アリルエストレノール
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
パーセリン錠25mg
組成
- パーセリン錠25mg:1錠中にアリルエストレノール25.0mgを含有
添加物
- バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、トコフェロール、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、乳糖水和物を含有
禁忌
- 重篤な肝障害・肝疾患のある患者[肝機能障害の増悪があらわれることがある。]
効能または効果
- 通常、成人にはアリルエストレノールとして1回25mg(1錠)を1日2回経口投与する。
慎重投与
- 心疾患・腎疾患の患者又はその既往歴のある患者[ナトリウム又は体液の貯留があらわれることがある。]
- ポルフィリン症の患者[黄体ホルモンでポルフィリン及びその代謝物の排泄遅延により症状を悪化させることが報告されており、本剤においても症状を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
薬効薬理12)
- アリルエストレノールは前立腺肥大症に対し、前立腺の肥大抑制又は肥大結節の縮小効果が認められており、その作用機序は前立腺において直接アンドロゲンと競合拮抗することによると考えられている。
アンチアンドロゲン作用
外因性アンドロゲンへの拮抗作用
- 幼若去勢ラットにテストステロンを投与した実験で、本剤の投与により、アンドロゲン標的臓器である前立腺及び精のうの発育肥大が抑制されることが認められ、その抑制効果は用量依存的である。
内因性アンドロゲンへの拮抗作用
- 成熟ラットによる実験で、本剤の投与により前立腺及び精のう重量を減少させることが認められている。
作用機序
- 前立腺細胞内に選択的に取込まれ、アンチアンドロゲン作用を示す。
- 血中テストステロンの前立腺細胞内への選択的取込み阻害作用を示す。
- テストステロンから5α-ジヒドロテストステロン(5α-DHT)への還元阻害作用を示す。
- 5α-DHT・サイトソールレセプター複合体形成阻害作用を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- アリルエストレノール(Allylestrenol)
化学名
- 17α-Allyl-17β-hydroxy-estr-4-ene
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。
エタノール(95)、アセトン、クロロホルム又は1,4-ジオキサンに極めて溶けやすく、メタノール又はジエチルエーテルに溶けやすく、水にほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
[★]
- 英
- allylestrenol
- 商
- アランダール、エルモラン、コバレノール、パーセリン、ペリアス、メイエストン
- 関
- 抗アンドロゲン薬、卵胞ホルモン・黄体ホルモン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- serine, Ser, S
- 同
- 2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸 2-amino-3-hydroxypropionic acid
- 関
- アミノ酸
- 極性。無電荷。
- ヒドロキシル基(hydroxyl group)を有する。
- アラニンの側鎖にヒドロキシル基が付いた形をしている。
- 側鎖:
-CH2-OH
- Kinaseの標的となり、リン酸イオンが結合する。
-CH2-O-H2PO3