精神障害者保健福祉手帳、記載イメージ(滋賀県発行のもの)
精神障害者保健福祉手帳(せいしんしょうがいしゃほけんふくしてちょう)とは、1995年(平成7年)に改正された精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)に規定された精神障害者に対する手帳制度。表紙の記載から、「障害者手帳」と呼ばれる場合、広義の「障害者手帳」のうち、これのみを指す場合がある。
目次
- 1 概要
- 2 様式
- 3 対象疾患
- 4 等級とその判定
- 5 扶助・優遇・支援の内容
- 6 交通機関の割引等
- 7 発達障害者・知的障害者の手帳取得
- 8 交付台帳の整備
- 9 諸問題
- 9.1 制定時の問題
- 9.2 認定条件
- 9.3 税金関係
- 9.4 不正事件
- 9.5 判定基準
- 10 通院医療費公費負担制度との関係
- 11 脚注
- 12 参考文献
- 13 関連項目
- 14 外部リンク
概要
1995年(平成7年)の精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の改正で同法第45条に規定された障害者手帳である。精神障害者が一定の精神障害の状態であることを証する手段となり、各方面の協力を得て各種支援策を講じやすくすることにより、精神障害者の自立と社会参加の促進を図ることを目的としている[1]。発達障害者に対しては、ICD-10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)の「第5章:精神と行動の障害(F00-F99)」に含まれるため、知的障害を伴わない場合で基準を満たせば交付されることとなっている。
本手帳制度の施行により、障害者基本法第2条に規定された障害者(身体障害・知的障害・精神障害(発達障害を含む。)があり日常生活に制限を受ける者)に手帳制度が整った。
身体障害者手帳・療育手帳と異なり、手帳には2年の有効期限がある。2年ごとに医師の診断書とともに申請をし、手帳を更新する。診断書に基づき、申請した当事者の能力障害、機能障害(精神疾患)の状態(診断書が書かれた時点での)を精神保健福祉センターが判断し、手帳の支給・不支給ならびに、等級(支給の場合)が決定される。不支給や、支給された場合でも等級に不服がある場合は、期日以内であれば不服申し立てができる。申請をしたからといって自動的に手帳が支給されるわけではなく、新規申請の場合も、手帳を更新する場合も必ず審査を受ける。
この手帳を持っていることにより、後述のような各種サービスや就労支援を受けられる。就労している場合は所得税・住民税の障害者控除の対象となる。また、精神障害者保健福祉手帳を所持している当事者を雇用した企業やその他法人へ、日本国政府からの補助金支給などの措置も行われている。
精神状態が快方に向かった場合など、諸事情で更新申請をしない場合、申請をしても不支給の認定を受けた場合は、手帳は自治体へ速やかに返還することとなり、有効期限後は効力を失う。手帳が失効した場合は、都道府県知事が記載する精神障害者保健福祉手帳交付台帳から個人記録は削除される。すなわち、障害者としての公式な認定は無くなる。
手帳は他人へ貸与ならびに譲渡できない。
都道府県知事には、あらかじめ指定された医師の診断に基づいて、精神障害の状態にないと判断した場合は手帳の返還を命令できる権限がある[2]。また、申請を受け、精神障害と認定せず、手帳を支給しない場合は都道府県知事は申請者に理由を通知する義務がある[3]。
様式
手帳の表紙には「障害者手帳」とのみ表示され、表紙を見ただけでは、精神障害者の手帳であることが分からないようになっている[4]。これは被交付者のプライバシーに配慮したもので、他の障害者よりも深刻な偏見や差別・価値観の相違による無理解が、なお強く残存する日本の社会情勢を鑑みたものである。表紙の色は都道府県や政令指定都市により異なり、例えば東京都は緑色、千葉県は濃緑色、神奈川県では濃青色、埼玉県では水色である。
手帳には証明写真が貼付される。これは2006年(平成18年)10月1日申請分から改訂されたもので[5]、当初は既存の2制度と異なり顔写真の貼付は不要であった。更新義務のない身体障害者手帳と異なり2年の手帳有効期限が定められているため、写真の添付されていない旧様式の手帳は、順次写真添付の新様式に更新された[6]。
対象疾患
厚生省(現・厚生労働省)保健医療局長通知「精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について」の「精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準の説明」によると下記の疾患が対象である。
- 統合失調症
- 躁鬱病
- 非定型精神病
- てんかん
- 中毒精神病(有機溶剤などの産業化合物、アルコールなどの嗜好品、麻薬、覚醒剤、コカイン、向精神薬などの医薬品)
- 器質精神病(精神遅滞を除く)
- その他の精神疾患(発達障害を含み、精神遅滞を伴うものを除く)
- ※その他の精神疾患にはICD-10に従えば神経症性障害、ストレス関連障害、成人の人格および行動の障害、食行動異常や睡眠障害を含む生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群、心理的発達の障害、小児(児童)期および青年期に生じる行動および情緒の障害など(分類は精神疾患#精神疾患の項を参照)。
等級とその判定
等級
「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律施行令」によって手帳には障害の程度により、重い順に1級・2級・3級と決められており、手帳の等級によって受けられる福祉サービスに差がある。
障害等級 |
精神障害の状態 |
一級 |
日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの |
二級 |
