メドロキシプロゲステロン
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Japanese Journal
- 自然気胸で早期発見されたびまん性過誤腫性肺脈管筋腫症の1例
- 季刊地理学 = Quarterly journal of geography 52(4), 295-298, 2000-12-01
- NAID 10004952283
- 腎癌に対したフェンタール(FT207),ヒスロン,クレスチン三者併用療法が著効を示した1例 : 第44回東部連合総会
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ヒスロン錠 5
組成
有効成分
- 1錠中メドロキシプロゲステロン酢酸エステル※5mg
- ※旧一般的名称:酢酸メドロキシプロゲステロン
添加物
- 日局コムギデンプン、日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物、日局ポビドン
禁忌
- 脳梗塞、心筋梗塞、血栓静脈炎等の血栓性疾患又はその既往歴のある患者[血栓症を起こすおそれがある。]
- 重篤な肝障害・肝疾患のある患者[作用が増強されるおそれがある。]
- 診断未確定の性器出血、尿路出血のある患者[病因を見のがすおそれがある。]
- 稽留流産[妊娠維持作用により子宮内で死亡している胎児の排出が困難になるおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 無月経、月経周期異常(稀発月経、多発月経)、月経量異常(過少月経、過多月経)、機能性子宮出血、黄体機能不全による不妊症、切迫流早産、習慣性流早産
- メドロキシプロゲステロン酢酸エステルとして、通常成人1日2.5〜15mgを1〜3回に分割経口投与する。
慎重投与
- 心疾患・腎疾患のある患者又はその既往歴のある患者[ナトリウム又は体液の貯留があらわれることがある。]
- うつ病又はその既往歴のある患者[副腎皮質ホルモン様作用により病態に影響を与えるおそれがある。]
- てんかん又はその既往歴のある患者[副腎皮質ホルモン様作用により病態に影響を与えるおそれがある。]
- 片頭痛、喘息、慢性の肺機能障害又はその既往歴のある患者[病態に影響を及ぼすおそれがある。]
- 糖尿病の患者[糖尿病が悪化することがある。]
- ポルフィリン症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
血栓症
頻度不明
- 本剤成分の高用量製剤で、脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓症、腸間膜血栓症、網膜血栓症、血栓静脈炎等の重篤な血栓症があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、このような症状又はこれらの初期症状があらわれた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
うっ血性心不全
頻度不明
- 本剤成分の高用量製剤で、うっ血性心不全があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
ショック
頻度不明
- ショックがあらわれたとの報告がある。呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等のアナフィラキシー様症状を伴うことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。
乳頭水腫
頻度不明
- 乳頭水腫があらわれたとの報告がある。視力の低下又は消失、眼球突出、複視、片頭痛が急にあらわれた場合には、投与を一時中止し、眼科的検査を行うこと。その結果、乳頭水腫であると診断された場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬効薬理4)〜6)
- 強い黄体ホルモン作用を示し、その効力はプロゲステロンの20〜50倍に相当する。(幼若家兎McPhailテスト)
- 妊娠維持作用に優れ、その効力はプロゲステロンの25倍に相当する。(卵巣切除妊娠ラット)
- なお、エストロゲン作用はほとんどなく、抗エストロゲン作用はプロゲステロンの約100倍、アンドロゲン作用はプロゲステロンとほぼ同程度の活性があると報告されている。(ラット)
有効成分に関する理化学的知見
性状
溶解性
- クロロホルムに溶けやすく、アセトン又は1,4-ジオキサンにやや溶けやすくアセトニトリル又はn-塩化ブチルにやや溶けにくく、メタノール、エタノール(99.5)又はジエチルエーテルに溶けにくく、水又はヘキサンにほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
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- 英
- medroxyprogesterone
- 化
- 酢酸メドロキシプロゲステロン medroxyprogesterone acetate MPA、medroxyprogesterone 17-acetate、メドロキシプロゲステロン酢酸エステル
- 商
- ヒスロン、プロベラ、ヒスロンH、Provera, Depo-Provera, DMPA, Provera
適応
- 黄体ホルモン療法は,類内膜腺癌G1あるいはプロゲステロン受容体陽性の進行・再発症例に用いられる(グレードB)。(参考1)
参考
- http://www.jsgo.gr.jp/guideline/taigan.html
[★]
- 関
- 卵胞ホルモン・黄体ホルモン