- 英
- dental sinusitis, odontogenic maxillary sinusitis
- 関
- 上顎洞炎
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2021/10/04 00:16:26」(JST)
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歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)とは、歯および周囲組織の病変(根尖病変)が波及したり、上顎痩や歯根の迷入により起こる炎症である。
眼窩下部の拍動痛や原因歯の圧痛、歯肉頬移行部の発赤、腫脹、後鼻漏などの鼻症状、発熱や倦怠感などの全身症状。
急性炎症、は原因歯の抜歯と洞内洗浄を行い、慢性炎症の場合は、根治手術を要する。
関連項目
- 上顎洞炎根治術
- 上顎洞/上顎骨
- 歯周組織/歯肉/歯肉溝/歯槽骨
- 齲蝕/歯周病
- 歯学/歯科/口腔細菌学/解剖学(口腔解剖学)/病理学(口腔病理学)
- 歯科医師/医師/口腔外科専門医
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Japanese Journal
- 口腔外科でよくみる歯性上顎洞炎 (特集 日常臨床における歯性上顎洞炎への対応を考える)
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- 歯内療法的視点からみた歯性上顎洞炎への対応 (特集 日常臨床における歯性上顎洞炎への対応を考える)
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- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107A021]←[国試_107]→[107A023]
[★]
- 66歳の女性。 1か月前からの頬部腫脹を主訴に来院した。 28年前に慢性副鼻腔炎に対する手術の既往がある。歯肉部からの穿刺で粘稠な液体が吸引される。頭部単純CT冠状断像(別冊No. 22A)と頭部MRIのT1強調冠状断像(別冊No. 22B)とを別に示す。
- 診断として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A047]←[国試_106]→[106A049]
[★]
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[正答]
※国試ナビ4※ [095C020]←[国試_095]→[095C022]
[★]
- 66歳の女性。1か月前からの右頬部腫脹を主訴に来院した。28年前に両側慢性副鼻腔炎に対する手術の既往がある。腫脹した右上顎の歯肉部を穿刺すると粘稠な液体が吸引された。頭部CT(別冊No.16A)及び頭部MRIT1強調像(別冊No. 16B)を別に示す。
- 診断として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D037]←[国試_114]→[114D039]
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- 67歳の男性。悪臭鼻漏と複視とを主訴に来院した。4か月前から悪臭鼻漏と鼻出血とを繰り返すようになり、歯痛も自覚していた。徐々に右側の眼球突出と複視とが出現し、顔貌も変形してきた。鼻腔冠状断単純CTを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [096I020]←[国試_096]→[096I022]
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- 67歳の男性。悪臭鼻漏と複視とを主訴に来院した。4か月前から悪臭鼻漏と鼻出血とを繰り返すようになり、歯痛もある。右側の眼球突出と複視とが徐々に出現し、顔貌も変形してきた。副鼻腔単純CT冠状断面を以下に示す。 考えられるのはどれか。
※国試ナビ4※ [100H008]←[国試_100]→[100H010]
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- 英
- maxillary sinus (Z)
- ラ
- sinus maxillaris
- 関
- 副鼻腔、呼吸器の上皮の移行
概念
- 副鼻腔の中で最も大きく、容積は10-15mLである。(医学事典)
- 上顎洞は上顎骨に含まれ、内側上方に半月裂孔(上顎洞裂?)があり鼻腔と交通している。上顎洞裂?は(涙骨)、下鼻甲介、篩骨、口蓋骨で取り囲まれている、と思われる。
カテゴリ
副鼻腔>:副鼻腔
臨床関連
副鼻腔単純X腺
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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- 関
- 炎光、炎症
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- 英
- upper jaw、maxillary
- 関
- 上顎骨
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- 英
- odontogenic
- 関
- 歯原性