日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの |
三級 |
日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの |
本手帳の1級は障害基礎年金の1級に、2級は障害基礎年金の2級にほぼ比例する。3級については障害厚生年金の3級よりも幅が広い。もっとも本手帳と障害基礎年金は別の制度であり、本手帳の等級が1級であるから障害基礎年金は確実に1級と認定される保証はない(障害基礎年金の判定業務は日本年金機構(旧社会保険庁)が行う)。障害年金の受給者は、医者の診断書の代わりに年金証書を提示することで年金と同じ等級の手帳の交付を受けられる[7]。
判定
判定業務は各地域の精神保健福祉センター(地域によっては名称を精神医療センターとしているところもある)が行う[8]。判定基準は厚生省保健医療局長通知「精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について」の中に書かれている「精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準」による。判定材料は申請時に提出された診断書をよりどころにしている。[9]判定基準は「精神疾患(機能障害)の状態」と「能力障害の状態」の各指標で構成されている。
扶助・優遇・支援の内容
等級や各発行自治体により異なるが、共通して下記の福祉施策が実施されている。
- 租税関連。確定申告にて申告する必要有り。
- 所得税控除 - 1級は所得税法上の特別障害者となり、控除額が加算される。
- 住民税控除
- 相続税控除
- 贈与税の非課税(1級所持者・6000万円まで)
- 障害者控除(1級・40万円。2級3級・27万円)
- 配偶者控除及び扶養控除(1級のみ)
- 個人事業税減免
- 自動車税・軽自動車税・自動車取得税減免(1級のみ)
- 預金利子所得等への非課税適用(マル優・要申請)
詳細は「少額貯蓄非課税制度」を参照
- 日本国債や地方債等の利子非課税制度(特別マル優・要申請)
- 自立支援医療費給付手続きの簡素化(地方公共団体によっては簡素化の対象外の場合がある)
- 生活保護障害者加算(2級以上)
- NTT番号案内料金の免除(104番における電話番号案内料金の免除。要申請)
- 駐車禁止除外指定車標章の交付(1級のみ・住所所轄の警察署の交通課にて申請)
自治体における福祉サービスは、自治体運営交通機関の運賃減免[10][11]・公共施設等の利用料減免[12]・地方公共団体運営の公営住宅への入居優先などがある。民間事業者にあっては、携帯電話料金(携帯電話料金の障害者割引を参照)・映画館や劇場の入場料金[13]・テーマパークや遊園地の利用料金[14]などに割引制度が存在するほか、運賃・料金に割引制度を定める民間の交通事業体[15]も一部に存在する。NHKでは受信料の免除が設けられている(1級若しくは2級で市県民税非課税世帯)。自治体におけるサービスは、等級によって免除・割引率が違う場合もあるが、民間福祉サービスにおいては、概ね等級における変化はない。
手帳を提示することにより受けられる優遇対象は、公共の施設・制度を主としたもので、実質的な優遇内容は被交付者が居住する地域の施設・制度の整備度合いに依存する。制度の適用範囲に自治体間で相違があることから、他地域へ転居した場合など、他の自治体発行手帳では利用できないサービスも存在する。
これまで精神障害者は、法定雇用率の対象とされていなかったが、2006年(平成18年)4月1日の障害者自立支援法施行に伴い、精神障害者保健福祉手帳所持者については、法定雇用率の対象とされるようになり、2012年(平成24年)には、雇用の義務付けの方針が厚生労働省内で定まった[16]。
交通機関の割引等
鉄道事業者においては、JR・大手私鉄など、身体障害者・知的障害者(身体障害者手帳や療育手帳を所持する精神・発達障害者を含む)に対しては割引を行ってる事例が大半であるが、精神障害者(精神障害者保健福祉手帳のみの所持者及び手帳非所持者)に対しては割引を行っていない事業者が多い[17]。県の障害者担当課などの働きかけにより、その県内の全バス事業者に精神障害者割引を適用している県もある。また、前節の通り自治体が運営する地下鉄や路線バスなどの公共交通機関では料金の割引や無料パス交付等の支援措置がとられる場合がある。
東海旅客鉄道(JR東海)では、平成20年度に国土交通省が行った業務監査において、「福祉割引(障害者割引)は日本国政府の福祉政策の一環として行政の費用負担で行われるべき」と回答した[18]。
また航空運賃[19][20]およびNEXCO管轄の高速道路・有料道路[21]、都市高速などの地方道路公社の多く[22]でも精神障害者向けの割引は行われていない[23]。
なお療育手帳では、全日本手をつなぐ育成会等、関係諸団体の運動の結果、JR運賃や鉄道料金の割引制度が設けられた[24]。
発達障害者・知的障害者の手帳取得
厚生労働省は従来より発達障害は精神障害の範疇としていた[25]。同省の通知では申請用診断書に発達障害に当たるICD-10カテゴリーF80-F89、F90-F98の記入が可能である[26]。
参考までに都道府県または政令指定都市によっては知的障害者向けの障害者手帳である療育手帳の取得が可能な場合がある。日本では発達障害専門の障害者手帳はない[27]。
手帳自体にはIQ検査の診断から、50~69程度と生活年齢の遅れで、軽度の知的障害がみられる場合も多い。最近では知的障害者に配慮した福祉サービスも行われてる。 療育手帳とは違い合併症が見られる傾向は少ない方で、3級の登録が特に多い。重心化したものでは対象外である。
手帳取得後は更新が必要である。たとえば精神障害者福祉手帳3級の更新は2年に1回、2014年時点で更新書類を精神科クリニックに通い、精神科医に書いてもらい該当する施設に精神障害者福祉手帳と提出する。
交付台帳の整備
