- 英
- anti-Sm antibody
- 同
- Sm抗体 Sm antibody
- 関
- 抗核抗体
- 全身性エリテマトーデスに特異的に出現する。SLEの20-30%に出現するが、疾患特異性は高い。
- 疾患の活動性の高いときに出現する。
- 蛍光顕微鏡下では斑紋型(核全体が染まり斑状に抜けて見える)として観察される。
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- the 19th letter of the Roman alphabet (同)s
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- sulfurの化学記号 / {略}South[ern]
- samariumの化学記号
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Japanese Journal
- P9-02 脳白質の石灰化病変を呈した全身性エリテマトーデスの一例
- 遠藤 裕子,有沼 良幸,荘 信博,谷 名,松枝 佑,原 亮祐,安部 学朗,和田 達彦,永井 立夫,田中 住明,廣畑 俊成
- 日本臨床免疫学会会誌 36(5), 417b-417b, 2013
- … 27歳男性.主訴は右半身麻痺.22歳より蝶形紅斑,脱毛,頭痛,両眼視力低下が出現.リンパ球減少,抗核抗体,抗DNA抗体,抗Sm抗体陽性より全身性エリテマトーデスと診断.両眼底に血管炎を認め髄液蛋白・細胞数増加,IL-6 83.7 pg/mlと上昇を認めた.ステロイドパルス後プレドニゾロン(PSL)60 mg/日開始.シクロフォスファミドパルス(IVCY)7回施行後タクロリムス(TAC)併用しPSL 7.5 mg/日まで漸減.24歳時,皮疹増悪 …
- NAID 130003383155
- P9-01 全身性エリテマトーデスによる急性混迷状態の治療経過中にステロイド精神病を発症した1例
- 原 亮祐,佐久間 裕子,有沼 良幸,荘 信博,谷 名,松枝 佑,安部 学朗,和田 達彦,永井 立夫,田中 住明,廣畑 俊成
- 日本臨床免疫学会会誌 36(5), 417a-417a, 2013
- … たため当院受診.髄液検査で蛋白,細胞数の増加を認め髄膜脳炎が疑われ入院した.アシクロビル,デキサメタゾン投与にて意識障害は速やかに改善した.入院時検査にて血球減少,抗核抗体,抗DNA抗体,抗Sm抗体陽性よりSLEと診断した.また髄液中の抗神経細胞抗体1.02 U/ml,抗グルタミン酸受容体抗体0.5 U/mlおよびIL-6 37.1 pg/mlと高値であったことから精神症状はSLEによる急性昏迷状態と診断した.PSL 50 mg/日を開始後よ …
- NAID 130003383154
- P8-03 ループス精神病における頭部MRI所見の検討
- 有沼 良幸,菊地 弘敏,小川 英佑,和田 達彦,永井 立夫,田中 住明,廣畑 俊成
- 日本臨床免疫学会会誌 36(5), 409b-409b, 2013
- … 2%)ではMRI所見の改善はなかった.頭部MRI所見の有無と診断時年齢には明らかな関連を認めなかったが,頭部MRI異常を有した患者はSLE罹病期間が有意に長期であった(p=0.0284).MRI所見の有無と,抗DNA抗体,抗Sm抗体,抗RNP抗体,抗リボソームP抗体および抗リン脂質抗体陽性との間には有意な相関を認めなかった.一方,髄液中のIL-6値は頭部MRI異常を有する患者において有意に上昇していた(p=0.0223).また頭部MRI異常 …
- NAID 130003383139
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- 抗Sm抗体, anti-smith antibody 臨床的意義 本抗体の対応抗原分子は、UsnRNPに属するU1-RNP、U2-RNP、U4/6-RNP、U5-RNPである。各抗原分子にはB/B´、D(D1、D2、D3)、E、F、G蛋白が共通して存在し、これらの蛋白 ...
- 抗Sm抗体とは、細胞の核成分の一部と反応する抗体で、膠原病の全身性エリテマトーデスに特異的に陽性を示すことから、全身性エリテマトーデスの診断補助として用いられています。このページでは、抗Sm抗体の概要などを ...
- 抗Sm抗体は,全身性エリテマトーデス(SLE)患者血清中に見いだされた抗核抗体群のひとつであり,従来の抗ENA抗体で検出されるRnase抵抗性のある抗ENA抗体と同一である。抗核抗体の染色型は斑文型を示す。抗Sm抗体はほぼ常に抗U1 ...
