- 英
- latent fetal distress
- 関
- 胎児仮死、コントラクションストレステスト
概念
- 明らかな胎児仮死徴候は認めないが、放置するといずれ胎児仮死に移行する状態 (QB.P-309)
所見
- 高度徐脈 <110bpm
- 高度頻脈 >160bpm
UpToDate Contents
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- 1. 分娩時胎児心拍数のモニタリング:概要intrapartum fetal heart rate monitoring overview [show details]
…associated with fewer emergency cesarean births overall and fewer emergency cesarean births for fetal distress. However, no method of intrapartum fetal monitoring increased or decreased the overall cesarean …
- 2. 胎盤早期剥離:病態生理、臨床的特徴、診断、転帰placental abruption pathophysiology clinical features diagnosis and consequences [show details]
… and subclinical hypothyroidism as biomarkers of future placental abruption .…abdominal pain, often accompanied by uterine tachysystole, uterine tenderness, and a nonreassuring fetal heart rate pattern. Abruption is a significant cause of both maternal morbidity and neonatal morbidity …
- 3. 子癇前症:管理および予後preeclampsia management and prognosis [show details]
…several months postpartum . Although patients who went on to develop kidney disease may have had subclinical renal disease during pregnancy, it is also possible that as yet undefined risk factors predisposed …
- 4. 子宮内圧カテーテルの使用use of intrauterine pressure catheters [show details]
…sensor-tipped catheter (12.5 versus 2.4 percent) but no difference in the frequency of abruption or fetal distress . The fluid-filled IUPC was the first commercially available IUPC and is still available in …
- 5. 妊婦におけるアナフィラキシーanaphylaxis in pregnant women [show details]
…and bronchodilator than epinephrine, and its administration has been associated with increased fetal distress and acidosis when compared with other vasopressors . Additionally, intravenous formulations of …
Japanese Journal
- 潜在性胎児仮死を疑われた1例Cardiotocogram (CTG)所見の解釈を中心として
- 太田 順子,稲葉 憲之,掛田 充克,小堀 恒雄,高見沢 裕吉
- 千葉医学雑誌 = Chiba medical journal 65(2), 111-116, 1989
- NAID 110006181985
- 潜在性胎児仮死とAntepartum FHR Monitoring
- 高橋 良樹,吉光 一,橋本 喜久子,岸田 憲二,津田 公子,田中 陸男,橘 洋一,池田 良,黄 宗聖,西沢 啓,高倉 賢二,浮田 昌彦,仲田 永造,亀山 順治
- 産婦人科の進歩 35(5), 495-509, 1983
- sevcre latent fetaldistress(LFD)の10例, mild LFDの2例を検討し, 以下の結論をえた. (1)LFDの胎児管理には尿中E<sub>3</sub>測定よりもNST, CST/OCTの方が有用である, (2)NsTではdecelerationの出現に早期診断の価値がある, (3)CST/OCTは児娩出時期の決定に必要である, (4)CS …
- NAID 130004187875
- 周産期に行われる母児のベッドサイド検査:--当科のPerinatal Laboratoryについて--
- 古谷 博 [他],橋本 武次,深間内 一孝,渕脇 泰介
- 順天堂医学 27(2), 183-192, 1981
- … 如き検査が行えるようになり, その臨床的意義を以下に述べる.1) 妊娠末期の胎児の健康状態を知るnon-stress test.2) 胎児仮死を見つけるために分娩監視装置を用いる継続的胎児監視.3), 妊娠末期と分娩中に潜在性胎児仮死を見つけるための羊水鏡検査.4) 胎児予備能の大きさを知るための胎盤機能検査.5) 新生児のための諸検査.血液ガスと電解質の不均衡, 黄疸・低血糖・感染・染色体異常・先天性代謝異常など.6) …
- NAID 130004716058
Related Links
- 世界大百科事典 第2版 - 潜在性胎児仮死の用語解説 - 胎動と胎児心拍数を連続記録したものをチェックし,胎動に伴う一過性頻脈のないものを要注意と診断する。必要に応じて子宮収縮剤,乳頭マッサージにより子宮収縮を誘発させ
- そのまま出生すると、引き続き重症の新生児仮死となり、微小脳障害および脳性(のうせい)まひ(「 脳性まひ 」)にいたります。. さらに重症度が高い場合は、子宮内胎児死亡や新生児死亡に直結します。. 通常、胎児仮死は潜在性胎児仮死(せんざいせいたいじかし)と顕性胎児仮死(けんせいたいじかし)に分けられますが、いずれも十分な管理と迅速な対応が ...
- どんな病気か. 胎児仮死は、胎児の環境が悪化して低酸素とアシドーシスの状態になり、胎児が苦しくなった状態とされていましたが、1997年版『日本産科婦人科学会用語集』では胎児仮死を「胎児ジストレス(fetal distress)」と呼び方を変え、次のように定義しました。. 「胎児が子宮内において、呼吸ならびに循環機能が障害された状態をいう。. 妊娠中・分娩中の ...
