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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/04/20 11:24:01」(JST)
モロ反射(モロはんしゃ、モロー反射、英: Moro Reflex)とは、脳幹レベルでの反射の1つであり、乳児に見られる正常反射(原始反射)の1つである。出生直後より出現し、通常は生後4ヶ月頃には消失する。モロ反射の消失によって、頚定(首が据わること)や首の運動が可能となるとされる。脳の障害により消失が遅れることがあり、逆に本来あって良いはずの時機に反射の減弱があると、核黄疸などの障害が疑われる。また、左右差が存在する場合も分娩麻痺などが疑われる。
オーストリアの小児科医エルンスト・モロー(Ernst Moro、1874年 - 1951年)によって発見された。
このような動きは、母体などから落下しそうになった時、近くにあるものにつかまる事で、落下の危険を回避するという利点があると考えられる。
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リンク元 | 「原始反射」「行動反応聴力検査」「クルムプケ麻痺」 |
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歩行反射 | stepping reflex | |||
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口唇探索反射 | rooting reflex | |||
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大脳皮質 中脳 |
生後8ヶ月~終生 | パラシュート反射 | 水平位にして、突然頭を下げると腕が伸びて身体を支えようとすること。 |
反射 | 出現 | 消失 | |
モロー反射 | Moro reflex | 生来 | 3~4 |
口唇探索反射 | rooting reflex | 生来 | 4~7 |
吸啜反射 | sucking reflex | 生来 | 4~7 |
手指把握反射 | palmar grasp reflex | 生来 | 6 |
足底反射 | plantar grasp reflex | 生来 | 10 |
バビンスキー反射 | Babinski reflex | 生来 | 24 |
緊張性頚反射 | tonic neck reflex | 2 | 6 |
Landau反射 | Landau reflex | 3 | 24 |
パラシュート反射 | 9 | 一生 |
[反射]
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