エストリオール
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Japanese Journal
- 黒野十一のカジノ50番勝負(31)リスボン郊外のエストリルのホテル・パラシオ
Related Links
- 持田製薬株式会社のエストリール錠1mg(ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む))、一般名エストリオール(Estriol) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。 ... 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たこと ...
- エストリールとは。効果、副作用、使用上の注意。 卵胞ホルモンは、卵胞から分泌される女性ホルモンで、女性の生殖器の形成とはたらきの成熟を促すほか、皮下脂肪を蓄え、女性らしい体つきを形成させるホルモンです。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- <detail charfmt = "bold">持続性卵胞ホルモン製剤
販売名
エストリールデポー注10mg
組成
- 本剤は1管(1mL)中に下記成分を含む。(組成及び性状の表参照)
禁忌
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 乳癌の既往歴のある患者[乳癌が再発するおそれがある。]
- 血栓性静脈炎、肺塞栓症又はその既往歴のある患者[血栓形成傾向が増強するおそれがある。]
- 動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者(「その他の注意」の項参照)
- 重篤な肝障害のある患者[代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある。]
- 診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性(分娩時の頸管軟化の目的で投与する場合を除く)(「妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- 更年期障害、腟炎(老人、小児及び非特異性)、子宮頸管炎並びに子宮腟部びらん、分娩時の頸管軟化
- エストリオールプロピオン酸エステルとして、通常成人1回5〜10mgを1週ないし10日間ごとに皮下又は筋肉内注射する。分娩時の子宮頸管軟化には、通常1回10mgを筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 肝障害のある患者[代謝能の低下により、本剤の作用が増強することがある。]
- 子宮筋腫のある患者[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。]
- 子宮内膜症のある患者[症状が増悪するおそれがある。]
- 心疾患・腎疾患又はその既往歴のある患者[ナトリウムや体液の貯留、高カルシウム血症により症状が増悪するおそれがある。]
- てんかん患者[体液貯留を起こし、てんかんが増悪するおそれがある。]
- 糖尿病患者[糖尿病が増悪するとの報告があるので、十分管理を行いながら投与すること。]
- 骨成長が終了していない可能性がある患者、思春期前の患者(「小児等への投与」の項参照)
- 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者[症状が増悪するおそれがある。]
- 術前又は長期臥床状態の患者[血液凝固能が亢進され、心血管系の副作用の危険性が高くなることがある。]
- 全身性エリテマトーデスの患者[症状が増悪するおそれがある。]
重大な副作用
血栓症(頻度不明)
- 卵胞ホルモン剤の長期連用により、血栓症が起こることが報告されている1)。
薬効薬理
- <item charfmt = "bold">腟に対する作用
====エストリオールプロピオン酸エステルは腟粘膜細胞の角化を促進し、その作用は持続的である(ラット)20)。
- <item charfmt = "bold">子宮頸管に対する作用====
- 出産直前及び予定日を超過した妊婦の子宮頸管はエストリオールプロピオン酸エステルの投与により短縮し、かつ柔軟化する21,22)。また、閉経後の女性等にエストリオールプロピオン酸エステルを投与すると、頸管粘液量が増加し、透明度及び索糸性も著明となる23)。
- <item charfmt = "bold">下垂体抑制作用====
- エストリオールプロピオン酸エステルはゴナドトロピン分泌に対して抑制的に作用し、その作用はエストリオール投与におけるよりも強く、かつ持続する(ヒト、ラット)20,24)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- エストリオールプロピオン酸エステル(estriol tripropionate)
化学名
- 1,3,5(10)-estratriene-3,16α,17β-triol tripropionate
分子式
分子量
性状
- エストリオールプロピオン酸エステルは白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。本品はアセトン、ジエチルエーテル又はクロロホルムに極めて溶けやすく、メタノール又はエタノール(95)にやや溶けやすく、ゴマ油にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- climacteric disturbance, climacteric disturbance disorder
