トルペリゾン
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- ベスノリン(筋弛緩薬(筋肉の緊張をゆるめる薬) )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 筋肉のけいれん性の収縮を抑えて弛緩し、痛みをとる作用があります。脳卒中後遺症、脳性麻痺、脳外傷後遺症 ...
- 効能又は効果 下記疾患による痙性麻痺 脳卒中後遺症、脳性麻痺、スモン(SMON)、痙性脊髄麻痺、筋萎縮性側索硬化症、小脳脊髄変性症、多発性硬化症、頸部脊椎症、後縦靱帯骨化症、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、術後 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
*ベスノリン錠100mg
組成
成分・含量
添加物
- 乳糖水和物、結晶セルロース、クロスカルメロースNa、メチルセルロース、ステアリン酸Mg、ヒドロキシプロピルセルロース、マクロゴール、アミノアルキルメタクリレートコポリマーE、タルク、酸化チタン
禁忌
効能または効果
脳卒中後遺症、脳性麻痺、スモン(SMON)、痙性脊髄麻痺、筋萎縮性側索硬化症、小脳脊髄変性症、多発性硬化症、頸部脊椎症、後縦靱帯骨化症、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、術後後遺症(脳・脊髄腫瘍等手術後)
変形性脊椎症、腰痛症、頸肩腕症候群
====ベスノリン錠100mg
==
- *通常成人は1日量3錠(塩酸塩トルペリゾンとして300mg)を1日3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
====ベスノリン錠50mg
==
- *通常成人は1日量6錠(トルペリゾン塩酸塩として300mg)を1日3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- 肝障害のある患者〔肝機能を悪化させるおそれがある。〕
重大な副作用
====ショック
==
- ショックを起こすことがあるので観察を十分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
====胸内苦悶、呼吸障害
==
- 胸内苦悶、呼吸障害があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
薬効薬理
====徐脳固縮に対する作用2)
==
- ガンマ系の機能亢進に基づくと考えられているネコの徐脳固縮に対し、トルペリゾン塩酸塩は静脈内投与、消化管内投与で緩解作用を示す。
====抗痙攣作用2)
==
- 電気刺激、ペンチレンテトラゾール、ニコチンなどによるマウスの痙攣を抑制し、特に強直性痙攣を強く抑制する。
====脳波覚醒反応に対する作用2)
==
- ネコの中脳網様体、後部視床下部刺激による脳波覚醒反応に対し、トルペリゾン塩酸塩は用量依存的に抑制反応を示す。
====その他の作用2)
==
- トルペリゾン塩酸塩は中枢性筋弛緩作用を示す用量で、自律神経節、神経筋接合部、自発皮質脳波、条件回避反応に殆ど作用を示さない。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- トルペリゾン塩酸塩 (Tolperisone Hydrochloride)
化学名
- (RS)-2-Methyl-1-(4-methylphenyl)-3-piperidin-1-yl-propan-1-one monohydrochloride
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがある。
酢酸(100)に極めて溶けやすく、水又はエタノール(95)に溶けやすく、無水酢酸にやや溶けやすく、アセトンに溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 鎮痙薬。骨格筋弛緩剤
商品
- アフロクアロン:脊髄から上位の中枢にかけての広範囲の部位に作用して、筋緊張亢進状態を緩解させる。
- エペリゾン:脊髄において単及び多シナプス反射を抑制すると共に、γ-運動ニューロンの自発発射を減少させ、筋紡錘の感度を低下させることで、メフェネシンよりも強力な骨格筋弛緩作用を発揮する。また、中脳毛様体及び後部視床下部を介する脳波覚醒反応を抑制する作用や、血管平滑筋のCa2+チャネル遮断や交感神経活動の抑制を介して、皮膚・筋や脳への血流量を増大させる作用もある。脊髄レベルにおける鎮痛作用も有する。3)
- バクロフェン:γ-アミノ酪酸(GABA)の誘導体で、脊髄の単シナプス及び多シナプス反射の両方を抑制し、γ-運動ニューロンの活性を低下させる抗痙縮剤
- クロルゾキサゾン:
[★]
- 英
- tolperisone
- 化
- 塩酸トルペリゾン tolperisone hydrochloride
- 商
- ニチペリゾン、ベスノリン、ムスカルム、メノパトール、ラスモン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3