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★リンクテーブル★
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- 28歳の女性。妊娠に関する相談のため来院した。3年前から全身性エリテマトーデス(SLE)で自宅近くの医療機関に通院しており、副腎皮質ステロイドの内服で、病状は1年以上前から安定している。近い将来、妊娠を希望しており相談のため紹介されて受診した。体温 36.5℃。脈拍 68/分、整。血圧 108/62mmHg。顔面、体幹および四肢に皮疹を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿浮腫を認めない。(持参した前医の検査データ)尿所見:蛋白(-)、潜血(-)。血液所見:Hb 12.0g/dL、白血球 4,200、血小板 15万。血液生化学所見:尿素窒素 10mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL。免疫血清学所見:CRP 0.1mg/dL、リウマトイド因子(RF) 80IU/mL(基準20未満)、抗核抗体 1,280倍(基準 20以下)、抗DNA抗体(RIA法) 12IU/dL(基準7以下)、抗Sm抗体 陽性、抗RNP抗体 陽性、抗SS-A抗体 陽性、抗リン脂質抗体 陰性、CH50 35U/mL(基準 30~40)、C3 84mg/dL(基準 52~112)、C429mg/dL(基準 16~51)。診察の結果、妊娠は可能と判断された。
- この患者でみられる自己抗体で妊娠の際、胎児に影響を与える可能性があるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D050]←[国試_111]→[111D052]
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- 32歳の女性。発熱と多関節痛とを主訴に来院した。 3年前から光線過敏に気付いていた。 1年前の冬にRaynaud現象が出現した。 6か月前から時々、両側の手関節の関節痛を自覚していた。 3か月前から多数の関節に腫脹と疼痛とがみられ、持続するようになったため受診した。体温38.6℃。脈拍92/分、整。血圧110/60mmHg。頚部に可動性のあるリンパ節腫脹を認める。両側の手関節、第2-4指の近位指節間関節および中手指節間関節に腫脹と圧痛とを認める。赤沈50mm/1時間。血液所見:赤血球310万、 Hb11.0g/dL、 Ht33%、白血球3,300、血小板10万。血液生化学所見: AST35IU/L、 ALT40IU/L、 LD 370IU/L(基準176-353)。CRP 1.5 mg/dL。
- この疾患の診断に最も感度の高い検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I057]←[国試_106]→[106I059]
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- 65歳の女性。労作時呼吸困難、発熱および体重減少を主訴に来院した。半年前から空咳があり、階段を昇るときに息切れを自覚していた。1か月前から38℃を超える発熱が持続し、抗菌薬を服用したが軽快しなかった。体重が1か月で2kg減少した。最近、関節痛や筋肉痛も自覚するようになった。朝のこわばりはない。心音と呼吸音とに異常を認めない。関節腫脹と筋力低下とを認めない。尿所見: 蛋白2+、潜血3+。血液所見: 赤血球 317万、Hb 9.5g/dl、Ht 26%、白血球 12,500、血小板 55万。血液生化学所見: クレアチニン 2.4mg/dl CK 70IU/l(基準30-140)、免疫学所見: CRP 14.5mg/dl、リウマトイド因子(RF)陽性。
- 診断に最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I062]←[国試_104]→[104I064]
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- 66歳の女性。発熱と体重減少とを主訴に来院した。1か月前から38℃を超える発熱が続き、抗菌薬を投与したが軽快しない。体重が3kg減少した。両側中下肺にfine crackles(捻髪音)を聴取する。尿所見:蛋白2+、糖(-)、潜血3+。血清生化学所見:尿素窒素48mg/dl、クレアチニン2.4mg/dl、CRP14.8mg/dl(基準0.3以下)。診断に最も有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B020]←[国試_098]→[098B022]
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- 疾患とその疾患に特異的な自己抗体との組合せで正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114F006]←[国試_114]→[114F008]
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[正答]
※国試ナビ4※ [107I037]←[国試_107]→[107I039]
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[正答]
※国試ナビ4※ [103I029]←[国試_103]→[103I031]
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- 英
- antinuclear antibody ANA, anti nuclear antibodies ANAs
- 関
- SLE、自己抗体
- 検査法:HEp-2細胞を器質に用いる。
- 頻度についてはsee REU.14
- 正常値:40倍以下(REU.13)
- 高齢者では80,160倍と言った値が見られることがある。
- 20-60歳の健常人を調べた検査で、40倍での陽性率30%、80倍は13%、160倍は3%。
- 参考1
参考
- http://www.srl.info/srlinfo/kensa_ref_CD/otherdata/127-P77-0361.html
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- 英
- autoantibody
- 関
- 抗体
疾患特異的自己抗体
- 抗Sm抗体-SLE
- 抗RNA抗体-SLE,MCTD(overlap syndrome)
- 抗SS-B抗体-シェーグレーン症候群
- 抗Scl-70抗体-強皮症
- 抗セントロメア抗体-強皮症(手足限局型)
- 抗Jo-1抗体-多発性筋炎
- 抗白血球細胞質抗体(ANCA)
- C-ANCA-Wegener肉芽腫
- P-ANCA-壊死性半月体形成性腎炎、顕微鏡的多発血管炎、チャーグ-ストラウス症候群(アレルギー性肉芽腫性血管炎)
特異的自己抗体 NDE.178
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- 関
- 自己抗体
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- 英
- speckled pattern
- 関
- 抗核抗体
- まずはシェーグレン症候群を考えたくなる抗核抗体のパターン
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- 英
- extractable nuclear antigen ENA
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- 英
- antibody, Ab
- 関
- γ-globline、免疫グロブリン
- 抗原を特異的に認識する糖蛋白質である免疫グロブリンの一種。
- 血液・リンパ液中で抗原と非結合状態のものを指す
- 液性免疫に関与
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- 英
- body
- ラ
- corpus、corpora
- 関
- 肉体、身体、本体、コーパス、ボディー
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粘膜下層/粘膜下組織 submucosa