UpToDate Contents
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- 1. 急性胆嚢炎の治療 treatment of acute cholecystitis
- 2. 開腹下胆嚢摘出術 open cholecystectomy
- 3. 無石胆嚢炎 acalculous cholecystitis
- 4. 腹腔鏡下胆嚢摘出術 laparoscopic cholecystectomy
- 5. 胆石の溶解療法 dissolution therapy for the treatment of gallstones
Japanese Journal
- 川崎病に伴う急性胆嚢水腫に対し経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD)を施行した1例
- 原田 定智[他]
- 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 87(3), 127-132, 2012-09-25
- 川崎病において胆道系の合併症は少なくないが、胆嚢水腫を来たす症例は稀である。 症例は8歳女児。発熱、頸部リンパ節腫脹、発疹、下痢で発症。5病日に川崎病診断基準を満たし、アスピリン、IVIGで治療を開始、CTRXも併用した。8病日に強い腹痛があり、腹部CTで胆嚢の著明な拡張を認め、急性胆嚢水腫と診断した。経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD)を施行し約210mlの内容液を吸引した。内容液の外観は透明で …
- NAID 110009504670
- 症例報告 川崎病に伴う急性胆嚢水腫に対し経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD)を施行した1例
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- 経皮経肝的胆嚢ドレナージ(けいひけいかんてきたんのうどれなーじ)とは、皮膚と肝臓を介して胆嚢に細い管を入れ、溜まっている胆汁を体外に排出する治療のことである。ドレナージとは排出という意味。黄疸や胆嚢…
- 胆管が腫瘍、胆石、炎症などにより、閉塞して全胆汁がうっ滞すると、胆汁の成分の一部が血液中に逆流し、黄疸(高ビリルビン血症)が発生します。PTBD(経皮経肝胆道ドレナージ)は黄疸を緩和する目的で、皮膚から直接肝臓内の ...
- PTGBD、経皮経肝胆嚢ドレナージって、なぜわざわざ肝臓も刺すのですか?また、PTCDとの違いもよくわからないのですが、PTGBDは、胆管を通さずに、皮膚をさして肝臓を刺して胆嚢もブスッとさし ているのですか?どなたか...
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- 45歳の女性。腹痛を主訴に来院した。昨日の昼食後から心窩部痛が出現し、上腹部不快感と悪心とを伴っていた。今朝には痛みが下腹部にも広がり徐々に増強し、歩くと腹壁に響くようになったため受診した。妊娠の可能性はないという。体温 37.8℃。脈拍 92/分、整。血圧 112/70mmHg。呼吸数 18/分。腹部は平坦で、右下腹部に圧痛と反跳痛とを認める。腸雑音は低下している。肝・脾を触知しない。
- 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球 471万、Hb 14.5g/dL、Ht 42%、白血球 14,800、血小板 32万。血液生化学所見:総ビリルビン 1.3mg/dL、AST 15IU/L、ALT 15IU/L、ALP 154IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 10IU/L(基準 8~50)、アミラーゼ 35IU/L(基準 37~160)、尿素窒素 22mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、血糖 112mg/dL。CRP 3.4mg/dL。腹部超音波検査は腸管ガスにて所見は不明瞭であった。腹部単純CT(別冊No. 16A、B、C)を別に示す。
- 治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A034]←[国試_109]→[109A036]
[★]
- 68歳の女性。心窩部痛を主訴に来院した。昨日から心窩部痛が出現し、次第に増悪してきたため受診した。意識は清明。体温37.8℃。脈拍92/分、整。血圧186/78mmHg。呼吸数16/分。眼球結膜に黄染を認めない。心窩部に圧痛を認める。肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球419万、Hb 12.7g/dl、Ht 38%、白血球17,200(桿状核好中球7%、分葉核好中球76%、単球3%、リンパ球14%)、血小板21万。血液生化学所見:総蛋白6.2g/dl、アルブミン3.0g/dl、尿素窒素11mg/dl、クレアチニン0.5mg/dl、総ビリルビン1.2mg/dl、AST 51IU/l、ALT 120IU/l、ALP 390IU/l(基準115~359)、γ-GTP 70IU/l(基準8~50)、アミラーゼ40IU/l(基準37~160)。CRP 20mg/dl。腹部単純CT(別冊No.13)を別に示す。抗菌薬の投与と経皮経肝胆嚢ドレナージとを行った。
