- 英
- anti-DNA antibody, DNA antibody
- 関
- 抗核抗体
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- 膠原病患者血清中には,種々の抗原特異性をもつ抗DNA抗体が検出される。DNAに対する抗体である抗DNA抗体は,対応抗原によって,抗dsDNA抗体,抗dsDNA抗体+抗ssDNA抗体,抗ssDNA抗体の3種類に分類される。二本鎖DNAに特異的な ...
- SLEの急性活動期の初期では,抗DNA抗体,特に抗ds-DNA-IgG抗体が免疫複合体形成のため消費されるので,本抗体が陰性ないし低値陽性となることが報告されている.このため本抗体を経時的に測定する.臨床的にSLEが疑われる ...
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- 次の文を読み、1~3の問いに答えよ。
- 24歳の女性。全身倦怠感とむくみとを主訴に来院した。
- 現病歴 : 4週前に海水浴に行き、日焼けをしてから微熱と全身倦怠感とを自覚し、数日前から顔面と下腿とにむくみが出現した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長154 cm、体重52kg。体温37.8℃。脈拍88/分、整。血圧124/88mmHg。意識は清明。前頭部の脱毛と両手指の凍瘡様皮疹とを認める。頚部と腋窩とに小豆大のリンパ節を数個触知する。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白3+、糖(-)、沈渣に赤血球20~30/1視野、白血球20~30/1視野、顆粒円柱(+)。血液所見:赤沈85mm/1時間、赤血球350万、Hb 9.2g/dl、Ht32%、白血球2,500(桿状核好中球5%、分葉核好中球65%、好酸球1%、単球7%、リンパ球22%)、血小板9万。血清生化学所見:総蛋白5.0g/dl、アルブミン2.1g/dl。尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総コレステロール360mg/dl。抗核抗体640倍(基準20以下)。
- この疾患の活動性の判定に有用なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [095H001]←[国試_095]→[095H003]
[★]
- 61歳の女性。全身倦怠感、筋肉痛および四肢のしびれを主訴に来院した。2年前から喘息様症状が出没している。1か月前から両肩の疼痛と右足のびりびりした異常知覚とが出現し、対側の下肢と両前腕とに及んだ。体温36.8℃。血圧140/80mmHg。リンパ節腫脹を認めない。胸部聴診上異常所見はない。下腿に紫斑を認める。左前腕の屈筋と左腓腹筋とに軽度の筋力低下を認める。両側前腕と下腿とに感覚低下を認める。尿所見:蛋白1+、糖(-)。血液所見:赤血球380万、Hb13.3g/dl、白血球22,300(好中球37%、好酸球42%、単球4%、リンパ球17%)、血小板48万。血清生化学所見:総蛋白7.3g/dl、γ-グロブリン22.4%、AST28単位(基準40以下)、ALT30単位(基準35以下)、CK42単位(基準10~40)。CRP4.4mg/dl(基準0.3以下)。
- この疾患でよくみられる自己抗体はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098A052]←[国試_098]→[098A054]
[★]
- 48歳の女性。昨年と今年の健康診断にて肝機能障害を指摘されて来院した。発熱と腹痛とはない。飲酒歴はない。常用している薬剤や栄養機能食品はない。身長 159cm、体重 49kg。体温 36.4℃。脈拍 60/分。血圧 110/62mmHg。眼球結膜に黄染を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 432万、Hb 14.0g/dL、Ht 40%、白血球 3,500、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 7.4g/dL、アルブミン 4.0g/dL、総ビリルビン 0.6mg/dL、AST 101IU/L、ALT 89IU/L、γ-GTP 51IU/L(基準 8~50)、ALP 298IU/L(基準 115~359)、IgG 2,710mg/dL(基準 960~1,960)、IgM 99mg/dL(基準 65~350)。免疫血清学所見:HBs抗原(-)、HBs抗体(-)、HBc抗体(-)、HCV抗体(-)。
- 診断に最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A035]←[国試_109]→[109A037]
[★]
- 56歳の女性。皮膚そう痒感を主訴に来院した。3年前の健康診断で肝機能異常を指摘されたが放置していた。輸血歴と服薬歴とはない。飲酒歴は機会飲酒。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球340万、Hb 11.6 g/dl、血小板14万。血液生化学所見: 総蛋白7.7 g/dl、アルブミン4.2 g/dl、総ビリルビン1.8 mg/dl、AST 56IU/l、ALT 65 IU/l、ALP 935 IU/l (基準 115~359)、γ-GTP 616 IU/l (基準8~50)。免疫学所見:HBs抗原陰性、HCV抗体陰性。肝生検組織のH-E染色標本を以下に示す。
- 診断に最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I076]←[国試_103]→[103I078]
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- 22歳の女性。発熱と顔面の紅斑とを主訴に来院した。昨年の冬に両手にRaynaud現象が出現し、時々関節痛があった。1週前、友人と海に行き日焼けをした後の皮膚に水疱を伴う皮疹が出現した。意識は清明。体温38.6℃。脈拍92/分、整。血圧110/60mmHg。顔面に蝶形紅斑を認める。頸部リンパ節腫脹を認める。胸部に異常はない。手と手指との関節に腫脹と圧痛とを認める。血液所見:赤沈48mm/1時間、赤血球306万、Hb10.2g/dl、白血球2,600。血清生化学所見:AST25単位、ALT30単位。CRP2.0mg/dl。
- この疾患でみられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100A035]←[国試_100]→[100A037]
[★]
- 66歳の女性。発熱と体重減少とを主訴に来院した。1か月前から38℃を超える発熱が続き、抗菌薬を投与したが軽快しない。体重が3kg減少した。両側中下肺にfine crackles(捻髪音)を聴取する。尿所見:蛋白2+、糖(-)、潜血3+。血清生化学所見:尿素窒素48mg/dl、クレアチニン2.4mg/dl、CRP14.8mg/dl(基準0.3以下)。診断に最も有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B020]←[国試_098]→[098B022]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097H063]←[国試_097]→[097H065]
[★]
- 英
- antinuclear antibody ANA, anti nuclear antibodies ANAs
- 関
- SLE、自己抗体
- 検査法:HEp-2細胞を器質に用いる。
- 頻度についてはsee REU.14
- 正常値:40倍以下(REU.13)
- 高齢者では80,160倍と言った値が見られることがある。
- 20-60歳の健常人を調べた検査で、40倍での陽性率30%、80倍は13%、160倍は3%。
- 参考1
参考
- http://www.srl.info/srlinfo/kensa_ref_CD/otherdata/127-P77-0361.html
[★]
- 英
- ds-DNA antibody
- 関
- 抗DNA抗体、抗ds-DNA抗体
[★]
抗DNA抗体
- 関
- antinuclear antibody、DNA antibody
[★]
- 関
- anti-DNA antibody
[★]
- 同
- 抗2本鎖DNA抗体
- 関
- 抗DNA抗体
[★]
- 英
- antibody, Ab
- 関
- γ-globline、免疫グロブリン
- 抗原を特異的に認識する糖蛋白質である免疫グロブリンの一種。
- 血液・リンパ液中で抗原と非結合状態のものを指す
- 液性免疫に関与
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- 英
- body
- ラ
- corpus、corpora
- 関
- 肉体、身体、本体、コーパス、ボディー
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- 英
- deoxyribonucleic acid
- 同
- デオキシリボ核酸
- 関
- リボ核酸 RNA
[★]
- 英
- DNA antibody
- 関
- 抗DNA抗体