(♂)、と思われる。
- 上記の位置は、性差・個体差あり(KL.265)
臨床関連
- 胸骨圧迫(心臓マッサージ):圧迫部位は両乳頭のを結ぶ線と胸骨が交わる部位である。胸骨のやや下部となる。
[★]
- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS
[★]
- 英
- optic nerve, optic nerves
- ラ
- nervus opticus
- 同
- 第2脳神経, second cranial nerve, CN II
- 関
- 視覚、眼、脳神経