- (1) accelerationの出現 一過性頻脈
- (2) NST nonreactive
- (3) late decelerationの出現 遅発一過性徐脈
- (4) 胎児末梢血のpH7.10
- (5) 母体尿中estriol値10mg/day
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- estriol, E3, ET
- ラ
- oestriolum
- 商
- エストリール、ホーリン、メリストラーク
- 関
- 生殖器官用剤
概念
- 女性で産生されるホルモン
- 子宮内膜に対する作用はほとんど無く、主に腟上皮や頚管に作用することから、膣炎、子宮頚管炎、および子宮膣部びらんの治療に用いられる。(参考1 QB.Q-229)
妊娠中の検査としての意義
- NGY.111
- 最近は胎児胎盤機能検査としては使われなくなっている(代わりにNST,BPS,超音波ドプラ、CSTを使用)
- 胎児内分泌機能、胎盤機能、母体-胎盤-胎児血液循環能
尿中エストリオール
。妊娠末期に向かって増加していくが、低値で胎児・胎盤系の機能不全が示唆される。 → 潜在性胎児仮死
- 解釈:(妊娠末期)正常:40mg/day, 注意:≦20mg/day, 危険≦10mg/day
- ex. 082A044
高値
低値
- 胞状奇胎、無脳児妊娠、子宮内胎児死亡、胎児赤芽球症、子宮内胎児発育遅延、胎児胎盤機能不全、胎盤サルファターゼ欠損症、胎盤アロマターゼ欠損症、重症妊娠高血圧症候群
産生
適応
- ホーリンV腟用錠1mg
腟炎(老人,小児及び非特異性),子宮頸管炎並びに子宮腟部びらん
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2529701H2046_1_04/2529701H2046_1_04
[★]
- 英
- forced delivery
定義
方法
方法の選択
- 経膣分娩中で子宮口全開大で児頭が陥入してきていれば、吸引分娩が選択される。
- それ以外の状況で経膣分娩と比べて、帝王切開の法が児の娩出が急速に行える状況であれば、帝王切開が選択される。
適応
- ZalarとQuilligan(1979)らの提唱する分娩管理方法:(1)non-reassuring fetal heart rate patternが見られた場合に、fetal scalp book samplingを行う。(2-a)pH≧7.25:分娩経過の観察。(2-b)pH7.20-7.25:30分以内に再検。(2-c)pH<7.2:直ちに再検。pH低下が確定すれば急速遂娩とする。(NGY.495)
国試