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- libido
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WordNet
- (psychoanalysis) a Freudian term for sexual urge or desire
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- リビドー(精神分析で人間のすべての行動の基とされる根元的な欲望) / 性欲
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/10/28 21:11:25」(JST)
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この項目では、ラテン語で「(強い)欲望」を意味する言葉について説明しています。
- アダルトゲームブランドについては「LIBIDO」をご覧ください。
- 日本のロックバンドについては「LIBIDO (バンド)」をご覧ください。
- ポルノグラフィティの楽曲については「ロマンチスト・エゴイスト」をご覧ください。
- 銀杏BOYZの楽曲については「DOOR (銀杏BOYZのアルバム)」をご覧ください。
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表・話・編・歴
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リビドー(羅: Libido)とは、日常的には性的欲望または性衝動と同義に用いられる。これはジークムント・フロイトが「性的衝動を発動させる力」とする解釈を当時心理学で使用されていた用語Libidoにあてた[1]ことを継承したものである。一方で、カール・グスタフ・ユングは、すべての本能のエネルギーのことをLibidoとした。
対義語はデストルドーと誤認されることもあるが、これはフロイト晩年の『快楽原則の彼岸』における「タナトス(死の欲動)」(独: Todestrieb)の言い換えであって、正確な対義語ではない。フロイト自身はしばしば性的欲動の対義語として、死の欲動または攻撃欲動という言葉を使っている。ただし、1920年以前においては、リビドーは対象に向けられる欲動を指しており、その正反対の力として自我欲動を想定していたようである。これは「愛と飢え」という、古来からいわれる詩人の言葉によってしばしば表される。
精神分析学ではリビドーを、様々の欲求に変換可能な心的エネルギーであると定義している。リビドーはイド(簡単にいえば無意識)を源泉とする。性にまつわるものだけでなく、より正確には人間の性を非常にバラエティに富んだものへと向ける本質的な力と考えられている。リビドーが自我によって防衛・中和化されることで、例えば男根期の露出癖が名誉欲に変わるなど、社会適応性を獲得する。また支配欲動が自己に向かい厳格な超自我を形成して強い倫理観を獲得することもある。
リビドーは非常に性的な性質を持つとして見られる一方で、全ての人間活動はこれの変形としてフロイトは理解している。特に文化的活動や人間の道徳的防衛はリビドーの変形したもの、もしくはそのリビドーから身を守るために自我が無意識的に防衛したものとして理解されている。芸術や科学の活動も、リビドーが自我によって防衛され変形したものである。
世間一般的には、リビドーという言葉は押さえきれない性的欲求のようなものを指して使われる。特に男性の荒々しい露骨な性的欲求を表現する言葉としてしばしば使われ、また時には男性の性的欲望を軽蔑する意味合いの言葉としても使われる。
注釈
- ^ 岩切, 正介 フロイトとヘルバルト。とくにリントナー編『経験的心理学教本』について Die Beziehung zwischen Freud und Herbart: Lindners Lehrbuch von Psychologie
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- フロイトの二つの倫理 : 社会哲学としてのリビドー理論(人間科学科)
- フロイトのテクストにおける生-政治の介入--「性欲論三篇」におけるヘゲモニー的リビドー体制
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- フリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック(Georg・Groddeck)の『エスとの対話』("Gesellschaft")などで使われた用語で、彼と交流があったジークムント・フロイトが採用した精神分析学用語ともなった。(なお、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、エスはイド(ラテン語)と訳されアメリカ系の精神分析学で流布された。)自我参照。(wikipedia jaより)
参考
[★]
- 英
- increased libido
- 関
- 性欲、性欲減退、性欲亢進
[★]
- 英
- livid
- ラ
- lividus
- 関
- リビド着色