オキサトミド
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ メクテクト錠30mg
組成
組 成
- メクテクト錠30mgは1錠中オキサトミド30mgおよび添加物としてトウモロコシデンプン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖水和物、ポビドン、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウムを含有する。
禁忌
(2)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
効能または効果
- アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症、湿疹・皮膚炎、痒疹
- 通常、成人には1回オキサトミドとして30mg(1錠)を朝及び就寝前の1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
1)肝障害又はその既往歴のある患者
2)幼児
重大な副作用
1.肝炎、肝機能障害、黄疸(頻度不明):
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ‐GTP、ビリルビン、Al-P、LDHの著しい上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸(初期症状:全身倦怠感、食欲不振、発熱、嘔気・嘔吐等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
2.ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、呼吸困難、全身紅潮、咽頭・喉頭浮腫等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3.皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell 症候群)(頻度不明):
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell 症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
4.血小板減少(頻度不明):
- 血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- オキサトミドはアレルギー反応に関与する細胞の細胞内カルシウム濃度の上昇を抑制し、ケミカルメディエーターの遊離を減少させる。また、ヒスタミンやロイコトリエン等の作用にも拮抗し、特にロイコトリエンに対してはリポキシゲナーゼを阻害することによって、その合成も抑制する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 1-[3-[4-(Diphenylmethyl)-1-piperazinyl]propyl]-2-benzimidazol-2(3H )-one
分子式
分子量
融点
性状
- オキサトミドは、白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。
本品は、酢酸(100)又はクロロホルムに溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- oxatomide
- 商
- アデコック、アトピクト、アレトン、イワトミド、オキサトーワ、オキサトミド、オキロット、ガーランド、スパクリット、セキタール、セルテクト、セルトミド、セルマレン、デルトーマ、トーラスタン、ヒシレタン、ペペシン、メクテクト
作用機序
薬理作用
動態
適応
注意
禁忌
副作用
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4490005F1476_1_03/4490005F1476_1_03?view=body