都道府県知事は精神障害者保健福祉手帳交付台帳を備えて、手帳の交付に関する事項を記載する義務がある。精神障害者保健福祉手帳を返還をするか死亡した場合、記載された事項は削除される[28]。記載される個人情報は精神障害者の氏名、性別、住所及び生年月日、障害等級、精神障害者保健福祉手帳の交付番号、交付年月日及び有効期限、精神障害者保健福祉手帳の再交付をしたときは、その年月日及び理由である[29]。
諸問題
制定時の問題
一部の精神障害者患者会が、当時の大きな圧力団体である全国精神障害者家族会連合会および全国精神障害者団体連合会が、厚生省に要望して強引に制定したとの証言がある。また病者総番号制、結局精神病者分断(行政に都合の良い精神病者と都合の悪い精神病者を分けるだけ)と批難している[30]。
認定条件
認定条件は日本国政府が示した「精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準」によりつつも都道府県、政令指定都市で幅広い裁量があるため、行政行為としての信頼性と安定性を損なっている、障害者施策の推進に手帳が役に立っていない(実質生活保護の障害加算の決定程度)、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律には、身体障害者福祉法第15条に定めている指定医制度のような制度がなく、精神科医でなく事実上知識が浅くても、手帳申請用の診断書が書けてしまい、その診断書によって正しい判定がされず、精神障害者の権利侵害につながるなどが指摘されている[9]。
税金関係
精神障害者保健福祉手帳を持っていることにより、所得税や住民税などの控除を受けていた労働者が、何らかの理由で手帳が失効した場合、税金負担が一般と全く同じになり、生活が圧迫される。
不正事件
2009年(平成21年)に、神奈川県にて携帯電話料金の障害者割引目的での手帳偽造事件が発覚している[31][32]。2014年(平成26年)には、受け取る障害年金の額を上げようと目論んで、医師の診断書を偽造する事件が発覚した[33]。
判定基準
精神障害者保健福祉手帳の判定の基準が、未だに旧式の国際障害分類(ICIDH)に則っていることに対して、批判がある[9]。障害については、21世紀を迎えた現在では、国際生活機能分類(ICF)の基準が広まっているからである。
通院医療費公費負担制度との関係
障害者自立支援法が施行される前まで、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)第32条により精神科通院医療費の一部を公金にて負担した制度があった。この制度の申請時にこの手帳が交付されている者は医師の診断書が不要であった[34]。
脚注
- ^ 発達障害情報センター「発達障害者を支える、さまざまな制度、施策>参考」 国立障害者リハビリテーションセンター 2010年10月2日閲覧
- ^ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律 第四十五条の二
- ^ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律 第四十五条
- ^ 他の2手帳ではそれぞれ「身体障害者手帳」(身体障害者)・「療育手帳」(知的障害者)と表紙に記載があり、これらの状況から「障害者手帳」が精神障害の手帳であると憶測される場合もありうる。
- ^ 当時の厚生省の方針では手帳に写真を貼付する予定であったが、社会的偏見が大きく紛失や手帳提示をしたことにより、差別等の不利益を得る可能性が大きいと一部精神障害者団体が反対したため、写真の貼付を見合わせた経緯がある。
- ^ ただし、都道府県や政令指定都市によっては『本人都合により写真添付なし』が認められる場合がある。これによる本人の身分証明書としてのメリット・デメリットも当然ながら発生する。
- ^ 年金証書などの写しによる精神障害者保健福祉手帳の障害等級の認定事務について 平成7年9月28日 厚生労働省通知
- ^ 「精神保健福祉センター運営要領について 厚生省保健医療局長通知」 精神保健福祉センター長会 2010年3月7日閲覧
- ^ a b c 「認定する立場から-精神障害者の認定をめぐる諸問題」築島健 2015年8月4日閲覧
- ^ 料金割引/福岡市交通局
- ^ 切符やプリペイドカードを購入して利用したりはやかけんなどのIC乗車券に障害者割引の設定をして改札機を利用したり窓口・バス車内などで手帳(自治体によっては福祉乗車証が交付される)を提示して料金精算や乗越精算を行ったりする。東京都在住で東京都発行の精神障害者保健福祉手帳所持者は都営地下鉄・都営バス・日暮里舎人ライナーの無料乗車券が定期券発売所等で申請の上、支給される。大阪市営交通では大阪市内在住の障害者手帳1級所持者には申請の上介護人付無料乗車証を、2級には単独用無料乗車証を、3級には乗車料金割引証(5割引)をそれぞれ交付している。千葉都市モノレールには割引制度「精神障害者に対する運賃割引制度」がある。
- ^ 福岡市博物館 館案内
- ^ 料金・割引サービス表/天神東宝
- ^ 障がい者割引制度/ハウステンボスリゾート
- ^ 宮崎交通 ご意見・お問い合わせ
- ^ 【朝日】2012年6月4日「精神障害者の雇用義務化へ 厚労省方針、社会進出促す」
- ^ 鉄道・バスの障害者割引 「精神障害」置き去り - 読売新聞、2014年5月26日
- ^ 東海旅客鉄道株式会社に対する業務監査の実施結果 (PDF) p.3 国土交通省
- ^ JAL国内線 - 身体障がい者割引
- ^ 身体障がい者割引│航空券│ANA国内線
- ^ NEXCO西日本 障害者割引
- ^ 福岡北九州高速道路公社 障害者割引について
- ^ ただし、山口県 健康増進課の様に通行料金の割引を行う場合もある。
- ^ 当事者からの意見-知的障害の立場から「知的障害」と認定されるまでの問題点 北沢清司 「ノーマライゼーション 障害者の福祉」2004年12月号 日本障害者リハビリテーション協会 2010年9月30日閲覧
- ^ 特別支援教育の推進に関する調査研究協力者会議高等学校WG(第6回)議事要旨 平成21年7月24日 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 2009年12月26日閲覧