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- estriol, E3, ET
- ラ
- oestriolum
- 商
- エストリール、ホーリン、メリストラーク
- 関
- 生殖器官用剤
概念
- 女性で産生されるホルモン
- 子宮内膜に対する作用はほとんど無く、主に腟上皮や頚管に作用することから、膣炎、子宮頚管炎、および子宮膣部びらんの治療に用いられる。(参考1 QB.Q-229)
妊娠中の検査としての意義
- NGY.111
- 最近は胎児胎盤機能検査としては使われなくなっている(代わりにNST,BPS,超音波ドプラ、CSTを使用)
- 胎児内分泌機能、胎盤機能、母体-胎盤-胎児血液循環能
尿中エストリオール
。妊娠末期に向かって増加していくが、低値で胎児・胎盤系の機能不全が示唆される。 → 潜在性胎児仮死
- 解釈:(妊娠末期)正常:40mg/day, 注意:≦20mg/day, 危険≦10mg/day
- ex. 082A044
高値
低値
- 胞状奇胎、無脳児妊娠、子宮内胎児死亡、胎児赤芽球症、子宮内胎児発育遅延、胎児胎盤機能不全、胎盤サルファターゼ欠損症、胎盤アロマターゼ欠損症、重症妊娠高血圧症候群
産生
適応
- ホーリンV腟用錠1mg
腟炎(老人,小児及び非特異性),子宮頸管炎並びに子宮腟部びらん
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2529701H2046_1_04/2529701H2046_1_04
[★]
- 関
- 潜在性胎児仮死
- NGY.495
- 脳障害につながるアシドーシスが起こる可能性のある所見: → これが「non-reassuring fetal status」
- G10M.254
- non-reassuring fetal status(安心できない胎児の状態)は胎児機能不全という日本語訳が割り当てられている。
- 定義:妊娠中あるいは分娩中に胎児の状態を評価する臨床検査において"正常でない所見"が存在し、胎児の健康に問題がある、あるいは将来問題が生じるかもしれないと判断された場合。
[★]
- 英
- fetus
- 関
- 胎児の発生
成長
- およそのめやすね。正確ではない。(SPE.68)
- 25週: 750g
- 30週:1500g
- 35週:2000g ←だいたい2200gだけど
- 40週:3000g
- 25週から5週間で2倍、30週から10週で2倍
循環器
- 胎児心拍動は妊娠6週で認められ、妊娠7週目では100%確認できる。(G10M.6 QB.P-209)
感覚系
- 妊娠10週ごろから刺激に反応して口、指、趾、目を動かす。(NGY.285)
聴覚
- 妊娠中期には聴覚が発達。(NGY.285)
- 妊娠28-30週(妊娠後期の始め)には音の刺激により心拍数が増加。(QB.P-190)
胎児の成長
- G10M.6改変
妊娠月数 (月)
|
妊娠週数 (週)
|
胎児のイベント
|
1
|
2
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肺胞期に着床(受精後6日後)
|
2
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5
|
中枢神経系、心臓形成開始
|
6
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肺形成開始
|
7
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胚形成、胎盤形成開始
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3
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9
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胎児心拍最速(170-180bpm)
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10
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躯幹と四肢の運動が超音波で測定可能
|
11
|
外陰の性差が決まる(が超音波では分からない)
|
4
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12
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排尿が超音波で観察可能、胎便形成開始。
|
15
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胎盤完成。呼吸様運動が不規則に観察可能(10週から始まっているが観察は容易ではない)。
|
5
|
16
|
嚥下が超音波で観察可能。 → 胎盤完成以降に羊水量が(急に)増えるが、嚥下が観察可能になるのはこれと関係ある?
|
17
|
外陰の性差が超音波で観察可能
|
18
|
胎動を感ずる(18-20週)
|
6
|
20
|
肺サーファクタント産生開始
|
7
|
26
|
肺の構造完成
|
8
|
28
|
肺サーファクタント増加
|
9
|
34
|
胚が成熟、腎の発生完了
|
国試
[★]
- 英
- latency、latent、initiated、occult、cryptic、subclinical
- 関
- 陰性、神秘的、潜時、潜伏、潜伏感染、潜伏期、不顕性、無症候性、無症状性、隠れた、潜在、潜在型、潜伏感染状態
[★]
- 英
- fetal distress, fetal asphyxia
- ラ
- asphyxia fetalis
- 同
- 胎児ジストレス、切迫仮死、子宮内仮死、フィータルジストレス fetal distress
- 関
- 胎児ジストレス
[★]
- 英
- death
- 同
- 死亡、脳死、心臓死
[★]
- 英
- latent
- 関
- 潜在性、潜伏、不顕性、潜在型