エストリオール
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- P-122 N-ニトロソモルホリンを用いた反復投与による肝臓小核試験法の有用性の検討 : MMS共同研究の個別報告(VII.遺伝毒性試験法(II),ポスターセッション)
- モンゴル国と内モンゴルにおけるゲルキャンプ開発と景観保全の調和
- 中国の生産建設兵団と内モンゴルにおける資源開発 : 内モンゴル新興都市ホーリンゴル市の建設過程を通して
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
ホーリン筋注用10mg
組成
成分・含量
添加物
- 1管1mL中 メチルセルロース 5mg,ポリソルベート20 4mg,パラオキシ安息香酸エチル 0.5mg,pH調節剤,等張化剤
禁忌
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば,乳癌,子宮内膜癌)及びその疑いのある患者
[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある.]
[血液凝固能の亢進により,これらの症状が増悪することがある.]
効能または効果
- エストリオールとして,通常1日5〜20mg(1/2〜2管)を筋肉内注射する.
なお,年齢,症状により適宜増減する.
慎重投与
[代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため,症状が増悪するおそれがある.]
[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合があるため.]
[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある.]
[症状が増悪するおそれがある.]
[乳癌が再発するおそれがある.]
- 乳癌家族素因が強い患者,乳房結節のある患者,乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者
[症状が増悪するおそれがある.]
[ナトリウムや体液の貯留により,これらの症状が増悪するおそれがある.]
[体液の貯留により,症状が増悪するおそれがある.]
[耐糖能が低下することがあるので,十分コントロールを行いながら投与すること.]
[骨端の早期閉鎖を来すおそれがある.]
重大な副作用
血栓症(頻度不明)
- 卵胞ホルモン剤の長期連用により,血栓症が起こることが報告されているので,異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと.
薬効薬理
- 子宮頸部・腟部を軟化させるが,子宮肥大作用は弱い.(ラット12),モルモット13)〜15),家兎13),ヒト16)〜19))
- 腟粘膜上皮の肥厚・増殖,血管形成を促す.(マウス20),ラット12),ヒト16),21)〜23))
- 子宮頸部のアミノ態窒素及びリンの取込みを増加させる.(モルモット15))
- 脳下垂体性ゴナドトロピンの分泌を抑制する.(ラット24),25),ヒト26))
有効成分に関する理化学的知見
分子量
融 点
性 状
メタノールにやや溶けにくく,エタノール(95)又は1,4-ジオキサンに溶けにくく,水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない.
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- estrogen replacement therapy
- 関
- ホルモン補充療法、閉経後ホルモン補充療法、エストロゲン補充、エストロゲン
エストロゲン製剤
禁忌
- プレマリン錠0.625mg
- (次の患者には投与しないこと)
- 1. エストロゲン依存性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 2. 乳癌の既往歴のある患者
- 3. 血栓性静脈炎や肺塞栓症のある患者、又はその既往歴のある患者[エストロゲンは凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進するとの報告がある。]
- 4. 動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者[「使用上の注意 その他の注意」の項参照]
- 5. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 6. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[「使用上の注意 妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
- 7. 重篤な肝障害のある患者[代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある。]
- 8. 診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
参考
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2479004F1033_3_01/2479004F1033_3_01?view=body
- http://www.jsog.or.jp/PDF/56/5607-158.pdf
[★]
- 英
- estriol, E3, ET
- ラ
- oestriolum
- 商
- エストリール、ホーリン、メリストラーク
- 関
- 生殖器官用剤
概念
- 女性で産生されるホルモン
- 子宮内膜に対する作用はほとんど無く、主に腟上皮や頚管に作用することから、膣炎、子宮頚管炎、および子宮膣部びらんの治療に用いられる。(参考1 QB.Q-229)
妊娠中の検査としての意義
- NGY.111
- 最近は胎児胎盤機能検査としては使われなくなっている(代わりにNST,BPS,超音波ドプラ、CSTを使用)
- 胎児内分泌機能、胎盤機能、母体-胎盤-胎児血液循環能
尿中エストリオール
。妊娠末期に向かって増加していくが、低値で胎児・胎盤系の機能不全が示唆される。 → 潜在性胎児仮死
- 解釈:(妊娠末期)正常:40mg/day, 注意:≦20mg/day, 危険≦10mg/day
- ex. 082A044
高値
低値
- 胞状奇胎、無脳児妊娠、子宮内胎児死亡、胎児赤芽球症、子宮内胎児発育遅延、胎児胎盤機能不全、胎盤サルファターゼ欠損症、胎盤アロマターゼ欠損症、重症妊娠高血圧症候群
産生
適応
- ホーリンV腟用錠1mg
腟炎(老人,小児及び非特異性),子宮頸管炎並びに子宮腟部びらん
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2529701H2046_1_04/2529701H2046_1_04
[★]
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3