- ^ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係通知の改正について 障発第0329008号 平成14年3月29日 厚生労働省 2009年12月26日閲覧
- ^ 発達障がい者に対する療育手帳の交付について(概要) 平成22年9月13日 総務省行政評価局 2011年6月13日閲覧
- ^ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律施行令 第七条 厚生労働省
- ^ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律施行規則 第二十六条 厚生労働省
- ^ キーサン革命宣言―精神病者のセーカツとカクメイ 江端一起 アットワークス 2013年 ISBN 9784939042881 p18
- ^ “神奈川県精神障害者保健福祉手帳の偽造について” (プレスリリース), 神奈川県, (2009年2月3日), http://www.pref.kanagawa.jp/press/0902/013/index.html 2010年3月27日閲覧。
- ^ “偽造障害者福祉手帳で、携帯電話利用料割引申し込み”. msn産経ニュース (産経新聞社). (2009年2月3日). http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090203/kng0902032128009-n1.htm 2010年3月27日閲覧。
- ^ “「障害基礎年金、1万円あがると思った」… 医師の診断書偽造の女、追送検 大阪府警”. 産経新聞. (2014年9月1日). http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140901/waf14090117370025-n1.htm 2014年9月8日閲覧。
- ^ 精神保健福祉法詳解第二版 精神保健福祉研究会 中央法規出版 2002年 ISBN 9784805844311 p234
参考文献
- 精神保健福祉法詳解第二版 精神保健福祉研究会 中央法規出版
関連項目
外部リンク
- 全国精神障がい者地域生活支援センター福祉制度の手引き
- 東京都・精神障害者保健福祉手帳
- 精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について - 福島県
特別支援教育 |
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学校教育 |
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学校・教育施設 |
特別支援学校 - 支援教育を行う普通学校 - 各種学校 - 通信教育
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学級 |
特別支援学級 - 重複障害学級 - 一般学級(特別支援学校) - 院内学級 - 通級(ことばの教室など) - 訪問教育・訪問指導・訪問学級 - 複式学級 - 健康学園
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制度 |
就学猶予と就学免除 - 就学時健康診断 - 準高生
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学習指導要領・教育要領 |
特別支援学校幼稚部教育要領 - 特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 - 特別支援学校高等部学習指導要領(盲学校、聾学校及び養護学校高等部学習指導要領)
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教員・教育支援者 |
特別支援学校教員(教諭 - 講師 - 自立活動教諭 - 自立教科教諭 - 非常勤講師 - 実習助手・実習助手(特別支援学校嘱託職員) - 特別支援教育コーディネーター - 特別支援教育士 - 特別支援教育支援員(特別支援教育指導補助員) - 介助技師
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特別支援教育の基礎理論に関する事項 |
障害者教育
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心身に障害のある幼児、児童又は生徒の
教育課程及び指導法 |
視覚障害教育 - 聴覚障害教育 - 知的障害教育 - 肢体不自由教育 - 病弱教育
(重複・LD等領域)重複障害教育 - 発達障害教育 - 自閉症教育 - コミュニケーション障害教育 - 言語障害教育
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教科、領域、
教科・領域を合わせた指導、
自立活動等 |
職業・家庭 - 職業 - 流通・サービス - 福祉
自立活動
生活単元学習(生単) - 遊びの指導 - 作業学習 - 日常生活の指導(日生)
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学校教育における、
心身に障害のある幼児、生徒および児童の
心理、生理及び病理 |
視覚障害者の心理 - 視覚障害者の生理・病理 - 聴覚障害者の心理 - 聴覚障害者の生理・病理
知的障害者の心理 - 知的障害者の生理・病理 - 肢体不自由者の心理、生理・病理 - 病弱者の心理、生理・病理
発達障害者の心理]
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その他の制度・システム |
併置校 - 居住地校交流 - 修行 - 職業教育
