アフロクアロン
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- アフロゾン(筋弛緩薬(筋肉の緊張をゆるめる薬) )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 脳脊髄神経系が障害された場合に起こる、筋肉の緊張状態をやわらげ、筋肉をほぐす作用があります。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
添加物
- 乳糖水和物
ヒドロキシプロピルセルロース
カルメロースカルシウム
ステアリン酸マグネシウム
フマル酸
ステアリン酸
ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
ヒプロメロース
沈降炭酸カルシウム
白糖
ゼラチン
アラビアゴム末
タルク
硫酸カルシウム
酸化チタン
サラシミツロウ
カルナウバロウ
禁忌
効能または効果
- 下記疾患における筋緊張状態の改善
頸肩腕症候群、腰痛症
- アフロクアロンとして、通常成人1日量60mg(3錠)を3回に分けて経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
- 下記疾患による痙性麻痺
脳血管障害、脳性麻痺、痙性脊髄麻痺、脊髄血管障害、頸部脊椎症、後縦靭帯骨化症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、術後後遺症(脳・脊髄腫瘍を含む)、その他の脳脊髄疾患
- アフロクアロンとして、通常成人1日量60mg(3錠)を3回に分けて経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- 中枢神経系に作用して筋緊張亢進状態を緩解させる。除脳固縮(γ-固縮)の方が貧血性除脳固縮(α-固縮)よりも強力に緩解されるので、γ-系に対してより強い抑制作用を有する。脊髄レベルへの直接作用によって多シナプス及び単シナプス反射電位を抑制するが、介在ニューロン抑制作用による多シナプス反射電位抑制のほうが顕著に認められる。一方、抗痙攣作用、正常体温降下作用、条件回避反応抑制作用などは比較的弱く、筋緊張緩解作用が選択的に認められる。3)
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名:アフロクアロン(Afloqualone)
化学名:6-Amino-2-fluoromethyl-3-(2-tolyl)-3H-quinazolin-4-one
分子式:C16H14FN3O
分子量:283.30
性状:白色〜淡黄色の結晶又は結晶性の粉末である。 アセトニトリルにやや溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。 光によって徐々に着色する。
融点:約197℃(分解)
構造式:
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 鎮痙薬。骨格筋弛緩剤
商品
- アフロクアロン:脊髄から上位の中枢にかけての広範囲の部位に作用して、筋緊張亢進状態を緩解させる。
- エペリゾン:脊髄において単及び多シナプス反射を抑制すると共に、γ-運動ニューロンの自発発射を減少させ、筋紡錘の感度を低下させることで、メフェネシンよりも強力な骨格筋弛緩作用を発揮する。また、中脳毛様体及び後部視床下部を介する脳波覚醒反応を抑制する作用や、血管平滑筋のCa2+チャネル遮断や交感神経活動の抑制を介して、皮膚・筋や脳への血流量を増大させる作用もある。脊髄レベルにおける鎮痛作用も有する。3)
- バクロフェン:γ-アミノ酪酸(GABA)の誘導体で、脊髄の単シナプス及び多シナプス反射の両方を抑制し、γ-運動ニューロンの活性を低下させる抗痙縮剤
- クロルゾキサゾン:
[★]
- 英
- afloqualone
- 同
- アフロクァロン
- 商
- アイロメート、アナポレット、アフロゾン、アロストーワ、アロフト