メロペネム
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Japanese Journal
- 脇坂 孝治,谷 俊輔,田中 康晴
- The Japanese journal of antibiotics 64(1), 1-18, 2011-02-25
- NAID 10028255239
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
メロペン皮内反応用
組成
成分・含量 1アンプル中[皮内反応用]
添加物
- 乾燥炭酸ナトリウム 124μg
塩化ナトリウム 18mg
成分・含量 1アンプル中[溶解液]
成分・含量 1アンプル中[対照液]
禁忌
効能または効果
- メロペン点滴用の使用に際しての皮内反応に使用する。
- 添付の溶解液(2mL)で溶解し、300μg(力価)/mLの溶液を調製する。
この液約0.02mLを皮内に注射する。また、対照として添付の対照液約0.02mLを試験液注射部位から十分離れた位置に皮内注射する。
判定方法
- 試験液及び対照液ともに皮内注射した後、15〜20分後に注射部位(局所)の反応を観察し、下記判定基準(仮基準)により判定する。
判定基準
陽性
- 蕁麻疹様発赤の直径20mm以上又は膨疹の直径9mm以上
陰性
判定不能
- 対照液が陽性を示す場合
- なお、下記の場合にも陽性と判定する。
- 偽足(みみずばれ)を伴う膨疹を認めた場合
- 注射局所の反応以外に、全身反応(めまい、しびれ感、熱感、頭痛、便意、不安、頻脈、口内異味等)を認めた場合
処置
- 皮内反応試験の結果が陽性で対照液が陰性の場合は、メロペン点滴用の投与をしないこと。
- 判定不能の場合は、メロペン点滴用の投与を行わないか又は過敏症状に十分注意しながら投与すること。
慎重投与
- カルバペネム系、ペニシリン系又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
- アレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
重大な副作用
ショック(頻度不明)
- カルバペネム系、ペニシリン系又はセフェム系抗生物質に対する過敏症の患者では、ショック症状を起こすことがあるので、使用後の観察を十分に行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- メロペネム水和物(Meropenem Hydrate)
略号
化学名
- (4R,5S,6S)-3-[(3S,5S)-5-(Dimethylcarbamoyl)pyrrolidin-3-ylsulfanyl]-6-[(1R)-1-hydroxyethyl]-4-methyl-7-oxo-1-azabicyclo[3.2.0]hept-2-ene-2-carboxylic acid trihydrate
分子式
性状
- 白色〜淡黄色の結晶性の粉末である。水にやや溶けにくく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点
- 約170℃付近から黄色に着色し始め、230℃付近で黒色となって液化(分解)した。
分配係数
- 1-オクタノール:水系において本品は1-オクタノール層にほとんど分配されない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- meropenem, MEPM
- 商
- メロペン、Merrem
- 化
- メロペネム三水和物 meropenem trihydrate
- 関
- 抗菌薬