- 次に行う治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107A035]←[国試_107]→[107A037]
[★]
- 83歳の女性。右上腹部痛を主訴に来院した。2日前から右上腹部痛が出現し持続している。意識は傾眠状態。体温38.1℃。血圧82/46 mmHg。眼球結膜に黄染を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右上腹部に圧痛を認める。血液所見:白血球 18,600、プロトロンビン時間 42%(基準80~120)。血液生化学所見:総ビリルビン 11.6 mg/dl、AST 478 IU/l、ALT 355 IU/l、LD<LDH> 847 IU/l(基準176~353)、ALP 554 IU/l(基準115~359)、アミラーゼ 127 IU/l(基準37~160)。磁気共鳴胆管膵管像<MRCP>を以下に示す。静脈路を確保し、抗菌薬の投与を開始した。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A056]←[国試_103]→[103A058]
[★]
- 66歳の女性。上腹部痛を主訴に来院した。昨日の夕食後から上腹部痛が出現し、本日の昼から増悪してきたため夕方に受診した。高血圧症と脂質異常症とで内服治療中である。身長 155cm、体重 58kg。体温 38.2℃。右季肋部に強い圧痛を認めるが、反跳痛はない。血液所見:赤血球 448万、Hb 13.8g/dL、Ht 37%、白血球 15,800、血小板 28万。血液生化学所見:総ビリルビン 0.9mg/dL、AST 28IU/L、ALT 18IU/L。CRP 9.8mg/dL。腹部造影CT(別冊No. 32)を別に示す。治療として適切なのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I079]←[国試_109]→[ ]
[★]
- 35歳の男性。人間ドックの腹部超音波検査で異常を指摘され来院した。身長172cm、体重80kg。腹部に異常を認めない。血液所見: 赤血球 520万、Hb 15.3g/dl、Ht 47%、白血球 6,800、血小板 26万。血液生化学所見: AST 24IU/l、ALT 53IU/l、γ-GTP 84IU/l(基準8-50)。腹部超音波写真(別冊No.8)を別に示す。検査中、体位による病変の移動はみられなかった。
- 対応として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I048]←[国試_104]→[104I050]
[★]
- 35歳の男性。人間ドックの腹部超音波検査で異常を指摘され来院した。身長172cm、体重80kg。腹部に異常を認めない。血液所見:赤血球450万、Hb14.8g/dl、白血球6,800。血清生化学所見:AST24IU/l、ALT53IU/l、γ-GTP84IU/dl(基準8~50)。腹部超音波写真を以下に示す。検査中、体位による病変の移動はみられなかった。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101G029]←[国試_101]→[101G031]
[★]
- 68歳の男性。発熱と右上腹部痛とを主訴に来院した。体温38.5℃。脈拍88/分、整。血圧130/58mmHg。右季肋部に圧痛を伴う腫瘤を触れる。血液所見:赤血球450万、Hb15.0g/dl、Ht48%、白血球16,500。血清生化学所見:総ビリルビン1.0mg/dl(AST40単位、ALT52単位、ALP220単位(基準260以下)。腹部超音波写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H020]←[国試_100]→[100H022]
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[正答]
※国試ナビ4※ [109E027]←[国試_109]→[109E029]
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- 英
- gallbladder (Z)
- ラ
- vesica fellea
解剖
- 胆嚢径:長径8cm x 短径4cm以下
- 胆嚢壁:3mm以下
胆管
血管
動脈
- 後上膵十二指腸動脈と胃十二指腸動脈が十二指腸後部の胆管に血液を送る
- 胆嚢動脈が胆管の近位部に血液を送る
- 右肝動脈が胆管の中部に血液を送る
静脈
壁構造
胆嚢の収縮
臨床関連
胆嚢の徴候
胆嚢壁の肥厚
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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- 英
- percutaneous、dermal、transdermal、transepidermal
- 関
- 経皮的、真皮、真皮性、皮膚、経皮性
[★]
- 関
- 滑液包、ブルサ、包、ポーチ
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- 英
- drainage
- 同
- 誘導法、排液法、排膿法
[★]
- 英
- hepatobiliary、hepatocystic
- 関
- 肝胆道