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福祉 |
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児童福祉施設 |
知的障害児施設 - 知的障害児通園施設 - 盲ろうあ児施設 - 肢体不自由児施設 - 重症心身障害児施設 - 情緒障害児短期治療施設 - 保育所(障害児保育・統合保育) - 医療型障害児入所施設 - 医療型児童発達支援センター - 児童発達支援センター
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日本の法律・国際条約 |
障害者基本法 - 身体障害者福祉法 - 知的障害者福祉法 - 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律 - 児童福祉法 - 発達障害者支援法 - 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 - 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 - 障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律 - 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律 - 難病の患者に対する医療等に関する法律 - 障害年金 - 障害者権利条約
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障害者手帳 |
身体障害者手帳 - 療育手帳 - 精神障害者保健福祉手帳
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障害者団体 |
全国特別支援学校長会 - 全日本手をつなぐ育成会 - ピープル・ファースト・ジャパン - 全国精神障害者家族会連合会 - 全国精神保健福祉会連合会 - べてるの家 - きょうされん - HERO (プロレス)
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テレビ番組 |
NHK教育テレビジョン - きらっといきる - 福祉ネットワーク - ハートネットTV - バリバラ〜障害者情報バラエティー〜 - ふれあい広場・サンデー九 - 24時間テレビ 「愛は地球を救う」
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障害の分類 |
身体障害 - 知的障害 - 精神障害 - 運動障害・肢体不自由 - 聴覚障害 - 視覚障害 - 発達障害 - (軽度)発達障害(学習障害(ディスレクシア) - 注意欠陥・多動性障害 - 自閉症スペクトラム(高機能PDD)) - 言語障害 - 健康障害 - 広汎性発達障害 - 情緒障害 - 染色体異常 - 自閉症 - 精神疾患 - 脳性麻痺 - 重複障害 - 病弱 - 身体虚弱 - 重症心身障害 - 内部障害 - 特定疾患
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障害者の分類 |
視覚障害者 - 聴覚障害者 - 知的障害者 - 肢体不自由者 - 病弱者(病弱児・身体虚弱者)
発達障害者 - 精神障害者
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その他 |
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心理検査 |
知能検査 - 発達検査 - 性格検査 - 内田クレペリン精神検査
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障害者に対する虐待事件 |
宇都宮病院事件 - 水戸事件
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その他 |
統合教育 - インクルージョン教育 - ノーマライゼーション・ノーマライゼイション - デュアルシステム - 学習性無気力 - ノイズ - DSM-5 - 教職課程 - アクセシビリティ - バリアフリー
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精神と行動の障害(ICD-F - 290-319) |
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器質性 / 症状性 |
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認知症
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- 軽度認知症
- アルツハイマー型認知症
- 多発性脳梗塞認知症
- ピック病
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- ハンチントン病
- パーキンソン病
- AIDS認知症症候群
- 前頭側頭型認知症
- 日没症候群
- 認知症徘徊
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その他
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- せん妄
- 脳振盪後症候群
- 器質脳症候群
- 他の症状性を含む器質性精神障害
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精神作用物質使用、薬物乱用による障害 |
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- 薬物中毒 / オーバードース
- 身体依存
- 薬物依存症
- 反跳作用
- 二重反跳
- 離脱
