- 英
- pharyngeal tonsil (Z)
- 関
- 扁桃
- 幼児期に発達するが、学童以降は消退し、思春期にはほとんど退化する。(QB.F-100)
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- A群溶レン菌感染による咽頭扁桃炎の抗菌薬治療の実際
- A群レンサ球菌(化膿レンサ球菌) (特集 感染症迅速診断キットの有用性と限界)
- 小児科からみたA群β溶血性レンサ球菌による咽頭扁桃炎
- 菊田 英明
- 日本耳鼻咽喉科學會會報 115(1), 1-7, 2012-01-20
- … ペニシリンのなかった時代には, A群β溶血性レンサ球菌による咽頭扁桃炎は重症な細菌感染症で, 発疹を伴う猩紅熱は法定伝染病であり, 小児科医, 内科医が主に治療を行っていたと推測される. … A群β溶血性レンサ球菌感染症による咽頭扁桃炎は, 抗菌薬によく反応し重症化することもなく, 全身管理の必要がなくなったため, 小児科医, 耳鼻科医, 内科医で診断, 治療を行っていると思われる. …
- NAID 10030285714
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- 咽頭扁桃(アデノイド)もその一つで、鼻の奥のほう、口蓋垂(コウガイスイ=のどちんこ) の裏側にあります。 「扁桃(実は扁桃組織に ... しかしこの咽頭扁桃(アデノイド)の肥大が 原因で、鼻や耳、のどなどに慢性の炎症を引き起こすことがあります。これを咽頭扁桃 ...
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★リンクテーブル★
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- 32歳の女性。くしゃみ、鼻汁および鼻閉を主訴に来院した。3年前から、毎年2月から4月にかけて同様の症状を繰り返していた。症状は外出時に増強し流涙を伴う。体温36.4℃。眼球結膜は軽度発赤している。咽頭扁桃に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球 410万、Hb 14.0g/dl、Ht 39%、白血球 4,800(桿状核好中球2%、分葉核好中球41%、好酸球13%、好塩基球2%、単球5%、リンパ球37%)、血小板 21万。免疫学所見:CRP 0.3mg/dl、IgE 260IU/ml(基準250未満)、IgE RASTスコア:スギ3 (基準0)。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I075]←[国試_105]→[105I077]
[★]
- 成人の口腔内を舌圧子とペンライトとを用いて診察する際、視認できるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H014]←[国試_106]→[106H016]
[★]
- 成人の口腔内を舌圧子とペンライトとを用いて診察する際、視認できるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112E025]←[国試_112]→[112E027]
[★]
- 英
- Waldeyer ring, Waldeyer's ring
- 同
- リンパ咽頭輪 咽頭リンパ輪 咽頭リンパ環 lymphoid ring、ワルダイエル咽頭環 ワルダイエルの咽頭輪 ワルダイエル扁桃輪 Waldeyer's tonsillar ring (Z)、咽頭リンパ組織環 pharyngeal lymphatic ring
[show details]
ワルダイエル咽頭輪
ワルダイエルの咽頭輪
ワルダイエル輪
リンパ咽頭輪
ワルダイエル扁桃輪
ワルダイエル咽頭環
[★]
- 英
- palatine tonsil, faucial tonsil
- ラ
- tonsilla palatina
- 同
- 扁桃腺
- 関
- 口腔、扁桃
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
臨床関連
- 生理的腫大 → 5-7歳頃に最も大きくなる ⇔ 咽頭扁桃は3-4歳に最も大きくなる。
- 疾患に伴う腫大:炎症性、リンパ球の増殖に伴う腫大
-
[★]
- 英
- adenoid
- 同
- 咽頭扁桃肥大症 hypertrophy of pharyngeal tonsil,腺様増殖症 adenoid vegetation、アデノイド増殖症
- 関
- 咽頭扁桃
- 咽頭扁桃そのものを指す場合やアデノイドが肥大した病態を指す場合がある。
- 4-7歳に多い
- 夜間のいびきで気づかれることがある。
[★]
- 英
- Beckmann adenotome
- 同
- ベックマンの輪状刀、ベックマン式輪状刀
- 関
- ラ・フォース咽頭扁桃切除刀
[★]
- 英
- La Force adenotome
- 関
- ベックマン式咽頭扁桃切除刀
[★]
- 英
- adenotomy
- 関
- アデノイド切除術
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- 英
- tonsil
- ラ
- tonsilla
- 関
- リンパ小節、リンパ器官、リンパ組織
概念
- 口蓋、咽頭、舌にあるリンパ小節の集塊で一部は皮膜で覆われている。咽頭の入口における防御気管で外来の抗原に対して免疫反応を行う。(HIS.254)
リンパ節との違い
扁桃
扁桃
|
表面
|
深部
|
特徴
|
咽頭扁桃
|
多列線毛上皮 非角化重層扁平上皮
|
薄い皮膜で境界
|
重層するヒダを有し、基部に混合線が開口
|
口蓋扁桃
|
非角化重層扁平上皮
|
被膜で境界
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上皮が10-12個陥入して陰窩を形成
|
舌扁桃
|
非角化重層扁平上皮
|
被膜で境界
|
個々の扁桃は1個の陰窩を有する
|
成長と発達
- 口蓋扁桃や咽頭扁桃は5-6歳で生理的に肥大するが、学童期以降消退傾向となり思春期までにはほとんど消退する。
参考
- http://image2.kmu.ac.jp/histologydb/prc/dijest2/04.html
- http://square.umin.ac.jp/atlas/094/index.html
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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- 英
- fauces, throat
- ラ
- pharynx (K)
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咽頭の筋の一覧
咽頭筋