- 7か月の乳児。嘔吐と血便とを主訴に来院した。昨晩から不機嫌となり、嘔吐と軽度の発熱とが出現した。時々、火がついたように泣き、来院途中で血便があった。腹部触診で右上腹部に腫瘤を触知する。軽度の脱水があり、輸液を開始した。適切な処置はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 生後4週の男児。2週前から嘔吐がみられ、回数もしだいに増え、最近はミルクを飲むたびに噴水様に嘔吐するので来院した。最終排尿は12時間前であった。出生体重3,200g。Apgarスコア10点(1分)。体重2,900g。皮膚は乾燥し、大泉門は陥凹している。上腹部に蠕動波が見られ、触診では右上腹部にオリーブ様の腫瘤を触知する。この患児で考えられるのはどれか。2つ選べ。
- a. 10%以上の脱水がある。
- b. 超音波検査でtarget sign を認める。
- c. 血液ガス分析でアシドーシスがある。
- d. 高K血症がある。
- e. 低Cl血症がある。
[正答]
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[★]
- 63歳の男性。複視を主訴に来院した。4か月前から少量の鼻出血を繰り返していた。2か月前から右難聴と鼻閉とを自覚していたが放置していた。最近になり右方視での複視を認めたため来院した。右上頚部に直径3cmの硬い腫瘤を触知する。インピーダンスオージオメトリで左耳はAタイプ、右耳はBタイプである。副鼻腔単純CTを以下に示す。
- この患者で正しいのはどれか。
- a. 鼻閉は副鼻腔炎による。
- b. 嗅覚低下を認める。
- c. 複視は外転神経障害による。
- d. 閉眼不全を認める。
- e. 耳管の開放症を認める。
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