- 同
- 更年期症候群 menopausal syndrome
- 関
- 閉経症候群
原因
- 閉経の2年前からエストロゲンの分泌低下、FSH・LHの分泌亢進
症状
除外すべき疾患
- 甲状腺機能低下症
- 精神疾患:うつ病
- 耳鼻科:メニエール病
検査
2. 自覚的評価法
治療
治療方針
- a. ホルモン補充療法
- b. ホルモン補充療法 + 漢方薬
- c. 漢方薬:
- d. 精神安定薬
- e. 心理療法、カウンセリング、運動療法
1. 薬物療法
- 卵胞ホルモン:結合型エストロゲン、17βエストラジオール(17β-E2)、エストリオール(E3)(萎縮性膣炎)
- 黄体ホルモン:酢酸メドロキシプロゲステロン(MPA)
- 絶対禁忌:エスロトゲン依存性悪性腫瘍(糸球体癌、乳癌)またその疑いのあるもの、重症肝機能障害、血栓疾患
- 相対禁忌:エスロトゲン依存性良性腫瘍(子宮筋腫、子宮内膜症、良性乳腺疾患)、下垂体腫瘍、高血圧、糖尿病、不正性器出血
2. 心理療法 カウンセリング
処方
-
- 抗鬱症状に自律神経失調症状を伴う場合:SSRI, SNRI
予後
国試
[★]
- 英
- estrogen replacement therapy
- 関
- ホルモン補充療法、閉経後ホルモン補充療法、エストロゲン補充、エストロゲン
エストロゲン製剤
禁忌
- プレマリン錠0.625mg
- (次の患者には投与しないこと)
- 1. エストロゲン依存性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 2. 乳癌の既往歴のある患者
- 3. 血栓性静脈炎や肺塞栓症のある患者、又はその既往歴のある患者[エストロゲンは凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進するとの報告がある。]
- 4. 動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者[「使用上の注意 その他の注意」の項参照]
- 5. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 6. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[「使用上の注意 妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
- 7. 重篤な肝障害のある患者[代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある。]
- 8. 診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
参考
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2479004F1033_3_01/2479004F1033_3_01?view=body
- http://www.jsog.or.jp/PDF/56/5607-158.pdf
[★]
- 英
- estriol, E3, ET
- ラ
- oestriolum
- 商
- エストリール、ホーリン、メリストラーク
- 関
- 生殖器官用剤
概念
- 女性で産生されるホルモン
- 子宮内膜に対する作用はほとんど無く、主に腟上皮や頚管に作用することから、膣炎、子宮頚管炎、および子宮膣部びらんの治療に用いられる。(参考1 QB.Q-229)
妊娠中の検査としての意義
- NGY.111
- 最近は胎児胎盤機能検査としては使われなくなっている(代わりにNST,BPS,超音波ドプラ、CSTを使用)
- 胎児内分泌機能、胎盤機能、母体-胎盤-胎児血液循環能
尿中エストリオール
。妊娠末期に向かって増加していくが、低値で胎児・胎盤系の機能不全が示唆される。 → 潜在性胎児仮死
- 解釈:(妊娠末期)正常:40mg/day, 注意:≦20mg/day, 危険≦10mg/day
- ex. 082A044
高値
低値
- 胞状奇胎、無脳児妊娠、子宮内胎児死亡、胎児赤芽球症、子宮内胎児発育遅延、胎児胎盤機能不全、胎盤サルファターゼ欠損症、胎盤アロマターゼ欠損症、重症妊娠高血圧症候群
産生
適応
- ホーリンV腟用錠1mg
腟炎(老人,小児及び非特異性),子宮頸管炎並びに子宮腟部びらん
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2529701H2046_1_04/2529701H2046_1_04
[★]
[★]
- 英
- id
- 独
- Es
- 同
- イド
- 関
- リビドー
- フリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック(Georg・Groddeck)の『エスとの対話』("Gesellschaft")などで使われた用語で、彼と交流があったジークムント・フロイトが採用した精神分析学用語ともなった。(なお、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、エスはイド(ラテン語)と訳されアメリカ系の精神分析学で流布された。)自我参照。(wikipedia jaより)
参考
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類