- 英
- tizanidine
- 化
- 塩酸チザニジン tizanidine hydrochloride
- 商
- エンチニン、ギボンズ、セブレチン、チザニジン、チザニン、チザネリン、チロルビット、テトリネン、テルザニン、テルネリン、メキタック、モトナリン、ザンピーク、テルリラーク
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 21-P1-026 イコサペント酸エチルカプセルによるチザニジン塩酸塩後発品の色調変化(医薬品情報,来るべき時代への道を拓く)
- 四百刈 敦子,三木 晶子,堀 里子,佐藤 宏樹,大谷 壽一,澤田 康文
- 日本医療薬学会年会講演要旨集 18, 379, 2008-09-01
- NAID 110006964541
- 澤田 康文
- 日本内科学会雑誌 96(8), 1570-1579, 2007-08-10
- … 薬物相互作用には,薬物の血液中濃度などの変化を伴う場合と,変化を伴わない場合に分けられる.前者の例としては,ビンクリスチンとイトラコナゾールによる末梢神経障害,チザニジンとフルボキサミンによる眠気,トリアゾラムとイトラコナゾールによる覚醒遅延,オランザピンと禁煙による錐体外路症状などがあげられる.また,後者の例としては,シプロフロキサシンとケトプロフェンによる中枢性けいれん …
- NAID 10019965173
- 病棟薬剤師に聞く 脳神経疾患ナースのためのくすりの知識(第46回)アフロクアロン,塩酸エペリゾン,塩酸チザニジン(筋弛緩薬)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ギボンズ錠1mg
組成
成分・分量(1錠中)
- チザニジン塩酸塩 1.144mg(チザニジンとして1mg)
添加物
- 乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロース、セルロース、フマル酸、ヒプロメロース、ステアリン酸カルシウム
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- フルボキサミン又はシプロフロキサシンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 重篤な肝障害のある患者[本剤は主として肝で代謝される。また、肝機能の悪化が報告されている。]
効能または効果
下記疾患による筋緊張状態の改善
下記疾患による痙性麻痺
- 脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症、脳性(小児)麻痺、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、脊髄小脳変性症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症
筋緊張状態の改善の場合
- 通常成人には、チザニジンとして3mg(3錠)を1日3回に分けて食後に経口投与する。
なお、年令、症状により適宜増減する。
痙性麻痺の場合
- 通常成人には、チザニジンとして1日3mg(3錠)より投与を始め、効果をみながら1日6〜9mg(6〜9錠)まで漸増し、1日3回に分けて食後に経口投与する。
なお、年令、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 肝障害のある患者[本剤は主として肝で代謝される。また、肝機能の悪化が報告されている。]
- 腎障害のある患者[腎からの排泄が遅延し、高い血中濃度が持続するとの報告がある。]
重大な副作用
ショック
(頻度不明)
- ショック(血圧低下、徐脈、顔面蒼白、冷汗、呼吸困難、意識消失等)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
急激な血圧低下
(頻度不明)
- 投与開始初期に急激な血圧低下があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。特に高齢者及び降圧剤との併用例では注意すること。
心不全
(頻度不明)
- 心不全(心拡大、肺水腫等)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
呼吸障害
(頻度不明)
- 呼吸障害(喘鳴、喘息発作、呼吸困難等)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝炎、肝機能障害、黄疸
(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)等の著しい上昇、悪心・嘔吐、食欲不振、全身倦怠感等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- チザニジンは脊髄および脊髄上位中枢に作用して、固縮緩解作用、脊髄反射抑制作用等の筋緊張緩和作用を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- チザニジン塩酸塩(Tizanidine Hydrochloride)
化学名:
- 5-Chloro-N -(4,5-dihydro-1H -imidazol-2-yl)-2,1,3-benzothiadiazole-4-amine monohydrochloride
- 約290℃(分解)
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 鎮痙薬。骨格筋弛緩剤
商品
- アフロクアロン:脊髄から上位の中枢にかけての広範囲の部位に作用して、筋緊張亢進状態を緩解させる。
- エペリゾン:脊髄において単及び多シナプス反射を抑制すると共に、γ-運動ニューロンの自発発射を減少させ、筋紡錘の感度を低下させることで、メフェネシンよりも強力な骨格筋弛緩作用を発揮する。また、中脳毛様体及び後部視床下部を介する脳波覚醒反応を抑制する作用や、血管平滑筋のCa2+チャネル遮断や交感神経活動の抑制を介して、皮膚・筋や脳への血流量を増大させる作用もある。脊髄レベルにおける鎮痛作用も有する。3)
- バクロフェン:γ-アミノ酪酸(GABA)の誘導体で、脊髄の単シナプス及び多シナプス反射の両方を抑制し、γ-運動ニューロンの活性を低下させる抗痙縮剤
- クロルゾキサゾン:
[★]
- 関
- 筋弛緩薬。鎮けい剤
商品
- アフロクアロン
- クロルフェネシン:脊髄の多シナプス反射経路中の介在ニューロンを選択的に抑制することにより骨格筋の痙縮を緩解する。除脳固縮(γ-固縮)及び貧血性除脳固縮(α-固縮)を共に緩解する。
- チザニジン:チザニジンは中枢性のアドレナリンα2作動効果を有し、脊髄及び脊髄上位中枢に作用して、固縮緩解作用、脊髄反射抑制作用等の筋緊張緩和作用を有する。
- エペリゾン:脊髄において単及び多シナプス反射を抑制すると共に、γ-運動ニューロンの自発発射を減少させ、筋紡錘の感度を低下させることで、メフェネシンよりも強力な骨格筋弛緩作用を発揮する。また、中脳毛様体及び後部視床下部を介する脳波覚醒反応を抑制する作用や、血管平滑筋のCa2+チャネル遮断や交感神経活動の抑制を介して、皮膚・筋や脳への血流量を増大させる作用もある。脊髄レベルにおける鎮痛作用も有する。3)