パパベリン
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Japanese Journal
- PCI適応の是非に際し心筋血流予備量比(FFRmyo)測定時のパパベリン塩酸塩冠動脈内投与にて心室細動を来たした3例 (第107回成医会第三支部例会)
 
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- 成分(一般名) : パパベリン塩酸塩 製品例 : パパベリン塩酸塩、塩酸パパベリン ・・その他(ジェネリック) & 薬価 ... 概説 胃腸など内臓のけいれん性の痛みをとるお薬です。そのほか、血管を広げ、血流をよくする作用もあります。
 
- パパベリン塩酸塩(塩酸パパベリン) パパベリン塩酸塩は消化管の平滑筋に直接作用して、胃腸の痙攣を鎮める効果のある成分。抗コリン成分とは異なり、胃液分泌を抑える作用は無い。抗コリン成分と異なり自律神経系を介した作用 ...
 
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
パパベリン塩酸塩注40mg「日医工」
組成
 パパベリン塩酸塩注40mg「日医工」
1アンプル(1mL)中パパベリン塩酸塩40mgを含有する。
添加物としてDL-メチオニン0.1mg,pH調節剤を含有する。
禁忌
- 房室ブロックのある患者[完全房室ブロックに移行するおそれがある。]
 
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
 
効能または効果
 下記疾患に伴う内臓平滑筋の痙れん症状
 急性動脈塞栓,急性肺塞栓,末梢循環障害,冠循環障害における血管拡張と症状の改善
- パパベリン塩酸塩として,通常成人1回30〜50mg(0.75〜1.25mL),1日100〜200mg(2.5〜5mL)を注射する。主として皮下注射するが,筋肉内注射することもできる。また,急性動脈塞栓には,1回50mg(1.25mL)を動脈内注射,急性肺塞栓には,1回50mg(1.25mL)を静脈内注射することができる。
なお,年齢,症状により適宜増減する。
 
慎重投与
- 緑内障の患者[眼圧上昇作用により,緑内障を悪化させるおそれがある。]
 
重大な副作用
 呼吸抑制(頻度不明)
- 呼吸抑制があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
 
薬効薬理
 平滑筋弛緩作用
- パパベリンは,各種平滑筋に直接作用して平滑筋の異常緊張及び痙れんを抑制する作用を有する4)。ことに平滑筋が痙れん性に収縮している場合に鎮痙作用は著しい4)。本剤は,胃(イヌ5),6),家兎6)),胆管(ウシ7))等の内臓平滑筋に対して弛緩,鎮痙作用を示すのみならず,血管平滑筋に対しても異常緊張及び痙れんを抑制し,血管の拡張・血流量の増加(家兎6),8))をもたらす。
 
有効成分に関する理化学的知見
 一般名
- パパベリン塩酸塩(Papaverine Hydrochloride)
 
 化学名
- 6,7-Dimethoxy-1-(3,4-dimethoxybenzyl) isoquinoline monohydrochloride
 
 分子式
 分子量
 性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末である。
水又は酢酸(100)にやや溶けにくく,エタノール(95)に溶けにくく,無水酢酸又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品1.0gを水50mLに溶かした液のpHは3.0〜4.0である。 
★リンクテーブル★
  [★]
- 関
 
- 鎮痙薬。骨格筋弛緩剤
 
商品
- アフロクアロン:脊髄から上位の中枢にかけての広範囲の部位に作用して、筋緊張亢進状態を緩解させる。
 
- エペリゾン:脊髄において単及び多シナプス反射を抑制すると共に、γ-運動ニューロンの自発発射を減少させ、筋紡錘の感度を低下させることで、メフェネシンよりも強力な骨格筋弛緩作用を発揮する。また、中脳毛様体及び後部視床下部を介する脳波覚醒反応を抑制する作用や、血管平滑筋のCa2+チャネル遮断や交感神経活動の抑制を介して、皮膚・筋や脳への血流量を増大させる作用もある。脊髄レベルにおける鎮痛作用も有する。3)
 
- バクロフェン:γ-アミノ酪酸(GABA)の誘導体で、脊髄の単シナプス及び多シナプス反射の両方を抑制し、γ-運動ニューロンの活性を低下させる抗痙縮剤
 
- クロルゾキサゾン:
 
  [★]
- 関
 
- 鎮咳剤
 
  [★]
- 英
 
- phosphorus P
 
- 関
 
- serum phosphorus level
 
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
 
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
 
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
 
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
 
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
 
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
 
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
 
- 腎より排泄される。
 
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
 
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
 
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
 
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
 
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
 
  [★]
- 英
 
- papaverine
 
- 化
 
- 塩酸パパベリン papaverine hydrochloride、パパベリン塩酸塩
 
- 商
 
- アストフィリン配合、ストミンA配合, Cerespan, Pavabid
 
- 関
 
- アヘンアルカロイド
 
  [★]
- 英
 
- hydrogen chloride
 
- 同
 
- 塩化水素
 
- 関
 
  [★]
- 英
 
- hydrochloride
 
- 関
 
- ハイドロクロライド
 
  [★]
炭酸水素ナトリウム