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気分障害(感情障害) |
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- 躁病
- 双極性障害(I型 - II型 - 気分循環症)
- 抑うつ症状(大うつ病性障害 - 気分変調症 - 季節性情動障害 - 非定型うつ病 - メランコリー型うつ病)
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神経症 - ストレス関連 - 身体表現性障害 |
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不安障害
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恐怖症
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- 広場恐怖症
- 社会恐怖 / 社交不安障害(対人恐怖)
- 特定の恐怖症(閉所恐怖症)
- 単一社会恐怖
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その他
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- パニック障害
- 全般性不安障害
- 強迫性障害
- ストレス(急性ストレス障害 - PTSD)
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適応障害
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身体表現性障害
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- 身体化障害
- 身体醜形障害
- 心気症
- 疾病恐怖
- ダ・コスタ症候群
- 疼痛性障害
- 機能性神経症状症(ガンザー症候群 - 咽喉頭異常感症)
- 神経衰弱
- Mass Psychogenic Illness
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解離性障害
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- 解離性同一性障害
- 解離性健忘
- 解離性遁走
- 離人感・現実感消失障害
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生理的・身体的 |
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摂食障害
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- 神経性大食症
- 反芻性障害
- 特定不能の摂食障害
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非器質性睡眠障害
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- 過眠症
- 不眠症
- 睡眠時随伴症(レム睡眠行動障害 - 夜驚症 - 悪夢)
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性機能障害
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- 性的欲求(性欲低下障害 - 性欲亢進)
- 性的関心・興奮 (女性の性的関心・興奮障害)
- 勃起障害
- オルガスム(無快楽症 - 射精遅延 - 早漏 - 性的冷感)
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産後
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成人のパーソナリティと行動 |
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性と性同一性
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その他
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- 体を対象とした反復的行動
- 虚偽性障害(ミュンヒハウゼン症候群)
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小児の精神障害 |
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精神遅滞
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精神発達(発達障害)
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感情・行動の障害
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- ADHD
- 行為障害(反抗挑戦性障害)
- 情動障害(分離不安症)
- 社会的機能(場面緘黙症 - 愛着障害 - 脱抑制性愛着障害)
- チック症(トゥレット障害)
- 言語障害(吃音症 - 早口症)
- 運動障害(常同運動症)
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未分類 |
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- 想像妊娠
- 間欠性爆発性障害
- 精神運動性激越
- 常同症
- 心因性非てんかん性発作
- Kluver-Bucy症候群
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